ピンネシリ温泉

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ピンネシリ温泉
ピンネシリ温泉ホテル望岳荘
温泉情報
所在地

北海道枝幸郡中頓別町敏音知148

ピンネシリ温泉の位置(北海道内)
ピンネシリ温泉
ピンネシリ温泉
北海道地図
座標 北緯44度52分35.3秒 東経142度12分42.4秒 / 北緯44.876472度 東経142.211778度 / 44.876472; 142.211778座標: 北緯44度52分35.3秒 東経142度12分42.4秒 / 北緯44.876472度 東経142.211778度 / 44.876472; 142.211778
交通 JR北海道宗谷本線音威子府駅よりバスで約50分
泉質 ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物泉
泉温(摂氏 4.8 °C
pH 7.0
液性の分類 中性
浸透圧の分類 低張性
宿泊施設数 1
総収容人員数 30 人/日
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ピンネシリ温泉(ピンネシリおんせん)は、北海道枝幸郡中頓別町敏音知ぴんねしりに作られた温泉施設である。

泉質[編集]

温泉地[編集]

1989年に廃止された天北線の経路の敏音知駅付近に当たる[1]温泉法の温泉の規定を満たすような地下水を求めて掘削した結果、冷鉱泉が得られたため、それを加温して浴用に供する温泉施設が作られた。一軒宿の「ピンネシリ温泉ホテル望岳荘」が有り、日帰り入浴も扱っている。また、この場所は敏音知岳の南西麓に当たり[2]、比較的近い場所に、ピンネシリオートキャンプ場も有る。

歴史[編集]

  • 1985年 - 地元住民が中心となり掘削した結果、有望な源泉を発見。
  • 1987年 - 第三セクター方式の運営会社「中頓別観光開発」設立。
  • 1989年 - 開湯。
  • 1992年 - 宿泊施設「ピンネシリ温泉ホテル望岳荘」開業。

アクセス[編集]

正面が温泉湯の浴槽、左が真湯の浴槽。手前の扉はサウナである。

脚注[編集]

  1. ^ 鉄道路線の天北線を引き継いだバス路線の天北線もまた、廃止が議論された事が有る。詳細は「天北線 (宗谷バス)」を参照。
  2. ^ 最終的にオホーツク海へと注ぐ頓別川沿いでもある。なお、中頓別町の中心市街地から見ると、かなり南南西側に外れた場所に当たる。