早乙女わかば
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さおとめ わかば 早乙女 わかば | |
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生年月日 | 1989年5月30日(34歳) |
出身地 |
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身長 | 162cm |
血液型 | A型 |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2008年 - |
活動内容 |
2008年:宝塚歌劇団入団、星組配属 2014年:月組へ異動 2018年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
配偶者 | 既婚 |
事務所 | ノースプロダクション |
公式サイト | 早乙女わかば 公式プロフィール |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『第二章』 『1789-バスティーユの恋人たち-』 『グランドホテル』 『神家の七人』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
早乙女 わかば(さおとめ わかば、1989年[1]5月30日[2] - )は、日本の女優[3]。元宝塚歌劇団月組・星組の娘役スター[4][3]。
兵庫県神戸市[1]、県立宝塚北高等学校出身[2]。身長162cm[2]。血液型A型[5]。愛称は「わかば」[6]。
所属事務所はノースプロダクション[1]。
来歴[編集]
2008年、宝塚歌劇団に94期生として入団[1][3]。月組公演「ME AND MY GIRL」で初舞台[1][6]。その後、星組に配属[1][4]。
目を引く美貌で早くから注目を集め、2010年の「ハプスブルクの宝剣」で新人公演初ヒロイン[7][4][1]。入団2年目での抜擢となった[1][6]。その後も4度に渡って新人公演ヒロインを務める[6]。
2011年の「ランスロット」でバウホール公演初ヒロイン[6][2]。
2012年の「ジャン・ルイ・ファージョン」(バウホール・日本青年館公演)で、東上公演初ヒロイン[1][6]。マリー・アントワネットを演じる[1][6]。
2014年5月18日付で月組へと組替え[1][6]。同年の「THE KINGDOM」(日本青年館・ドラマシティ公演)で、海乃美月と東上公演ダブルヒロイン[6]。
2015年の「Bandito」(バウホール・日本青年館公演)で、2度目の東上公演単独ヒロイン[6]。続く日本初演となる「1789」で、トップスター・龍真咲の相手役に、海乃美月とダブルキャストで抜擢[6]。
2018年5月6日、「カンパニー/BADDY」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[4]。
退団後はノースプロダクション所属となり、芸能活動を再開[1][3]。
2021年に自身のSNSで結婚したことを報告[3]。
人物[編集]
幼い頃から人前に出て歌ったり踊ったりすることが好きで、祖母の勧めでミュージカルを習っていた[5]。
宝塚初観劇は、小学生の時に母に連れられて観た轟悠主演の雪組公演「春櫻賦/LET'S JAZZ」[6]。2階席でオケボックスまで見えたことを鮮明に覚えている[6]。数年後、家でパソコンが使えるようになると、自分で宝塚歌劇について調べ、自らの意思で宝塚コドモアテネに通うようになる[6]。
芸名の由来は、地元・神戸を舞台にしたNHK朝の連続テレビ小説「わかば」から[2]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台[編集]
初舞台[編集]
- 2008年3 - 5月、月組『ME AND MY GIRL』(宝塚大劇場のみ)[1]
星組時代[編集]
- 2008年6 - 10月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』
- 2008年11月、『ブエノスアイレスの風』(日本青年館・バウホール) - ウェイトレス
- 2009年2 - 4月、『My dear New Orleans(マイ ディア ニュー オリンズ)』 - 新人公演:少女時代のルイーズ(本役:稀鳥まりや)/ポリーン(本役:音波みのり)『ア ビヤント』
- 2009年6 - 9月、『太王四神記 Ver.II』 - 新人公演:スリョン(本役:夢妃杏瑠)
- 2009年10 - 11月、『コインブラ物語』(ドラマシティ・日本青年館)
- 2010年1 - 3月、『ハプスブルクの宝剣』 - 新人公演:アーデルハイト/マリア・テレジア(本役:夢咲ねね)『BOLERO』 新人公演初ヒロイン[7][1][6][2][4]
- 2010年4 - 5月、『激情』 - コンチータ『BOLERO』(全国ツアー)
- 2010年7 - 8月、『ロミオとジュリエット』(梅田芸術劇場・博多座)
- 2010年10 - 12月、『宝塚花の踊り絵巻』『愛と青春の旅だち』 - 新人公演:リネット(本役:白華れみ)
- 2011年2月、『愛するには短すぎる』 - ドリー・マコーミック/ナンシー・ブラウン『ル・ポァゾン 愛の媚薬II』(中日劇場)
- 2011年4 - 7月、『ノバ・ボサ・ノバ』 - 新人公演:エストレーラ(本役:夢咲ねね)『めぐり会いは再び』 - コレット 新人公演ヒロイン[8][2]
- 2011年8 - 9月、『ランスロット』(バウホール) - グウィネビア バウ初ヒロイン[6][2][2][4]
- 2011年11 - 2012年2月、『オーシャンズ11』 - 5年前のテス、新人公演:ポーラ(本役:音波みのり)
- 2012年3 - 4月、柚希礼音スペシャル・ライブ『REON!!』(ドラマシティ・日本青年館)[2]
- 2012年5 - 8月、『ダンサ セレナータ』 - リタ、新人公演:モニカ(本役:夢咲ねね)『Celebrity』 新人公演ヒロイン[8][2]
- 2012年9月、『ジャン・ルイ・ファージョン-王妃の調香師-』(バウホール・日本青年館) - マリー・アントワネット 東上初ヒロイン[1]
- 2012年11 - 2013年2月、『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『めぐり会いは再び 2nd〜Star Bride〜』 - コレット『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』 - ヴァルゴファムA/プティットアミ、新人公演:マドモワゼルエトワール/ヴァルゴファムS(歌手)/アドレファム(本役:夢咲ねね) 新人公演ヒロイン
