キャプテン・ファンタスティック
『キャプテン・ファンタスティック』 | ||||
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エルトン・ジョン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1974年6月 - 7月 コロラド州、カリブ・ランチ | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
DJM Records(イギリス) MCAレコード(アメリカ) | |||
プロデュース | ガス・ダッジョン | |||
チャート最高順位 | ||||
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エルトン・ジョン アルバム 年表 | ||||
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『キャプテン・ファンタスティック』 (Captain Fantastic & the Brown Dirt Cowboy) は、1975年に発表されたエルトン・ジョンのアルバム。
『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』において、158位にランクイン[1][リンク切れ]。
解説
[編集]エルトンとバーニーが、デビューするまでの思い出をモチーフにしたコンセプトアルバム。タイトルの「キャプテン」がエルトンを、「カウボーイ」はバーニーを示している。
Billboard 200(ビルボードのアルバムチャート)において、初登場1位になった史上初めてのアルバムでもある。アルバムジャケットは絵本のような豪華さで、彼らの幼少期のものから当時のものまでのツーショット写真がふんだんに使用されている。冒頭に「Dogs In The Kitchen」という歌詞が掲載されているが、実際レコーディングされたものかは不明。
ちなみに、「僕を救ったプリマドンナ」の詞の内容は、当時の友人、ロング・ジョン・ボルドリーの勧めで婚約を破棄した思い出で、邦題とは意味が違ってしまっている。
2006年に続編アルバム『キャプテン・アンド・ザ・キッド』がリリースされた。
リマスター盤CD発売の際、ボーナストラックが追加された。前年に発売されたジョン・レノンとレコーディングしたシングル両面と、「フィラデルフィア・フリーダム」である。後者は友人であるテニス選手、ビリー・ジーン・キングとテニスチーム「フィラデルフィア・フリーダムズ」のために製作したもの。
収録曲
[編集]特記を除いてすべてバーニー・トーピン作詞、エルトン・ジョン作曲
- Side 1
- キャプテン・ファンタスティックとブラウン・ダート・カウボーイ(エルトン、バーニーの華麗な夢) - Captain Fantastic and the Brown Dirt Cowboy
- バベルの塔 - Tower of Babel
- 苦しみの指先 - Bitter Fingers
- 汽笛が鳴ったらおしえて - Tell Me When the Whistle Blows
- 僕を救ったプリマドンナ - Someone Saved My Life Tonight
- Side 2
- ミール・チケット - (Gotta Get A)Meal Ticket
- 僕に迫る自殺の誘惑 - Better Off Dead
- ライティング(歓びの歌をつくる時) - Writting
- 幼き恋の日々 - We All Fall in Love Sometimes
- ベールの中の遠い想い出 - Curtains
ボーナストラック
[編集]- ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ - Lucy in The Sky With Daiamonds (John Lennon, Paul McCartney)
- ワン・デイ - One Day at a Time (John Lennon)
- フィラデルフィア・フリーダム - Philadelphia Freedom
デラックス・エディション
[編集]2005年9月13日に、2枚組として発売された。ボーナストラックにB面曲が追加され、同作のツアーライブCDが特典として同梱された。
追加ボーナストラック
[編集]- ハウス・オブ・カーズ - House Of Cards
- 「僕を救ったプリマドンナ」B面曲。
ボーナスCD
[編集]1975年6月21日、ウェンブリー・スタジアムでのライブ。
- キャプテン・ファンタスティックとブラウン・ダート・カウボーイ(エルトン、バーニーの華麗な夢) - Captain Fantastic and the Brown Dirt Cowboy
- バベルの塔 - Tower of Babel
- 苦しみの指先 - Bitter Fingers
- 汽笛が鳴ったらおしえて - Tell Me When the Whistle Blows
- 僕を救ったプリマドンナ - Someone Saved My Life Tonight
- ミール・チケット - (Gotta Get A)Meal Ticket
- 僕に迫る自殺の誘惑 - Better Off Dead
- ライティング(歓びの歌をつくる時) - Writting
- 幼き恋の日々 - We All Fall in Love Sometimes
- ベールの中の遠い想い出 - Curtains
- ピンボールの魔術師 - Pinball Wizard
- 土曜の夜は僕の生きがい - Saturday Night's Alright for Fighting
アルバム参加ミュージシャン
[編集]オリジナル盤
[編集]- エルトン・ジョン - Vocal, Piano, Electric Piano:1,4,5,8曲目, Clavinet:4,6曲目, Arp String Ensemble Synthesizer:5曲目, Harmonies:8曲目, Harpsicord:9,10曲目, Mellotron:9,10曲目
- デイビー・ジョンストン - Electric Guitar:1〜4,6,9,10曲目, Acoustic Guitar:1,5〜10曲目, Leslie Guitar:5曲目, Mandolin:1曲目, Piano:8曲目, Backing Vocal:3,5〜10曲目
- ディー・マレイ - Bass:1曲目, Backing Vocal:3,5〜10曲目
- ナイジェル・オルソン - Drums:1曲目, Backing Vocal:3,5〜10曲目
- レイ・クーパー - Shaker:1,5,8曲目, Conga:1,3,4,9,10曲目, Gong:1曲目, Jawbone:1曲目, Tambourine:1〜6,9,10曲目, Bell:3,9,10曲目, Belltree:3曲目, Cymbal:5曲目, Triangle:7,8曲目, Bongo:8曲目
- デヴィッド・ヘンツェル - A.R.P.Synthesizer:9,10曲目
- ジーン・ペイジ(Gene Page) - Orchestral Arrangement:4曲目
ライブ盤
[編集]- エルトン・ジョン - Vocal, Piano
- レイ・クーパー - Percussion
- デイビー・ジョンストン - Guitars
- Roger Pope - Drums
- Caleb Quaye - Guitars
- Jeff"Skunk"Baxter - Guitar, Steel Guitar
- Kenny Passarelli - Bass
- James Newton Howard - Keyboards
- Donny Gerrard, Brian Russell, Brenda Russell - Background Vocals
製作
[編集]- ガス・ダッジョン - Producer
- ジェフ・ガーシオ(Jeff Guercio) - Engineer
- バーニー・トーピン - Graphic Concept & Art Direction
- デヴィッド・ラーカム - Graphic Concept & Art Direction & Package Design
- アラン・エルドリッジ(Alan Aldridge)&ハリー・ウィロック(Harry Willock) - Album Cover Design & Illustration