ゼアキサンチン
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| 物質名 | |
|---|---|
(3R,3′R)-β,β-Carotene-3,3′-diol | |
(1R,1′R)-4,4′-[(1E,3E,5E,7E,9E,11E,13E,15E,17E)-3,7,12,16-Tetramethyloctadeca-1,3,5,7,9,11,13,15,17-nonaene-1,18-diyl]bis(3,5,5-trimethylcyclohex-3-en-1-ol) | |
| 識別情報 | |
3D model (JSmol)
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| ChEBI | |
| ChemSpider | |
| ECHA InfoCard | 100.005.125 |
| E番号 | E161h (着色料) |
PubChem CID
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| UNII | |
CompTox Dashboard (EPA)
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| 性質 | |
| C40H56O2 | |
| モル質量 | 568.88 g/mol |
| 外観 | 赤橙色 |
| 融点 | 215.5 °C (419.9 °F; 488.6 K) |
| 溶けない | |
| 関連する物質 | |
| 関連物質 | ルテイン キサントフィル |
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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ゼアキサンチン (zeaxanthin) は、目の網膜に含まれるカロテノイドの一種である。黄斑中央部において、ゼアキサンチンは主要な構成物質であるが、網膜周辺部位ではルテインが主要な構成物質である。
ルテインとゼアキサンチンは独特の化学構造を持っており、互いに異性体の関係であるが、光学異性体ではない。これらの間に見られる大きな違いは、末端環にある二重結合の位置にあり、ルテインにはキラル中心が三つあるのに対して、ゼアキサンチンには二つしかない。
キサントフィルサイクルを構成する三種のキサントフィルの一つ。
存在
[編集]ゼアキサンチンはパプリカやとうもろこし、サフラン、クコの実といった植物の色を構成する色素である。また、サフランの味や香りのもとであるサフラナールへと、前駆体であるピクロクロシンを経て分解される[1]。ルテインやゼアキサンチンの含有量が多い食べ物はケールやほうれん草、カブの葉、コラードグリーン、ロメインレタス、クレソン、フダンソウ、カラシナといった濃い緑色の葉物野菜である[2]。
岐阜薬科大学のグループの研究によると、長良川の天然アユの目にはゼアキサンチンが多く含まれている。マアジの目の部位のカロテノイド含有量は3μgでうちゼアキサンチンは20.1%だったのに対し、アユは552μg中78.3%含まれていた[3]。
出典
[編集]- ^ Figure 1 - uploaded by Sara Gharavi ResearchGate. Naik et al., 2003
- ^ オレゴン州立大学微量栄養素情報センター. “カロテノイド”. 2019年3月25日閲覧。
- ^ “天然色素「ゼアキサンチン」 天然アユの目に多く”. 中日新聞. (2020年8月14日)
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