- 2013年3 - 4月、『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『怪盗楚留香(そりゅうこう)外伝-花盗人(はなぬすびと)-』 - 宋甜児『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』(中日劇場・台北国家戯劇院)[1]
- 2013年5 - 8月、『ロミオとジュリエット』
- 2013年10月、専科『第二章』(バウホール) - フェイ・メドウィック[6]
- 2014年1 - 3月、『眠らない男・ナポレオン-愛と栄光の涯(はて)に-』 - カロリーヌ、新人公演:オルタンス(本役:音波みのり)
- 2014年5月、専科『第二章』(日本青年館) - フェイ・メドウィック[1]
月組時代[編集]
- 2014年7 - 8月、『THE KINGDOM』(日本青年館・ドラマシティ) - サーシャ 東上Wヒロイン[6]
- 2014年9 - 12月、『PUCK(パック)』 - トレイシー、新人公演:ヘレン(本役:沙央くらま)『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』[6][4]
- 2015年1 - 2月、『Bandito(バンディート)-義賊 サルヴァトーレ・ジュリアーノ-』(バウホール・日本青年館) - アマーリア・ディ・ヴァッレルンガ 東上ヒロイン[6]
- 2015年4 - 7月、『1789-バスティーユの恋人たち-』 - オランプ・デュ・ピュジェ[注釈 1][1][6]
- 2015年9月、『DRAGON NIGHT!!』(ドラマシティ・文京シビックホール)
- 2015年11 - 2016年2月、『舞音-MANON-』 - カロリーヌ・ド・ルロワ『GOLDEN JAZZ』
- 2016年3 - 4月、『激情』 - ミカエラ『Apasionado(アパショナード)!!III』(全国ツアー)
- 2016年6 - 9月、『NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢-』 - ねね『Forever LOVE!!』
- 2016年10 - 11月、『アーサー王伝説』(文京シビックホール・ドラマシティ) - レイア
- 2017年1 - 3月、『グランドホテル』 - フリーダ・フラム(フラムシェン)[注釈 1]/婦人[注釈 1]『カルーセル輪舞曲(ロンド)』[1]
- 2017年5月、『長崎しぐれ坂』 - 芳蓮『カルーセル輪舞曲(ロンド)』(博多座)
- 2017年7 - 10月、『All for One』 - マリー・ルイーズ
- 2017年11月、専科『神家(こうや)の七人(しちにん)』(バウホール) - ロビン・ホワイト/DJ
- 2018年2 - 5月、『カンパニー-努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』 - 有明紗良『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』 - 王女 退団公演[4]
出演イベント[編集]
- 2011年12月、タカラヅカスペシャル2011『明日に架ける夢』
- 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』
- 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
- 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
- 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
- 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
宝塚歌劇団退団後の主な活動[編集]
舞台[編集]
- 2021年7月、『艶姿純情BOY』(中目黒BEST TV) - 茜屋純[9]
- 2021年7月、『信長の野望・大志〜最終章〜群雄割拠 関ヶ原』(かめありリリオホール) - 茶々[10]
- 2022年9月、朗読劇『-The Super Reading Show- 紅茶王子』(日本青年館) - 染谷雪子[11]
TV出演[編集]
- 2017年3月、フジテレビ『2017 FNSうたの春まつり』[12]
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 早乙女わかば 公式プロフィール ノースプロダクション。
- ^ a b c d e f g h i j k “わかば薫る季節 風のように舞う/早乙女わかば”. プレシャス!宝塚. 2012年5月31日閲覧。
- ^ a b c d e f 元宝塚・早乙女わかばが結婚 29日に入籍「人生を共に歩む方と一緒に進んで参りたい」 ENCOUNT。
- ^ a b c d e f g h Memories of 早乙女わかば タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b 『NEW GENERATION III』 阪急コミュニケーションズ、2013年、56頁。ISBN 978-4-484-13514-4。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 仏革命が舞台のフレンチ・ロック・ミュージカル。革命家と運命的に出会う王太子養育係を役替りで 月組 早乙女わかば/フェアリーインタビュー ウィズたからづか。
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 318.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 319.
- ^ 【公式】艶姿純情BOY (歌と朗読) [@ADESUGATA_J_BOY] (2021年5月21日). "GTO藤沢とおる原作 歌と朗読『艶姿純情BOY』7月公演(純チーム)キャスト紹介!" (ツイート). Twitterより2022年4月30日閲覧。
- ^ 鶏冠井孝介ら出演、舞台「信長の野望・大志」最終章の延期公演が7月に ステージナタリー。
- ^ “「紅茶王子」声優×宝塚OGで朗読劇化!アッサムは小野大輔、アールグレイは七海ひろき”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年6月24日). 2022年6月25日閲覧。
- ^ 珠城りょう&愛希れいから、宝塚歌劇月組「FNSうたの春まつり」に登場 ステージナタリー。
注釈[編集]
参考文献[編集]
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。