ミヤビランベリ

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ミヤビランベリ
Miyabi Ranveli 20090712P1.jpg
2009年7月12日 福島競馬場
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 2003年3月28日
抹消日 2011年11月12日
オペラハウス
アステオン
母の父 ホリスキー
生国 日本の旗 日本北海道静内町
生産 原武久
馬主 村上義勝[1]
調教師 加藤敬二栗東[1]
競走成績
生涯成績 25戦7勝[1]
獲得賞金 2億9789万8000円[1]
 
勝ち鞍
GII 目黒記念 2009年
GII アルゼンチン共和国杯 2009年
GIII 七夕賞 2008年
GIII 七夕賞 2009年
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ミヤビランベリ日本中央競馬会 (JRA) に登録されていた競走馬。おもな勝ち鞍は七夕賞(2勝)、目黒記念アルゼンチン共和国杯。馬名の由来は冠名+モルディブの公用語ディベヒ語で「金の砂」[2]

経歴[編集]

第45回七夕賞 2009年7月12日

2003年3月28日に生まれた栗毛の牡馬[3]。生産者は東静内西川の原武久牧場[3]。牧場の生産馬には1986年の府中3歳ステークスを勝ったサクラロータリーがいる[3][4]。母アステオン(その父ホリスキー)はJRA1勝[5]。ミヤビランベリは2番仔になる[3]

2006年5月にデビュー[5]。3歳時には右前脚の第1種子骨骨折による戦線離脱もあったが、2008年夏までに未勝利、500万下、1000万下の3勝を挙げる[6][7]。2008年7月の七夕賞(GIII)を逃げ切って重賞初勝利[7]。このレースは自己条件を除外された上での格上挑戦だった[6]。この夏、ミヤビランベリはサマー2000シリーズを3走して13ポイントを獲得[8]。同ポイントを獲得したタスカータソルテを上位着順の回数で上回り、同シリーズ王者となった[8]。2009年には5月の目黒記念、11月のアルゼンチン共和国杯と、共に東京芝2500mのハンデGIIを勝利したほか、同年7月の七夕賞も逃げ切って連覇している[4][9]。目黒記念は不良馬場の中、2着ジャガーメイルを5馬身千切る圧勝だった[10]

2010年春に右第3中手骨を骨折[11]。復帰後は勝利を挙げることなく、2011年11月12日付けで競走馬登録を抹消された[12]。引退後は中京競馬場で乗馬となり、翌2012年に誘導馬としてデビューしている[12][13]

競走成績[編集]

年月日 競馬場 競走名 頭数 オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム
3F
タイム
勝ち馬/(2着馬)
2006 5. 7 京都 3歳未勝利 12 34.6(7人) 3着 川原正一 56 芝2000m(稍) 2:03.9 (37.1) 0.4 レジェンドプレイス
5. 28 中京 3歳未勝利 16 3.5(2人) 1着 武幸四郎 56 芝2500m(良) 2:34.9 (36.9) -0.8 (アグネスグレイス)
2007 10. 7 京都 3歳上500万下 17 47.9(10人) 3着 北村友一 56 芝2000m(良) 1:59.2 (36.3) 0.3 サンライズマックス
10. 27 京都 3歳上500万下 16 3.6(1人) 1着 岩田康誠 57 芝2000m(稍) 2:01.3 (34.8) -0.4 (シルバーブレイズ)
11. 17 京都 八瀬特別 10 2.0(1人) 3着 武豊 57 芝2400m(良) 2:25.4 (34.7) 0.1 ダイシンハーバー
2008 1. 27 京都 許波多特別 16 2.4(1人) 6着 武豊 57 芝2200m(良) 2:16.2 (37.8) 1.0 ロードアンセム
2. 9 小倉 皿倉山特別 13 3.1(1人) 4着 C.ルメール 57 芝2600m(良) 2:42.7 (36.7) 0.7 ドリームフライト
4. 19 福島 奥の細道特別 16 5.8(2人) 2着 中舘英二 57 芝2600m(不) 2:49.7 (38.5) 0.2 セタガヤフラッグ
5. 17 京都 鴨川特別 13 3.0(1人) 1着 幸英明 57 芝2000m(良) 1:59.1 (35.5) -0.2 (マイネルクルーガー)
6. 7 中京 関ヶ原S 16 6.6(3人) 13着 幸英明 56 芝2000m(良) 2:00.4 (36.2) 1.3 キャプテンベガ
7. 13 福島 七夕賞 GIII 15 19.2(7人) 1着 吉田豊 53 芝2000m(良) 1:59.8 (35.8) -0.1 (ミストラルクルーズ)
8. 3 小倉 小倉記念 JpnIII 15 8.7(4人) 5着 岩田康誠 55 芝2000m(良) 1:58.9 (36.0) 1.0 ドリームジャーニー
8. 31 新潟 新潟記念 GIII 18 22.6(10人) 9着 吉田豊 55 芝2000m(良) 1:58.7 (35.5) 1.2 アルコセニョーラ
2009 1. 4 中山 中山金杯 GIII 16 38.9(11人) 3着 吉田豊 55 芝2000m(良) 1:58.6 (35.9) 0.1 アドマイヤフジ
2. 7 小倉 小倉大賞典 GIII 16 9.9(5人) 3着 福永祐一 55 芝1800m(良) 1:45.0 (34.6) 0.1 サンライズマックス
5. 9 新潟 新潟大賞典 GIII 16 31.6(9人) 6着 北村友一 55 芝2000m(良) 1:57.7 (34.9) 0.8 シンゲン
5. 31 東京 目黒記念 GII 18 19.4(8人) 1着 北村友一 55 芝2500m(不) 2:39.0 (38.0) -0.8 ジャガーメイル
7. 12 福島 七夕賞 GIII 16 4.6(1人) 1着 北村友一 57 芝2000m(良) 2:00.2 (35.1) -0.1 (アルコセニョーラ)
8. 23 札幌 札幌記念 GII 16 10.4(3人) 14着 福永祐一 57 芝2000m(良) 2:02.4 (37.3) 1.7 ヤマニンキングリー
11. 8 東京 アルゼンチン共和国杯 GII 18 25.1(11人) 1着 吉田隼人 57.5 芝2500m(良) 2:30.9 (34.7) -0.2 アーネストリー
12. 27 中山 有馬記念 GI 18 14.7(7人) 11着 吉田隼人 57 芝2500m(良) 2:32.8 (38.7) 2.8 ドリームジャーニー
2010 12. 11 小倉 中日新聞杯 GIII 18 27.7(8人) 18着 丸山元気 58 芝2000m(良) 2:00.9 (36.0) 2.2 トゥザグローリー
2011 1. 23 中山 AJCC GII 11 20.3(6人) 2着 吉田隼人 57 芝2200m(良) 2:14.3 (35.2) 0.1 トーセンジョーダン
2. 19 東京 ダイヤモンドS GIII 16 7.0(3人) 12着 吉田隼人 58 芝3400m(良) 3:35.0 (38.4) 3.1 コスモメドウ
4. 2 阪神 日経賞 GII 10 31.0(5人) 9着 吉田豊 57 芝2400m(良) 2:27.5 (36.5) 2.1 トゥザグローリー

