ノート:ヤマダ電機/店舗の展開の統合の下書き

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店舗の展開[編集]

国道49号から見るコジマVSヤマダ(福島県郡山市)

1980年代から北関東で激しく競い合った、ヤマダ(群馬)、コジマ(栃木)、ケーズデンキ(茨城)の3社は「YKK」と呼ばれ(ヨドバシカメラ、ヤマダ、コジマで「Y2K」ともいう)、一時期は日本電気大型店協会 (NEBA) 曰く「北関東の風雲児or波乱児」たちとも言われたが、その勢いは今日では全国各地に広がり、家電販売業界再編の引き金、NEBA解散(2005年8月)の引き金になったともいえる。そのなかでも、特に隣県に本社のあるコジマとの対抗心は非常に強く、互いに近隣に対抗出店し、右記の写真のような光景は群馬・栃木エリアのみならず全国で見ることが出来る程である。「他店より安い」を強調しており、その価格表示に関しては裁判沙汰にもなったこともある。1997年にコジマは家電製品売上高日本一の座をベスト電器から奪い優位に立ったが、ヤマダが急速に店舗のスクラップアンドビルドを進め、2002年にコジマを抜き去りトップに躍り出て、今日のようなスタイルとなっている。また、パソコン販売に力を入れ、独自ブランドPC構築を目的にKOUZIROを子会社化し、中古PC販売強化など力を入れており法人営業に強みがある。

郊外型店舗「テックランド(Tecc.Land)・テックサイト(Tecc.site)」[編集]

  • ヤマダ電機の主力店舗形態。ロードサイドを中心に出店。近年では出店攻勢を強めて、47都道府県すべてに出店した。
  • 100満ボルトなどの他店から転換した場合を除き多くの店舗では1階が駐車場、ポイントを抽選で無償付与する端末などのみが設置され、売り場は2階以上となっている。
  • 基本的に全店舗で入口などにポイントを抽選で無償付与する端末を設置している。
  • ケーズデンキ同様、テックランドNew函館本店、テックランド青森本店などのように「本店」と称する店舗が多数存在するのが特徴。

都市型店舗「LABI」[編集]

LABI1なんば(都心型店舗の1号店)。

これまで都市郊外の幹線道路沿いに郊外型店舗(テックランド)を展開してきたが、今後のヤマダ電機の経営目標である売上高2兆円(全国家電販売シェア20%)の早期達成を目指すべく、以前は出店していなかったカメラ系家電量販店が立地する都心部ターミナル駅前にも積極的に出店することになった。これが「LABI」である。LABIとは、「LIFE ABILITY OF SUPPLY」の略とされる。

2004年には都市型店舗の実験店として広島市中心部に広島本店を開店させ、その試行結果をもとに都市型店舗「LABI」1号店を大阪・難波に出店することにした。大阪地区では2001年5月にビックカメラ(難波千日前)、同年11月にヨドバシカメラ(大阪駅・梅田)が出店し、関西の家電量販店の勢力図が激変した。その結果、日本橋電気街(でんでんタウン)に大きな打撃を与える結果となった。そのような状況の中でヤマダ電機が参戦することになった。

