京王れーるランド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
Japanese Map symbol (Museum) w.svg 京王れーるランド
KEIO RAIL-LAND
Keio-rail-land Trains 20130814.jpg
屋外展示場
京王れーるランドの位置(東京都区部および多摩地域内)
京王れーるランド
の位置
施設情報
専門分野 鉄道
管理運営 京王電鉄
開館 2000年3月24日
所在地 191-0042
東京都日野市程久保3-36-39
位置 北緯35度38分57.5秒 東経139度24分16秒 / 北緯35.649306度 東経139.40444度 / 35.649306; 139.40444座標: 北緯35度38分57.5秒 東経139度24分16秒 / 北緯35.649306度 東経139.40444度 / 35.649306; 139.40444
プロジェクト:GLAM

京王れーるランド(けいおうれーるランド)は、東京都日野市にある鉄道保存施設博物館多摩動物公園駅に隣接し、京王電鉄が運営する。

旧施設[編集]

旧施設外観

2000年3月から2013年8月[1]までは多摩動物公園駅の駅舎に併設された展示施設として運営されていた。

この施設は多摩都市モノレール開業に伴う乗客減を補う施策の一つとして京王電鉄社員の手作りで準備され[2]、2000年3月24日に開業した。館内には京王電鉄の電車のNゲージを運転できるジオラマ(レイアウト)や、カーペット敷きのスペースで遊べるプラレールのコーナーが設置され、過去の行先板・駅名板・乗車券等が展示されていた[3]。Nゲージは実際の京王電鉄の車両で使用していた運転台機器を利用したワンハンドル式とツーハンドル式で、来館者が有料で操作でき[3]、一部にはCCDカメラの画像を映すモニタがあった。「京王れーるランド」限定品を中心とした鉄道グッズが販売されたが、通信販売は行われなかった[4]。この施設は入場無料[4]、営業時間 9:30 - 17:30[4]水曜定休(水曜日が祝日の場合は翌日)[4]として運営されたが、2013年8月25日に営業を終了した[1]。その後、2014年10月10日、跡地に「ギフトショップ たまどう」がオープンした[5][6]

新施設[編集]

新施設外観

京王電鉄開業100周年を記念して、家族連れを主な対象とした屋外車両展示場を含む2階建ての施設に改装され[7]、2013年10月10日に開業した[8]。入場料は250円(3歳以上)。たまにマスコットキャラクターの「けい太くん」の着ぐるみが登場することもある。2014年2月22日に来館者が10万人突破した[9]

1階[編集]

  • 6000系クハ6722の先頭部とかつて乗務員教育に使われていたソフトを使用した運転体験シミュレータはかつての保安装置ATSでの運転体験が出来る。150インチの大画面で、難易度は初級・中級・上級の3段階を選べ、全14通りのパターンを楽しめる。体験中は元運転士に運転の仕方などを教えてもらえる。体験する人数に限りがあるので、多いときは抽選となる。なお、このシミュレータはれーるランドで勤務している社員によって監修されている。
  • 京王沿線の街並み、高尾山多摩動物公園などを再現したHOゲージのジオラマ(レイアウト)は、実際の京王電鉄の車両で使用していた運転台機器を利用したワンハンドル式とツーハンドル式で、来館者が運転出来る[注 1]
  • 日産ディーゼルKC-RN210CSN型超低床型小型バスが展示されており、車内では運転席に座ることもでき、降車ボタンが押せる。
  • 小型運転体験シミュレータは、現在走っている車両を現在の保安装置である京王ATCでの運転体験が出来る[注 2]
  • 6000系クハ6772の先頭部で車掌体験があり、ドアの開閉操作、車内放送が体験出来る。
  • 実物の電車部品を用いて電車の仕組みが学べるコーナーがある[注 3]

2階[編集]

  • 鉄道系博物館史上初で、鉄道施設をイメージしたアスれーるチックがある[注 4]。2014年10月10日からは、面積を約1.5倍拡張し、新たな遊具を設置された[5]
  • 鉄道系博物館では日本最大級の面積の中でプラレールを使って、自由に遊べる。2014年10月10日からは、従来の10区画から13区画に広げた[5][10]
  • 「京王電鉄社員からの挑戦状!」としてクイズステーションが学べる。
  • その他、過去の制服など京王にまつわるコレクションギャラリーなどがあり、たまに季節などに応じたコレクションも展示する[11]
  • 休憩場には、温かい食べ物やソフトドリンクを販売する自販機や、初代電車でGO!の筐体がある。

屋外展示場[編集]