血統表[編集]

ミヤビランベリ血統 (血統表の出典)[§ 1]

*オペラハウス
Opera House 1988
鹿毛 イギリス
Sadler's Wells 1981
鹿毛 アメリカ
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Fairy Bridge Bold Reason
Special
Colorspin 1983
鹿毛 イギリス
High Top Derring-Do
Camenae
Reprocolor Jimmy Reppin
Blue Queen

アステオン 1996
鹿毛
ホリスキー 1979
黒鹿毛
マルゼンスキー Nijinsky
*シル
オキノバンダ *オンリーフォアライフ
メジロビーナス
ピアレスレデイ 1979
鹿毛
*テスコボーイ Princely Gift
Suncourt
イーストサイド *パーソロン
ミスハクリュウ
父系 サドラーズウェルズ系
[§ 2]
母系(F-No.) 12号族 [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer 3×5=15.63% [§ 4]
出典
  1. ^ [14]
  2. ^ [14]
  3. ^ [14]
  4. ^ [14]

主な近親[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d ミヤビランベリ”. JBBA. 2015年7月19日閲覧。
  2. ^ “重賞4勝・ミヤビランベリが中京競馬場で乗馬に”. 競馬ラボ. (2011年11月10日). http://keibalab.jp/topics/10443/ 2015年7月19日閲覧。 
  3. ^ a b c d 2008年07月13日 七夕賞 G3 重賞ウイナーレポート”. JBBA. 2015年7月19日閲覧。
  4. ^ a b 2009年07月12日 七夕賞 G3 重賞ウイナーレポート”. JBBA. 2015年7月19日閲覧。
  5. ^ a b “七夕賞、伏兵ミヤビランベリが逃げ切り”. netkeiba. (2008年7月13日). http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=29663 2015年7月19日閲覧。 
  6. ^ a b “ミヤビランベリ“飛び級”制覇/七夕賞”. 日刊スポーツ. (2008年7月14日). http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20080714-383478.html 2015年7月19日閲覧。 
  7. ^ a b 第44回 七夕賞”. JRA. 2015年7月19日閲覧。
  8. ^ a b サマーシリーズ2008”. JRA. 2015年7月19日閲覧。
  9. ^ 2009年11月8日 Ar共和国杯 G2 重賞ウイナーレポート”. JBBA. 2015年7月19日閲覧。
  10. ^ “目黒記念・ミヤビランベリが極悪馬場を味方にV”. 馬三郎. (2009年5月3日). http://uma36.com/?pid=news_view&news_id=6279&category=B&id=c200905030412 2015年7月19日閲覧。 
  11. ^ “中央競馬ニュース”. JRA. (2010年4月4日). http://jra.jp/topics/column/racing2010/100404.html 2015年7月19日閲覧。 
  12. ^ a b “中央競馬ニュース”. JRA. (2011年11月20日). http://jra.jp/topics/column/racing2011/111120.html 2015年7月19日閲覧。 
  13. ^ 中京競馬場 誘導馬紹介”. JRA. 2015年7月19日閲覧。
  14. ^ a b c d e f ミヤビランベリの血統詳細”. netkeiba. 2015年7月19日閲覧。

外部リンク[編集]