ポドゾル

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Spodosol

ポドゾル (Podsol) は、ロシアシベリア地方のタイガなどに特徴的にみられる酸性土壌日本では北海道にみられる。成帯土壌のひとつ。地味に乏しく、生産力は低く耕作には不向き。

概要[編集]

  • 表面は腐植が覆っており、その下には浸透水によって漂白された灰白色の層、さらに下にはや腐植の混じり合った赤灰色の層がある。

成因[編集]

  • 低温のため有機質の分解が進まず、水分のほとんどが上方から下方へ移動するため、腐植や鉄、アルミニウムなどの化学成分が溶脱される。
  • 森林植生下では、主として地表面における腐朽枝葉の腐植化が盛んで、とくに寒冷なタイガ地方に生成される腐植は、強い酸性反応を持ち水に易溶性のフルボ酸を主成分とするためポドゾル化を促す原因となる。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 福井英一郎編『自然地理学 III』《朝倉地理学講座 6》朝倉書店、1967年。