大山誠一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
大山 誠一郎おおやま せいいちろう
誕生 1971年
埼玉県蕨市
職業 小説家翻訳家
国籍 日本の旗 日本
活動期間 2000年 -
ジャンル 推理小説
代表作 『密室蒐集家』
主な受賞歴 本格ミステリ大賞(2013年)
デビュー作 「彼女がペイシェンスを殺すはずがない」
Portal.svg ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

大山 誠一郎(おおやま せいいちろう、1971年 -)は、日本推理作家翻訳家埼玉県蕨市生まれ。少年時代を広島県福山市で過ごす。京都大学在学中は推理小説研究会に所属[1]本格ミステリ作家クラブ会員[2]

経歴[編集]

2002年、電子書籍販売サイト「e-NOVELS」に犯人当てミステリ「彼女がペイシェンスを殺すはずがない」を発表し注目される。2004年、『アルファベット・パズラーズ』で本格的に小説家デビュー[1]。同作は『本格ミステリ・ベスト10』2005年版で第8位にランクインする。

2011年に発表された「新世紀本格短編オールベスト・ランキング」では、「彼女がペイシェンスを殺すはずがない」が第8位に、「佳也子の屋根に雪ふりつむ」が第15位にランクインしている。

2012年、『密室蒐集家』が『本格ミステリ・ベスト10』2013年版で第2位となる。2013年、同作で第13回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞[3]

2018年、『アリバイ崩し承ります』が『本格ミステリ・ベスト10』2019年版で第1位となる。

作品リスト[編集]

訳書[編集]

小説[編集]

  • アルファベット・パズラーズ(2004年10月 東京創元社 ミステリ・フロンティア / 2013年6月 創元推理文庫
    • 収録作品:Pの妄想 / Fの告発 / Cの遺言(文庫版のみ収録) / Yの誘拐
  • 仮面幻双曲(2006年6月 小学館
  • 密室蒐集家(2012年10月 原書房 ミステリー・リーグ / 2015年11月 文春文庫
    • 収録作品:柳の園 / 少年と少女の密室 / 死者はなぜ落ちる / 理由ありの密室 / 佳也子の屋根に雪ふりつむ
  • 赤い博物館(2015年9月 文藝春秋 / 2018年9月 文春文庫)
    • 収録作品:パンの身代金 / 復讐日記 / 死が共犯者を別つまで / 炎 / 死に至る問い
  • アリバイ崩し承ります(2018年9月 実業之日本社 / 2019年11月 実業之日本社文庫
    • 収録作品:時計屋探偵とストーカーのアリバイ / 時計屋探偵と凶器のアリバイ / 時計屋探偵と死者のアリバイ / 時計屋探偵と失われたアリバイ / 時計屋探偵とお祖父さんのアリバイ / 時計屋探偵と山荘のアリバイ / 時計屋探偵とダウンロードのアリバイ
  • ワトソン力(2020年9月 光文社
    • 収録作品:プロローグ / 赤い十字架 / 暗黒室の殺人 / 求婚者と毒殺者 / インタールードI / 雪の日の魔術 / インタールードII / 雲の上の死 / 探偵台本 / 不運な犯人 / エピローグ

アンソロジー[編集]

「」内が大山誠一郎の作品

  • 新・本格推理03 りら荘の相続人(2003年3月 光文社文庫)「聖ディオニシウスのパズル」
  • 本格ミステリ03 2003年本格短編ベスト・セレクション(2003年6月 講談社ノベルス)「彼女がペイシェンスを殺すはずがない」
    • 【改題】論理学園事件帳 本格短編ベスト・セレクション(2007年1月 講談社文庫)「彼女がペイシェンスを殺すはずがない」
  • 不可能犯罪コレクション(2009年6月 原書房 ミステリー・リーグ)「佳也子の屋根に雪ふりつむ」
  • 蝦蟇倉市事件〈1〉(2010年1月 東京創元社 ミステリ・フロンティア)「不可能犯罪係自身の事件」
    • 【改題】晴れた日は謎を追って がまくら市事件(2014年12月 創元推理文庫)
  • 本格ミステリ'10 二〇一〇年本格短編ベスト・セレクション(2010年6月 講談社ノベルス)「佳也子の屋根に雪ふりつむ」
    • 【改題】凍れる女神の秘密 本格短編ベスト・セレクション(2014年1月 講談社文庫)
  • 密室晩餐会(2011年6月 原書房 ミステリー・リーグ)「少年と少女の密室」
  • ベスト本格ミステリ2015(2015年6月 講談社ノベルス)「心中ロミオとジュリエット」
    • 【再編集・改題】ベスト本格ミステリ TOP5 短編傑作選001(2018年12月 講談社文庫)
  • 悪意の迷路(2016年11月 光文社 / 2019年5月 光文社文庫)「うれひは青し空よりも」
  • ベスト本格ミステリ2016(2016年6月 講談社ノベルス)「炎」
  • 新鮮 THE どんでん返し(2017年12月 双葉文庫)「事件をめぐる三つの対話」
  • ベスト本格ミステリ2018(2018年6月 講談社ノベルス)「顔のない死体はなぜ顔がないのか」
    • 【再編集・改題】ベスト本格ミステリ TOP5 短編傑作選004(2019年6月 講談社文庫)
  • 本格王2019(2019年7月 講談社文庫)「探偵台本」
  • 沈黙の狂詩曲 最新ベスト・ミステリー(2019年11月 光文社)「事件をめぐる三つの対話」
  • 本格王2020(2020年8月 講談社文庫)「時計屋探偵と多すぎる証人のアリバイ」
  • 超短編! 大どんでん返し(2021年2月 小学館文庫)「硬く冷たく」
  • Story for you(2021年3月 講談社)「石灯籠はなぜ赤い」

