マリー・アントワネット (ミュージカル)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search

マリー・アントワネット』(Marie Antoinette)は、遠藤周作の小説『王妃 マリー・アントワネット』を原作とする、2006年に日本で初演されたミュージカル作品である。脚本はミヒャエル・クンツェ、作曲はシルヴェスター・リーヴァイ、製作は東宝。日本での上演の後、ドイツ(2009年)、韓国(2014年)、ハンガリー(2016年)で現地キャストにより上演された。東宝製作のミュージカルがヨーロッパで上演されるのは今作品が初めてである[1]

ストーリー[編集]

18世紀のフランスを舞台に、国王ルイ16世の王妃マリー・アントワネットと、貧民の娘マルグリット・アルノーという、全く異なる世界に生きる2人の「M.A.」の出会い、確執、和解を通じて、フランス革命の真の姿を描く。

スタッフ[編集]

旧演出版[編集]

新演出版[編集]

  • 脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
  • 音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
  • 演出:ロバート・ヨハンソン

キャスト[編集]

旧演出版[編集]

2006年11-12月 2007年1月 2007年2-3月 2007年4-5月
劇場 帝国劇場 博多座 梅田芸術劇場 帝国劇場
マリー・アントワネット 涼風真世
マルグリット・アルノー 新妻聖子
笹本玲奈
アニエス・デュシャン 土居裕子
アクセル・フェルセン 井上芳雄 今拓哉
ルイ16世 石川禅
ボーマルシェ 山路和弘
オルレアン公 高嶋政宏 鈴木綜馬
カリオストロ 山口祐一郎

新演出版[編集]

2018年9月 2018年10-11月 2018年12月 2019年1月
劇場 博多座 帝国劇場 御園座 梅田芸術劇場
マリー・アントワネット 花總まり
笹本玲奈
マルグリット・アルノー ソニン
昆夏美
フェルセン伯爵 田代万里生
古川雄大
古川雄大
オルレアン公 吉原光夫
ルイ16世 佐藤隆紀
原田優一
レオナール 駒田一
ローズ・ベルタン 彩吹真央
ジャック・エベール 坂元健児
ランバル公爵夫人 彩乃かなみ

ミュージカルナンバー[編集]

※楽曲は2006年帝国劇場初演時のもの

  • オープニング
    • 1779年
  • 第1幕
    • もう無くすものもない
    • なぜ
    • もう無くすものもない(リプライズ)
    • ご覧 王妃を
    • なぜケーキを食べない
    • 100万のキャンドル
    • 流れ星のかなた (マルグリット&アニエス)
    • 完璧な王妃
    • 不器用な王
    • 幻の黄金を求めて
    • 心の声 - ラパン夫人バージョン
    • お望み叶えて
    • もしも
    • ギロチン
    • オーストリア女
    • 心の声(A Voice In My Heart) - マルグリットバージョン
    • 神は愛して下さる
    • すべてはあなたに
    • そして諍い
    • 私こそがふさわしい
    • 七つの悪徳
    • なんというセレモニー
  • 第2幕
    • 正義の鐘よ
    • 三部会のパレード
    • DAN・DA・DA・DAN
    • 三部会のパレード(リプライズ)
    • 流れ星のかなた (マリーアントワネット)
    • 運命の年
    • 金が決めて
    • 愛したことだけが
    • 何かが間違っている
    • PARIS CUT パリ情報
    • 恐怖政治
    • ヴァレンヌへの逃亡
    • もしも鍛冶屋なら
    • 流れ星のかなた (マリーアントワネット&マルグリット)
    • ランバル夫人の死
    • 我らは兄弟
    • あなたはなぜ王妃なのか
    • みんな狂っている
    • すべてはあなたに(リプライズ)
    • 王子を引き離せ
    • その首をはねろ
    • その時がきた
    • 自由の為に血を流せ!
    • 自由

作品の変遷[編集]

初演、再演、海外公演時に新曲の追加や演出の変更が行われている。栗山民也が演出した日本初演からドイツ公演までの大まかな変更点としては、カリオストロとボーマルシェの二人が担っていた狂言回しの役割が、カリオストロ一人に集約されていった点、前衛的な演出が和らいでいった点などが挙げられる。

関連書籍[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 東宝ミュージカル 初めての本格的海外進出!(東宝演劇部公式ウェブサイト)[1]

外部リンク[編集]