コンパウンドバター

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ニューヨーク・ストリップ・ステーキにブール・メートル・ドテルをかけ、ほうれん草のクリーム煮とジャガイモを付け合わせたもの。
伝統的なバイエルン料理である、クロンフライシュ(スカートステーキ)。オニオンリングとライ麦パン、コンパウンドバター(ハーブとニンニク入りのガーリックバター)、ホースラディッシュを付け合わせている。

コンパウンドバター (フランス語: beurre composé, pl. beurres composés) とは、バターと他の材料を混ぜ合わせたもので、ソースのような風味付けとして用いられる[1][2][3]

コンパウンドバターは自作されることもあれば、購入されることもある。コンパウンドバターは、ハーブ香辛料、香りの高い液体などの添加物をバターに混ぜて作られることが多い。普通は、再度形を整え冷やしてから、肉や野菜の上で溶かしたり、食材に塗って使ったり、ソースの仕上げに用いたりする。

コンパウンドバターは以下のようなものがある。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Auguste Escoffier (1903), Le Guide culinaire, Editions Flammarion
  2. ^ Julia Child (1961), Mastering the Art of French Cooking, Alfred A. Knopf
  3. ^ Larousse Gastronomique (1961), Crown Publishers
    (Translated from the French, Librairie Larousse, Paris (1938))

外部リンク[編集]