ルテイン

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ルテイン
識別情報
CAS登録番号 127-40-2
PubChem 5368396
E番号 E161b (着色料)
KEGG C08601
特性
化学式 C40H56O2
モル質量 568.871 g/mol
外観 赤橙色の結晶
への溶解度 不溶
脂肪への溶解度 可溶
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ルテイン: Lutein: luteus)は、600種以上知られているカロテノイドのうちの一つ。ホウレンソウケールなどの緑葉野菜卵黄、動物脂肪、黄体[1]で見られる。生体内では酸化防止剤として作用し、青色光を吸収する。ルテインは植物において、1〜2ヶ所のヒドロキシル基にそれぞれ脂肪酸が結合した脂肪酸エステルを形成する。ルテインエステルを鹸化すると約1:2のモル比でルテインが生成される。

脂溶性分子でありには溶けない。不飽和二重結合(ポリエン鎖)の発色団により特有な光吸収性を持つ。ポリエン鎖は光もしくは熱による酸化分解を受けやすく、酸に対しても不安定である。

存在[編集]

ほうれん草、パセリに比較的多く含まれている。

食材中のルテイン[2]
食材名 トランス型ルテイン
(mg/100g)
トウモロコシ
(冷凍品を調理後)
0.202
たまご(黄身+白身) 0.288
たまご(黄身) 0.787
ピスタチオ(殻付き) 1.405
きゅうり 0.361
ぶどう(赤) 0.024
キィウィ 0.171
レタス(iceberg) 0.171
オレンジジュース 0.033
パセリ 4.326
ほうれん草(生) 6.603
トマト(生) 0.035

脚注[編集]

  1. ^ Merriam-Webster Online Dictonary
  2. ^ “Xanthophyll (lutein, zeaxanthin) content in fruits, vegetables and corn and egg products”. Journal of Food Composition and Analysis 22. (2009年). doi:10.1016/j.jfca.2008.07.006. 

関連項目[編集]