ロバート・シラー

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ロバート・シラー
ニューケインジアン経済学
Robert Shiller
生誕 (1946-03-29) 1946年3月29日(71歳)
ミシガン州デトロイト
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
研究機関 イェール大学
研究分野 金融経済学
行動経済学(行動金融)
母校 ミシガン大学学士号 1967年)
MITPh.D. 1972年)
影響を
受けた人物
ジョン・メイナード・ケインズ
フランコ・モディリアーニ
ジョージ・アカロフ
論敵 ジェルミー・シーゲル
影響を
与えた人物
ジョン・キャンベラ
ピエール・ペロン
エリック・ジャンセン
実績 『根拠なき熱狂』(書籍)
S&Pケース・シラー住宅価格指数
受賞 ファイナンス経済学ドイツ銀行賞(2009年)
ノーベル経済学賞(2013年)
情報 - IDEAS/RePEc
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ノーベル賞受賞者ノーベル賞
受賞年:2013年
受賞部門:ノーベル経済学賞
受賞理由:資産価格の実証分析に関する功績を称えて

ロバート・シラーRobert James Shiller1946年3月29日 - )は、デトロイト出身のアメリカ合衆国経済学者

イェール大学教授。専攻は金融経済学、行動経済学。著書「根拠なき熱狂」 (Irrational Exuberance') で知られる。2013年にノーベル経済学賞を受賞。

ITバブルの崩壊やサブプライム危機へ警鐘を鳴らしたことで知られる[1]

略歴[編集]

業績[編集]

主張[編集]

  • 『根拠なき熱狂』(2000年)で株式のバブルについて警告し、第2版(2005年)では株式と住宅のバブルを指摘した。経済学者が間違ったのは、(1)過去10年から30年のデータに基づいており、(2)市場参加者の心理的要因を考える行動経済学を無視していた。

アベノミクス[編集]

  • 拡張的な財政政策に対して、「財政支出を批判する人が多いが、ケインズ政策によって最悪の事態が避けられてきた面もある」と評価した。
  • 消費増税に対して、「財政均衡を目指した刺激策」と認識し、「私は、このような債務に優しい刺激策を欧米も採用すべきだ、と主張している」と述べた。
  • 金融政策に対して、ケインズ経済学に立ち返れば、「ケインズ経済学に立ち返れば、『流動性のわな』(ゼロ金利となり、貨幣の需要が無限大になること)に陥ると、金融政策は刺激的な効果を持ちえなくなる。現在の量的緩和策はこれを超えて、長期金利も下げようとする政策だが、やはり金融政策だけでは効果は出ず、財政政策と併せるべきだということになる。」と述べた。

主な著作[編集]

脚注[編集]

  1. ^ シラー教授、アベノミクスを語る東洋経済オンライン 2013年10月17日

関連事項[編集]

外部リンク[編集]

その他