イルミナティ
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| 種類 | 秘密結社 |
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| 本部 | |
| イルミナティと呼ばれる結社は複数ある。 | |
イルミナティ(英: Illuminati)は、現実の歴史、およびフィクションに登場する秘密結社の名称。
日本語では啓明結社、バヴァリア啓明結社、光明会とも訳され、澁澤龍彦『秘密結社の手帖』ではバヴァリア幻想教団と訳された。
概要[編集]
イルミナティとは、ラテン語で「光に照らされたもの」を意味するが、後に宗教的な活動から「啓蒙、開化」をも意味するようになる。近世以降、この名前で呼ばれた秘密結社が数多くある。グノーシス的要素やテンプル騎士団、シオン修道会、アサシン、フリーメイソン、薔薇十字団との関連等を持つとされる。なお、イルミナティに入るためにはフリーメイソンに入らなければならないという説がある。
陰謀論においては非常に人気があり、現在でも密かに世界へ手を伸ばし影響を与えている影の権力であるとされる。ただし、日本ではそれほど有名ではなく「ユダヤの陰謀」や「フリーメイソンの陰謀」などの表現に置き換えられていることが多い。フリーメイソンと混同される場合もしばしばあるが、フリーメイソンとの関連性は低い。
単にイルミナティと言った場合、後述のアダム・ヴァイスハオプト主宰のものを指す場合が多いが、その後に復興運動があったとは言え、その本体の活動期間は実質8年間であり、陰謀論の主体としてはユダヤやフリーメイソンと比較して説得力に欠けるという側面もある。 真の主宰者はピタゴラスの説も。
証言として、元FBIのテッド・ガンダーソンは、イルミナティは、ルシファー信仰への生贄として、小児虐待・小児性愛を行う為の人身売買を関わると演説で述べている。[1]
また、イルミナティの使命と目的も調査し、25項目を演説し、『(1)人々を善ではなく悪に向けさせろ。(11)戦争をしかけよ。(16)フリーメーソンの中に潜入し、彼らを利用し、支配しろ。(13)メディアを支配せよ。』などの指令がくだされていると述べている。
歴史[編集]
バイエルン選帝侯領で1776年に、インゴルシュタット大学の実践哲学教授アダム・ヴァイスハオプトが啓蒙主義的な Perfektibilismus(人類の倫理的完成可能説)を謳い、Perfektibilisten の同盟をつくり、のちに、イルミナティと改名した。原始共産主義を志向する側面と、内部の位階制の側面が同居している。ヴァイスハオプトからのキリスト教批判はあるが、それは倫理的完成へと向けるもので、他教への転向などを訴えるものではなく、ユダヤへの関連で語ってはいない。最盛期には各国に支部が置かれ、会員は貴族、大富豪、政治家、インテリなど2,000人に及んだという。1777年、ヴァイスハオプト自身もフリーメイソンになっており、並行してフリーメイソンだった者も多かった。ヴァイスハオプトはミュンヘンでフリーメイソンと出会い、共感するところがあったために入会した。
通説では、1784年にバイエルン選帝侯がフリーメイソンリー、イルミナティを含むすべての秘密結社を禁止するまで続いたとされている。1785年にローマ教皇・ピウス六世はイルミナティがカトリックの教義になじまないと明言、異端であるとした。イルミナティの結社としての活動は1785年に終わったとされる。
豆知識[編集]
イルミナティの英語表記「illuminati」を逆にした「itanimulli」に対して、"http://www.itanimulli.com/"とアドレスバーに打ち込むと、アメリカ国家安全保障局(NSA)につながる。しかしこれは後述の通り、一個人が件のドメインを買い取り転送を行ったジョークである。[1]「私は冗談として、NSAにItanimulli.comドメインを転送することを決めた」と告白したとのこと。
パロディ[編集]
イモ料理を食べる活動をしている自称・秘密結社「イモミナティ」が日本に存在する。
他に釣り好きが立ち上げた自称・秘密結社「ツリミナティ」(turiminati)が日本に存在する
脚注[編集]
- ^ ユタ州プロボ在住のジョン・フェンレイ(John Fenley)氏がドメインを買って、それをNSAのウェブサイトにリダイレクトしたとされる。
参考文献[編集]
- レッシング 「エルンストとファルク」『世界文学全集 17 (レッシング・シラー・クライスト)』 有川貫太郎訳、講談社、1976年(原著1778年)。全国書誌番号:75030314。OCLC 47434554。
- ハイネ 「ドイツの宗教と哲学との歴史のために」『ドイツ古典哲学の本質』 伊東勉訳、岩波書店〈岩波文庫〉、1973年、改訳。全国書誌番号:74011324。OCLC 672525712。
- セルジュ・ユタン 『秘密結社』 小関藤一郎訳、白水社〈文庫クセジュ〉、1972年、改訂新版。全国書誌番号:71000319。OCLC 33569542。
- キャサリン・トムソン 『モーツァルトとフリーメーソン』 湯川新、田口孝吉訳、法政大学出版局〈りぶらりあ選書〉、1983年。全国書誌番号:83036826。OCLC 33530149。 - イルミナティに好意的な立場。ヴァイスハウプトを急進的啓蒙思想の体現者と考える。著者は左派のイギリス女性。
- ネスタ・H.ウェブスター 『世界革命とイルミナティ』 馬野周二訳、東興書院、1990年。ISBN 4-924808-08-3。 - 反イルミナティの立場。著者は親ナチスのイギリス女性、反ユダヤ主義者。
- 澁澤龍彦 『秘密結社の手帖』 文藝春秋〈文春文庫〉、2004年。ISBN 4-16-714007-1。
- Die Korrespondenz des Illuminatenordens. vol. 1, 1776-81, ed. Reinhard Markner, Monika Neugebauer-Wölk, Hermann Schüttler. - Tübingen, Max Niemeyer, 2005. - ISBN 3-484-10881-9. vol. 2. - Berlin, De Gruyter, 2013. - ISBN 978-3-11-029486-6.
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- “イルミナティ(パヴァリア啓明結社)の興亡”. オカルトの部屋. 2012年3月28日閲覧。
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