グレート・ホワイト・ブラザーフッド

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グレート・ホワイト・ブラザーフッド(Great White Brotherhood)とは近代神智学やその影響を受けたニューエイジ思想で信じられている超自然的人物の集団である。日本語表記としては「聖白色同胞団」[1]「大白色聖同胞団」[2]「大いなる白色同胞団」[3]などがある。

近代神智学の創始者ヘレナ・P・ブラヴァツキーは、この集団に属するクートフーミモリヤといったマハートマー(大師、マスター)から教えを授かったと主張した。

神智学協会の幹部チャールズ・ウェブスター・レッドビータ英語版によれば、同胞団のリーダーはサナト・クマーラである[4]。同胞団のメンバーは地球における人間の進化全体を統括しているという[5]

昇天大師派英語版の教義によれば、サナト・クマーラがこの集団を創設した。また、同胞団の本拠地はゴビ砂漠上空のエーテル界に存在するシャンバラに築かれた[6]

リン・ピクネット『火星+エジプト文明の建造者[9神]との接触』によると、神智学協会から分派したアルケイン・スクールのアリス・ベイリー英語版の著作『ヒエラルキーの外部化』の中で、アリス・ベイリーの指導霊、DK大師がこう話したと書いている。「日本人は第4根源人種(霊的進化のレベルの低い人類)の神経系を持っているので、滅亡する運命にある。彼らの閉じられた魂が解放されたのは必要な出来事である。日本国民への原爆使用を正当化する理由がここにある」

最高位フリーメーソンの公式誌『New Age』1933年9月号では、グレート・ホワイト・ブラザーフッドはフリーメーソンや300人委員会を含む悪魔崇拝の秘密結社イルミナティの別名であるとしている。[7]

参照[編集]

  1. ^ エハン・デラヴィ『キリストとテンプル騎士団』明窓出版、2006年
  2. ^ モーリス・ドリールの著書やベアード・T・スポールディング著『ヒマラヤ聖者の生活探究』の日本語訳書
  3. ^ 教皇庁 文化評議会、教皇庁 諸宗教対話評議会『ニューエイジについてのキリスト教的考察』カトリック中央協議会、2007年
  4. ^ Leadbeater, C.W. The Masters and the Path. Adyar, India: Theosophical Publishing House, 1929 (Reprint: Kessinger Publishing, 1997) Pages 296-299
  5. ^ 大田俊寛 『現代オカルトの根源 - 霊性進化論の光と闇』 筑摩書房〈ちくま新書〉。
  6. ^ Schroeder, Werner Ascended Masters and Their Retreats Ascended Master Teaching Foundation 2004. Describes the founding of Shamballah by Sanat Kumara
  7. ^ フリッツ・スプリングマイヤー「イルミナティ悪魔の13血流」KKベストセラーズ、1998年

参考文献[編集]

  • 大田俊寛 『現代オカルトの根源 - 霊性進化論の光と闇』 筑摩書房〈ちくま新書〉、2013年ISBN 978-4-480-06725-8