テスタメント (バンド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
テスタメント
Testament
Testament – Elbriot 2016 04.jpg
ドイツ・ハンブルク公演(2016年8月)
基本情報
別名 Legacy (1983年 - 1986年)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州バークレー
ジャンル スラッシュメタル[1][2]
ヘヴィメタル[1][2]
デスメタル[1]
スピードメタル[2]
ハードロック[2]
活動期間 1983年 - 現在
レーベル アトランティック・レコード
メガフォース・レコード
Spitfire
Burnt Offerings
Prosthetic
ニュークリア・ブラスト
公式サイト www.testamentlegions.com
メンバー チャック・ビリー (Vo)
エリック・ピーターソン (G)
アレックス・スコルニック (G)
スティーヴ・ディジョルジオ (B)
ジーン・ホグラン (Ds)
旧メンバー グレッグ・クリスチャン (B)
ほか別記参照
バンドのロゴ

テスタメント (TESTAMENT) は、アメリカ合衆国出身のスラッシュメタルバンド

サンフランシスコ産のスラッシュメタル「ベイエリア・スラッシュ」シーンの中核を担ったバンドの一つ。2000年代にメンバーが難病を患い存続が危ぶまれたが、数多くの支援で立ち直り活動を継続した。

略歴[編集]

創始者エリック・ピーターソン(G) 2013年
  • 1983年、エリック・ピーターソンを中心に「レガシー」(LEGACY)として活動開始。1986年、ボーカルのスティーヴ・スーザが「エクソダス」に加入するため脱退。スティーヴの紹介で地元のグラム・ロック・バンドにいたチャック・ビリーが加入する。その後、同名のバンドがすでにデビューしていたことが判明し、バンド名を「テスタメント」に改める。
  • 1987年、前身バンドの名を冠した1stアルバム『レガシー - The Legacy - 』で「メガフォース・レコード」よりデビューする。
  • 1988年、核戦争後の地球の出来事をコンセプトにした2ndアルバム『ニュー・オーダー - The New Order - 』を発表する。
  • 1989年、3rdアルバム『プラクティス・ホワット・ユー・プリーチ - Practice What You Preach - 』を発表。ビルボードのトップ100にランクインを果たす。
  • 1990年4thアルバム『ソウルズ・オブ・ブラック - Souls Of Black - 』を発表。2月には初来日する(興行はウドー音楽事務所)。
  • 1992年に5thアルバム『儀式 - The Ritual - 』を発表。Billboard 200で初登場55位を記録するが、バンドサウンドの中核を担っていたアレックス・スコルニックがツアー中に脱退[3]。また、ルイ・クレメンテも脱退する。バンドは元フォビドゥンのグレン・アルヴェライス(ギター)とポール・ボスタフ(ドラムス)を迎えてツアーを終了。その後「エージェント・スティール」「デス」「オビチュアリー」といったヘヴィメタルバンドを渡り歩いたジェームズ・マーフィ(ギター)と、元「エクソダス」のジョン・テンペスタ(ドラムス)が加入する。
  • 1994年、6thアルバム『ロウ - Low - 』を発表する。
  • 1995年にライブアルバム『Live At The Fillmore』をリリースするが、レーベルからの離脱、度重なるメンバーチェンジなどで身動きの取れない状況に陥り、活動停止を経て一時解散する。
  • 1997年に再始動し、7thアルバム『デモニック - Demonic - 』をリリース。ドラマーとして「ダーク・エンジェル」「デス」で活躍したジーン・ホグランが迎えられ、グレン・アルヴェライスもレコーディングに参加。以降のテスタメントはバンドというよりも、ビリーとピーターソンのプロジェクトとして活動していくようになる。
  • 1999年には8thアルバム『ギャザリング - The Gathering - 』を発表。ギタリストとして『ロウ - Low - 』に参加したジェームズ・マーフィーを、ベーシストとして「セイダス」「デス」で活躍していたスティーヴ・ディジョルジオを、ドラマーとして元「スレイヤー」のデイヴ・ロンバードを迎える。エンジニアには元「サバト」のギタリストで、「アーチ・エネミー」「クリーター」「ネヴァーモア」といったバンドを手掛けるアンディ・スニープを起用した。
難病を克服したチャック・ビリー(Vo) 2008年
  • ジェイムズ・マーフィーが脳腫瘍に倒れ、手術の末に命を取り留める。ほどなくして、今度はチャック・ビリーが精上皮腫と診断される。治療費をまかなうためのチャリティ・コンサートが開かれるなど支援の輪が広がり、その甲斐もあってビリーは難病を克服した。
  • 2001年には1st、2ndアルバムからの曲を再録したアルバム『First Strike Still Deadly』をリリース。オリジナル・メンバーである、スティーヴ・スーザとアレックス・スコルニックの参加が話題となった。
  • 2004年9月に「THRASH DOMINATION 04」にて来日公演を行う予定だったが、エリック・ピーターソンの足の怪我のためキャンセルとなる。
  • 2005年5月には、ビリー、ピーターソン、スコルニック、グレッグ・クリスチャン(B)、ルイ・クレメンテ(Dr)というオリジナルラインナップで、期間限定のリユニオンツアーをヨーロッパで行った。同年9月17日・18日には、オリジナルラインナップで「THRASH DOMINATION 05」に参加。同時期に活躍した「デストラクション」「ラーズ・ロキット」「クリーター」らと共に来日した。
  • 2006年、クレメンテが健康上の理由によってツアーに出られなくなり、7月から8月のツアーではポール・ボスタフやジョン・テンペスタが代役を務めた[4]
  • 2007年、「クレイドル・オブ・フィルス」「ディム・ボガー」で活動してきたニコラス・バーカーを新ドラマーに迎えてニュー・アルバムのためのリハーサルを行うが[5]DHS及び就労ビザの問題でバーカーの参加が困難になり、ポール・ボスタフが復帰[6]
  • 2008年4月、9年ぶりの新作となる9thアルバム『ザ・フォーメーション・オブ・ダムネイション - The Formation Of Damnation』を発表する。
  • 2011年、ポール・ボスタフが再び脱退。ジーン・ホグランの復帰を経て、2012年7月に10thアルバム『ダーク・ルーツ・オブ・アース - Dark Roots of Earth』を発表。一週間で2万枚以上を売上げ、全米12位を記録する[7]
グレッグ・クリスチャン(B) 2013年

