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ゼアキサンチン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゼアキサンチン
Structural formula of zeaxanthin
Space-filling model of the zeaxanthin molecule
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.005.125 ウィキデータを編集
E番号 E161h (着色料)
UNII
性質
C40H56O2
モル質量 568.88 g/mol
外観 赤橙色
融点 215.5 °C (419.9 °F; 488.6 K)
溶けない
関連する物質
関連物質 ルテイン
キサントフィル
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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ゼアキサンチン (zeaxanthin) は、目の網膜に含まれるカロテノイドの一種である。黄斑中央部において、ゼアキサンチンは主要な構成物質であるが、網膜周辺部位ではルテインが主要な構成物質である。

ルテインとゼアキサンチンは独特の化学構造を持っており、互いに異性体の関係であるが、光学異性体ではない。これらの間に見られる大きな違いは、末端環にある二重結合の位置にあり、ルテインにはキラル中心が三つあるのに対して、ゼアキサンチンには二つしかない。

キサントフィルサイクルを構成する三種のキサントフィルの一つ。

存在

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ゼアキサンチンはパプリカとうもろこしサフランクコの実といった植物の色を構成する色素である。また、サフランの味や香りのもとであるサフラナールへと、前駆体であるピクロクロシンを経て分解される[1]。ルテインやゼアキサンチンの含有量が多い食べ物はケールほうれん草カブの葉、コラードグリーンロメインレタスクレソンフダンソウカラシナといった濃い緑色の葉物野菜である[2]

岐阜薬科大学のグループの研究によると、長良川の天然アユの目にはゼアキサンチンが多く含まれている。マアジの目の部位のカロテノイド含有量は3μgでうちゼアキサンチンは20.1%だったのに対し、アユは552μg中78.3%含まれていた[3]

出典

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  1. ^ Figure 1 - uploaded by Sara Gharavi ResearchGate. Naik et al., 2003
  2. ^ オレゴン州立大学微量栄養素情報センター. “カロテノイド”. 2019年3月25日閲覧。
  3. ^ “天然色素「ゼアキサンチン」 天然アユの目に多く”. 中日新聞. (2020年8月14日) {{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)

外部リンク

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