ライバル店舗のテリトリーに出店を続け、激しい価格競争を繰り広げている。

  • LABI1 なんば - 2006年3月10日開店。
    • 大阪・難波の大阪球場跡地(なんばパークス南側)にヤマダ電機初の都市型店舗として開業。
    • 開業当日は雨天にも関わらず開店前3,000人以上の人々が並び、ヤマダ電機社長山田昇やヤマダ電機CMキャラクター高嶋政伸を迎えての開店式典が行なわれた。これに対抗してヨドバシカメラマルチメディア梅田やビックカメラなんば店ではポイント還元率向上や特価商品の販売を実施し、大阪地区での家電量販店同士の競争がさらに激化した。
  • LABI仙台 - 2007年2月23日開店。
  • LABI池袋 - 2007年7月13日に都市型店舗としてはLABI1 なんば(2006年3月)・LABI仙台(2007年2月)に続く3店舗目として開店。
    • 東京都豊島区池袋駅東口に新築(ビックカメラ池袋本店の又隣)。
    • 2009年10月30日に池袋・三越跡地に新店舗(LABI1日本総本店池袋)を開業するに伴い、2009年10月12日に閉店した。
    • 複数の家電量販店チェーンが競合する都心部でのシェア獲得を狙い出店された[1]。池袋を拠点に都市型店舗を展開するビックカメラ(池袋本店)とビル一棟をはさんで隣という立地であり、ビックとヤマダの「全面戦争」として注目を集めた[2][3]
  • LABI品川大井町 - 2007年11月2日開店。
    • LABI品川大井町デジタル館
    • LABI品川大井町生活館
      • 東京都品川区大井町駅東口にある旧「丸井大井町店」の建物2棟(北側が「デジタル館」、南側が「生活館」)[4]
  • LABI新橋
    • LABI新橋デジタル館 - 2007年12月6日開店。
    • LABI新橋生活館 - 2008年6月20日開店。
      • 東京都港区の新橋駅銀座口に新築。
  • LABI秋葉原パソコン館 - 2007年12月14日開店。
  • LABI千里 - 2008年3月7日開店。
    • 大阪府豊中市千里中央駅北改札口に新築。LABIとしては大阪府内ではLABI1 なんばに続いて2店舗目、全国では7店舗目。レストランフロアも設置。
  • LABI津田沼 - 2008年4月18日開店。
  • LABI吉祥寺店パソコン館 - 2008年4月25日開店。
  • LABI1高崎 - 2008年7月11日開店。
    • 清水建設が長年所有していた高崎市高崎駅東口の(高崎市栄町1-1)土地を2005年8月ヤマダ電機が取得、本社を併設した自社ビルを新築して出店。これに合わせ同建物内に本社機能を群馬県前橋市より移転(7月1日)。ヤマダ電機が「東日本を代表する店舗」と位置付ける旗艦店である。
    • 南側の壁面に大型ビジョン「LAVISION」が設置されている。CM、高崎市政だよりや群馬県政だより、天気予報、ニュースなどを放映している。大規模災害時には、災害情報を提供する。
  • LABI渋谷 - 2008年9月26日開店。
  • LABI水戸 - 2008年11月28日開店。
  • LABI三宮 - 2009年7月3日に開店。
    • 兵庫県神戸市にあった「星電社三宮本店」を転換。ただし「せいでん」のロゴは残る。
  • LABI自由が丘 - 2009年9月4日に開店。
    • テックランド自由が丘店を改装し、LABIに転換して出店。
  • LABI1日本総本店池袋 - 2009年10月30日開店
    • 池袋駅東口の旧「三越池袋店」の建物を賃借・改装して出店。LABI1日本総本店池袋と旧LABI池袋を改装したLABI1池袋モバイルドリーム館に別れる。
    • LABI1としては、LABI1 なんば(2006年3月)・LABI1高崎(2008年7月)に続く3店舗目である。隣接地に立体駐車場がある。ビックカメラと近接する。

今後は新宿、上大岡宇都宮に出店予定がある。

  1. ^ 池袋を突破口に売上2兆円を狙う――ヤマダ電機社長:ITpro
  2. ^ ヤマダ電機池袋店が7月13日オープン、ビックと全面戦争:ITpro
  3. ^ ヤマダVSビックの量販店戦争勃発! 文字通り“嵐の前の池袋”で、編集者が見たものは?
  4. ^ 丸井から不動産投資ファンドのパシフィックマネジメント株式会社へ売却。駅中央改札口東側からペデストリアンデッキで直結。
  5. ^ 過去(サンペデック時代)に同じフロアにサトームセンが入居していた時期がある。