コンテンツにスキップ

ネオキサンチン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ネオキサンチン
{{{画像alt1}}}
all-trans型
{{{画像alt2}}}
9-cis型
識別情報
CAS登録番号 14660-91-4 チェック
PubChem 5281247 (trans型)5282217 (9-cis型)
ChemSpider 4444659
KEGG C08606 (trans型)
C13431 (9-cis型)
特性
化学式 C40H56O4
モル質量 600.87 g mol−1
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ネオキサンチン(Neoxanthin)は、カロテノイドキサントフィルである。植物では、植物ホルモンアブシジン酸の生合成における中間体である。ビオラキサンチンからネオキサンチンシンターゼの作用によって合成される[1]ホウレンソウのような緑色の葉物野菜に含まれる主要なキサントフィルである。

出典

[編集]
  1. ^ Bouvier, Florence; D'harlingue, Alain; Backhaus, Ralph A.; Kumagai, Monto H.; Camara, Bilal (2000). “Identification of neoxanthin synthase as a carotenoid cyclase paralog”. European Journal of Biochemistry 267 (21): 6346–6352. doi:10.1046/j.1432-1327.2000.01722.x. PMID 11029576.