国立病院機構静岡医療センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国立病院機構静岡医療センター
病院外観
情報
正式名称 独立行政法人国立病院機構静岡医療センター
英語名称 NHO Shizuoka Medical Center
前身 国立東静病院ほか
標榜診療科 内科、精神科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、リウマチ科、小児科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、皮膚科、泌尿器科、産科、婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、リハビリテーション科、放射線科、歯科、麻酔科
許可病床数 450床
一般病床:450床
機能評価 一般200床以上500床未満:Ver6.0
開設者 独立行政法人国立病院機構
管理者 中野浩(院長)
開設年月日 1967年昭和42年)4月1日
所在地
411-8611
位置 北緯35度6分0秒 東経138度53分23秒 / 北緯35.10000度 東経138.88972度 / 35.10000; 138.88972
二次医療圏 駿東田方
PJ 医療機関
テンプレートを表示

独立行政法人国立病院機構静岡医療センター(どくりつぎょうせいほうじんこくりつびょういんきこうしずおかいりょうセンター)は、静岡県駿東郡清水町にある医療機関

概要[編集]

独立行政法人国立病院機構が運営する病院である。政策医療分野における循環器病の基幹医療施設、がん免疫異常の専門医療施設であるほか、エイズについても担っており、地方循環器病センター、静岡県東部がんセンター、エイズ治療拠点病院である。また静岡医療センター附属静岡看護学校を併設する。

沿革[編集]

国立三島病院と国立沼津病院を統合し、1967年昭和42年)に開設された。その後、2回の病院統合と独立行政法人化を経て現在に至る。

年表[編集]

旧国立三島病院
旧国立沼津病院
  • 1945年(昭和20年)10月1日 - 戸塚海軍病院沼津分院として創設。12月1日、厚生省に移管、国立戸塚病院沼津分院となる。
  • 1946年(昭和21年)10月15日 - 国立沼津病院として独立。
  • 1963年(昭和38年)9月1日 - 国立沼津病院附属高等看護学院設置。
国立伊東温泉病院
  • 1939年(昭和14年)12月2日 - 傷痍軍人伊東温泉療養所として設立[1]
  • 1945年(昭和20年)12月1日 - 厚生省に移管、国立伊東温泉療養所となる[1]
  • 1950年(昭和25年)4月1日 - 療養所から病院に転換、国立伊東温泉病院となる[1]
  • 2001年平成13年)3月1日 - 国立東静病院と統合。跡地を伊東市に移譲し、市立伊東市民病院が開院する。
旧国立熱海病院
国立東静病院
  • 1967年(昭和42年)4月1日 - 国立三島病院と国立沼津病院を統合し、国立東静病院発足。看護学校が国立東静病院附属高等看護専門学院と名称変更。国立三島病院は国立東静病院三島分院となる。
  • 1971年(昭和46年)3月31日 - 三島分院を廃止。
  • 1975年(昭和50年)4月20日 - 看護学校が国立東静病院附属看護学校と名称変更。
  • 1996年(平成8年)4月1日 - 看護学校が国立浜松病院附属看護学校と統合。
  • 2001年(平成13年)3月1日 - 国立東静病院と国立伊東温泉病院を統合、国立東静病院となる。
  • 2002年(平成14年)7月1日 - 国立東静病院と国立熱海病院を統合、国立東静病院となる。
  • 2004年(平成16年)4月1日 - 独立行政法人国立病院機構静岡医療センターとなる。附属看護学校が「独立行政法人国立病院機構静岡医療センター附属静岡看護学校」と名称変更。
  • 2017年(平成29年)10月1日 - 国立病院機構静岡富士病院を統合。

診療科等[編集]

医療機関の指定等[編集]

交通アクセス[編集]

  • JR東海道本線 三島駅より東海バス:静岡医療センター経由沼津駅行(N12,14,15系統)・静岡医療センター循環(N17系統)に乗車、「静岡医療センター」停留所下車。
  • JR東海道本線・御殿場線 沼津駅より東海バス:静岡医療センター経由三島駅行(N12,14,15系統)・潮音寺経由静岡医療センター循環(N16系統)・黒瀬経由静岡医療センター循環(N77系統)に乗車、「静岡医療センター」停留所下車。
  • JR御殿場線 長泉なめり駅より東海バス・伊豆箱根バス長泉町コミュニティバス南北線に乗車、「静岡医療センター」停留所下車。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 伊東市医師会の沿革と現況”. 伊東市医師会. 2015年6月13日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 病院概要・沿革 国際医療福祉大学熱海病院ウェブサイト、平成23年3月12日閲覧
  3. ^ 国際医療福祉大学の国立病院買収が頓挫 『コンフィデンシャル』 2006年10月号
  4. ^ 理事長挨拶 医療法人社団 高邦会 高木病院、2011年3月12日閲覧

外部リンク[編集]