スチバン

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スチバン(英語: stibane、羅Stibanum) は、スチビン分子式 SbH3 で表される無機化合物)のIUPAC名。この意味ではアンチモン化水素(アンチモンかすいそ、羅Hydrogenium stibatum, Stibydum Hydrogenii)、水素化アンチモン (すいそかアンチモン、羅Stibium hydratum, Hydrydum Stibii)とも呼ばれる。分子量 124.78。又、SbH3 を母化合物とする有機化合物 R3Sb の総称でもある(アミンアンチモン類縁体)。

一方、スチバンは、SbnHn+2という分子式で一般に表わされる鎖式飽和アンチモン化水素の総称でもある。単結合のみからなるアンチモン原子骨格と水素原子とのみからなるニクトゲン化水素である。IUPAC命名法ではアザン同様に、アンチモン原子数を数接頭辞としてスチバンに前置する。モノスチバン(=スチビン)、ジスチバン、トリスチバン…等。二重結合を含む場合はスチバンをスチベンに変える、骨格はループを形成している場合はシクロを前置するなどアルカンと同様に命名すれば良い。

関連項目[編集]