踏切を駆け抜ける9000系のミニ電車
  • かつて走っていた5両の京王電鉄の電車[注 5]と外周を走る9000系のミニ電車[12]がある。また、展示車両にヘッドマークを付けることもあり[13][14][15][16][17][18]、2015年1月には、デハ2015の運転台を公開した[19][20]。なお、ミニ電車は正午から約1時間は運休となる[注 6]
  • 運転体験シミュレータ、HOゲージのジオラマの運転、ミニ電車は入場料とは別の料金がかかる[注 7]
  • 新施設での展示に備え、京王資料館などから2013年4月に展示車両[注 5]が搬入された[21]。デハ2410は1998年まで多摩動物公園駅前に展示されていたが、1998年から2013年まで京王資料館に収蔵されており[22][23][24]、新施設開設に伴って多摩動物公園駅前に里帰りされたことになる。ただし、デハ2410は非常に古い車両のため、立ち入りが一部禁止されている。

アネックス[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ ジオラマ上では、京王線・井の頭線の現役車両や引退車両、検測車「DAX」が走行。
  2. ^ 京王線9000系と8000系、井の頭線1000系。
  3. ^ 方向指令器、パンタグラフ、車輪、モーターなど。
  4. ^ ボールプールトランポリン滑り台など。
  5. ^ a b 2010系デハ2015、2400形デハ2410、初代5000系クハ5723、3000系クハ3719、6000系デハ6438。
  6. ^ メンテナンス昼休みのためである。また、雨天の場合も同様。
  7. ^ 運転体験シミュレータは1回300円、HOゲージのジオラマ運転は1回5分100円、ミニ電車の乗車は1回100円。

出典[編集]

  1. ^ a b 「京王れーるランドありがとうイベント」を開催します (pdf)”. 京王電鉄. 2013年8月6日閲覧。
  2. ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻734号p20
  3. ^ a b 『京王電鉄のひみつ』p168
  4. ^ a b c d 『京王電鉄のひみつ』p169
  5. ^ a b c 10 月10 日(金)、1周年迎えるにあたり 京王れーるランドがリニューアルオープンします!! (pdf)”. 京王電鉄. 2014年9月26日閲覧。
  6. ^ ギフトショップたまどう
  7. ^ 京王の電車・バス開業 100 周年を記念して 京王れーるランドを一新! 10 月にオープンします。 (pdf)”. 京王電鉄. 2013年6月11日閲覧。
  8. ^ 京王の電車・バス開業 100 周年を記念して 新しい京王れーるランド 10 月 10 日(木)オープン! (pdf)”. 京王電鉄. 2013年9月14日閲覧。
  9. ^ 2013年10 月10日オープン以来 京王れーるランド、早くも入館者数10万人突破! (pdf)”. 京王電鉄. 2014年2月24日閲覧。
  10. ^ リニューアルオープン!
  11. ^ 1/23 イベントのご案内 その2
  12. ^ その後、1000系5000系も加わった。
  13. ^ 2/22 高尾山冬そば号
  14. ^ 6000系引退から3年 【16日まで 特別企画】
  15. ^ 2/14  臨時列車 高尾山冬そば号 運転
  16. ^ 「京王線に乗って春の東京競馬場へ行こう!」キャンペーン
  17. ^ 新宿(新宿追分)~調布間 開通 100 周年
  18. ^ 【イベント】 たなばたです。。。
  19. ^ 【イベント情報】 年末年始のイベントにつきまして
  20. ^ 1/10 9:40 【イベント開催】 おはようございます
  21. ^ 京王れーるランド展示車両が陸送される”. railf.jp(交友社). 2013年4月4日閲覧。
  22. ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻578号p82
  23. ^ 『新車年鑑1998年版』p86
  24. ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻734号p235
  25. ^ 10月11日(木)「京王れーるランドアネックス」オープン京王れーるランド・お知らせ(2018年8月30日)2018年9月30日閲覧。

参考文献[編集]

書籍[編集]

雑誌記事[編集]

  • 『鉄道ピクトリアル』通巻660号「新車年鑑1998年版」(1998年10月・電気車研究会)
    • 藤井 信夫、大幡 哲海、岸上 明彦「各社別車両情勢」 pp. 83-100
  • 鉄道ピクトリアル』通巻578号「特集 京王帝都電鉄」(1993年7月・電気車研究会
    • 藤田吾朗「京王帝都の廃車体あれこれ」 pp. 82-83
  • 『鉄道ピクトリアル』通巻734号「特集 京王電鉄」(2003年7月・電気車研究会)
    • 鈴木 紘一「京王電鉄の事業を語る」 pp. 17-22
    • 「京王電鉄 現有車両プロフィール」 pp. 212-239
  • 鉄道ファン』通巻633号「細矢運転士が語る…京王れーるランドの車両たち」(2013年11月・交友社
    • 伊藤 久巳「京王れーるランドの車両たち」 pp. 72-75

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

京王れーるランドホームページ