サーベラス・キャピタル・マネジメント

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サーベラス・キャピタル・マネジメント
Cerberus Capital Management, L.P.
種類 合資会社
市場情報 非上場
本社所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
10022
ニューヨーク州ニューヨーク3番街875
設立 1992年
業種 金融業
事業内容 プライベート・エクイティ・ファンド
代表者 スティーブン・ファインバーグ最高経営責任者
総資産 200億ドル
外部リンク http://www.cerberuscapital.com/
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サーベラス・キャピタル・マネジメント(Cerberus Capital Management, L.P.)は、アメリカ合衆国を拠点とするプライベート・エクイティ・ファンドである。「サーベラス」は、ギリシア神話の「地獄番犬ケルベロス」の英語読みである。

概説[編集]

アメリカの年金基金や機関投資家などから集めた投資信託を基に運営されている。アメリカの元副大統領であったダン・クエールが顧問を務め、現在はブッシュ政権下の財務長官だったジョン・スノーが会長を務める。

2000年代から経営不振に陥った日本企業に大口出資を行うようになる。2006年1月、「昭和地所による南青山での地上げ暴力団が関与」と報じた毎日新聞を、名誉毀損として損害賠償115億円を求めて提訴した(昭和地所はサーベラス傘下である)。毎日新聞記者等に拳銃の弾や脅迫文が送られてきたが、同年12月にサーベラスから和解を申し出て成立した。またサーベラスグループから西武ホールディングスへ派遣された河井一彦・岩間甫・勝野雅弘が取締役就任を辞退した。

2006年2月、上場廃止となった西武鉄道に、経営再建資金として1千億円を出資。当初は友好的に振る舞ったが、2012年、再上場時の株価設定を巡り経営陣と対立すると、『不採算路線』として、西武多摩川線西武山口線西武国分寺線西武多摩湖線西武秩父線廃止と西武ライオンズの売却を要求したが、その後後藤高志社長の追い落としやTOB戦術に失敗している。

2007年5月、ダイムラー・クライスラーからクライスラー部門の株式の80%を買収した。しかしクライスラーが2009年4月末に破産申請をしたため、無価値となった。

2009年に大口出資先のあおぞら銀行新生銀行経営統合する計画が浮上したが、2010年5月に新生銀行側の事情により破談となった。2014年1月には国際興業西武ホールディングスの所有株を売却し、2月には日本から撤退すると報じられた。

2017年8月、サーベラスが西武ホールディングスの保有株を全て売却したことが判明した[1]

日本における投資先[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

外部リンク[編集]