単行本未収録短編[編集]

  • <悪役専門俳優>シリーズ
    • 心中ロミオとジュリエット(新潮社小説新潮』2014年2月号)
    • うれひは青し空よりも(新潮社『小説新潮』2015年9月号)
    • 最後の写真(新潮社『小説新潮』2018年9月号)
    • 伯母の暗号(新潮社『小説新潮』2019年2月号)
    • 404号室の壁抜け男(新潮社『小説新潮』2020年2月号)
  • 赤い博物館>シリーズ 第2シーズン
    • 夕暮れの屋上で(文藝春秋『別冊文藝春秋』2016年9月号)
    • 死を十で割る(文藝春秋『別冊文藝春秋』2017年3月号)
    • 記憶の中の誘拐(文藝春秋『別冊文藝春秋』2017年11月号)
    • 孤独な容疑者(文藝春秋『オール讀物』2020年7月号)
  • <数学的遺言>シリーズ
    • 数学的遺言(講談社『メフィスト』2017年 VOL.2)
    • 顔のない死体はなぜ顔がないのか(講談社『メフィスト』2017 VOL.3)
    • 便乗犯はいかにして便乗したのか(講談社『メフィスト』2018 VOL.2)
  • アリバイ崩し承ります2
    • 第1話 時計屋探偵と沈める車のアリバイ(実業之日本社 Webジェイ・ノベル 2019年10月8日)
    • 第2話 時計屋探偵と多すぎる証人のアリバイ(実業之日本社 Webジェイ・ノベル 2019年12月24日)
    • 第3話 時計屋探偵と一族のアリバイ(実業之日本社 Webジェイ・ノベル 2020年6月23日)
  • ワトソン力2
    • 屍人たちへの挽歌(光文社『ジャーロ』No.75 2021 MARCH)
  • その他
    • 硬く冷たく(小学館『STORY BOX』2019年8月号)
    • 石灯籠はなぜ赤い(講談社 tree 連載企画 Story for you 2020年8月8日)

ゲーム[編集]

映像化作品[編集]

テレビドラマ[編集]

日本国外での刊行[編集]

台湾(繁体字)[編集]

  • 密室收藏家(2016年12月 白象文化) - 密室蒐集家
  • 赤色博物館(2017年6月 白象文化) - 赤い博物館
  • 偽證破解家(2020年4月 白象文化) - アリバイ崩し承ります

中国(簡体字)[編集]

  • 密室收藏家(2017年10月 読客文化)- 密室蒐集家
  • 绝对不在场证明(2020年5月 読客文化)- アリバイ崩し承ります
  • 诡计博物馆(2020年6月 読客文化)- 赤い博物館

脚注[編集]

  1. ^ a b 京大ミステリ研の先輩・後輩が語る、学生時代の思い出と創作の裏側(前編)”. 本の話 編集部. 文藝春秋. 2019年11月20日閲覧。
  2. ^ 会員名簿”. 本格ミステリ作家クラブ. 2019年11月20日閲覧。
  3. ^ 本格ミステリ大賞受賞作・候補作一覧 1-19回”. 本格ミステリ大賞. 本格ミステリ作家クラブ. 2019年11月20日閲覧。
  4. ^ “浜辺美波“時計屋さんの看板娘” 1月スタートテレ朝系「アリバイ崩し承ります」に主演”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年11月20日). https://hochi.news/articles/20191119-OHT1T50364.html 2019年11月20日閲覧。 

外部リンク[編集]