メンバー[編集]

現ラインナップ[編集]

旧メンバー[編集]

  • ダーリック・ラミレス Derrick Ramirez – ボーカル (1983), ベース (1997)
  • スティーブ・ソウザ Steve Souza – ボーカル (1983-1986)
  • グレッグ・クリスチャン Greg Christian – ベース (1983-1996, 2004-2013)
  • グレン・アルブレー Glen Alvelais – ギター (1993, 1997-1998)
  • ジェームス・マーフィー James Murphy – ギター (1994-1996, 1998-2000)
  • マイク・クラシアク Mike Chlasciak – ギター (2002, 2004-2005)

ドラムス

  • マイク・ロシェット Mike "The Rottweiler" Ronchette (1983)
  • ルイ・クレメンテ Louie Clemente (1983-1993, 2005)
  • ポール・ボスタフ Paul Bostaph (1993, 2007-2011)
  • ジョン・テンペスタ John Tempesta (1993-1994, 2001, 2005, 2011)
  • ジョン・デット Jon Dette (1994–1995, 1997-1998, 1999)
  • クリス・コントス Chris Kontos (1995-1996)
  • デイヴ・ロンバード Dave Lombardo (1998-1999)
  • ジョン・アレン Jon Allen (1999-2004, 2007, 2011)
  • ニコラス・バーカー Nick Barker (2006-2007)

ラインナップの変遷[編集]

ディスコグラフィ[編集]

スタジオアルバム[編集]

ライヴアルバム[編集]

  • LIVE IN EINDHOVEN (1988)
  • 黙示録 - RETURN TO THE APOCALYPTIC CITY (1993)
  • ライヴ・アット・ザ・フィルモア - LIVE AT THE FILLMORE (1995)
  • LIVE IN LONDON (2005)
  • DARK ROOTS OF THRASH (2013)

コンピレーション[編集]

VHS/DVD[編集]

  • SEEN BETWEEN THE EYES(1991/2005年にDVD化)
  • LIVE IN LONDON(2005/CDと同内容)

脚注[編集]

外部リンク[編集]