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スリーピング・ウィズ・ザ・パスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『スリーピング・ウィズ・ザ・パスト』
エルトン・ジョンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1988年11月 - 12月
ロンドン、エアースタジオ
デンマーク、「パック」スタジオ
ジャンル ポップ・ミュージックロック
時間
レーベル Rocket Records(イギリス)
MCAレコード(アメリカ)
日本フォノグラム(日本)
プロデュース クリス・トーマス
チャート最高順位
  • 1位(イギリス)
  • 23位(アメリカ)
エルトン・ジョン アルバム 年表
コンプリート・トム・ベル・セッションズ
(1988年)
スリーピング・ウィズ・ザ・パスト
(1989年)
トゥ・ビー・コンティニュード
(1990年)
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スリーピング・ウィズ・ザ・パスト(Sleeping With The Past)は、1989年に発表されたエルトン・ジョンのアルバム。

解説

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70年代を黄金期とする古くからのファンの中では、本作をもってエルトンの復活ととらえる人も多い作品。ソウルミュージックに傾倒した音作りは、ビリー・ジョエルの『イノセント・マン』から影響を受けたという。

初の全英一位シングルとなった「サクリファイス」収録。当初「ヒーリング・ハンズ」のB面だったものを、多数のラジオ局リクエストに両A面で再発売し、初のエルトン名義のシングルセールス一位となった(過去にはキキ・ディーとの連名での「恋のデュエット」が全英一位となっている)。

ジャケットの最後に、パートナーであるバーニー・トーピンへの感謝が記されている。

1998年にシングルB面曲がボーナストラックとして追加収録された。

収録曲

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  1. ダーバン・ディープ - Durban Deep
  2. ヒーリング・ハンズ - Healing Hands
  3. ウィスパーズ - Whispers
  4. 恋人たちの酒場 - Club At The End Of The Street
  5. スリーピング・ウィズ・ザ・パスト - Sleeping With The Past
  6. 傷ついた石 - Stones Throw From Hurtin
  7. サクリファイス - Sacrifice
  8. 聖なる女 - I Never Knew Her Name
  9. アメイズ・ミー - Amazes Me
  10. ブルー・アヴェニュー - Blue Avenue
  • 作詞 バーニー・トーピン
  • 作曲 エルトン・ジョン

ボーナス・トラック

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  1. ダンシング・イン・ジ・エンド・ゾーン - Dancing In The End Zone
  2. ラヴ・イズ・ア・カニバル - Love Is A Cannibal
  • 作詞 バーニー・トーピン
  • 作曲 エルトン・ジョン&デイビー・ジョンストン

アルバム参加ミュージシャン

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  • エルトン・ジョン - Vocal, Piano, Backing Vocal:1曲目
  • デイビー・ジョンストン - Guitar, Backing Vocal:1,2,4〜6,8〜10曲目
  • ロメオ・ウィリアムズ(Romeo Williams) - Bass
  • ジョナサン・モフェット(Jonathan Moffett) - Drums
  • フレッド・マンデル - Keyboards:1〜3,5,7,9,10曲目, Organ:4曲目, Guitar Solo:6,8曲目
  • ガイ・バビロン(Guy Babylon) - Keyboards
  • マレーナ・ジーター(Marlena Jeter), ナタリー・ジャクソン(Natalie Jackson), モートネット・ジェンキンス(Mortonette Jenkins) - Backing Vocal:2,5,6,8,9曲目
  • ヴィンス・デンハム(Vince Denham) - Saxphone:4曲目

製作

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  • クリス・トーマス - Producer
  • デヴィッド・ニコラス(David Nicholas) - Engineer
  • カール・リーヴァー(Karl Lever) - Assistant Engineer
  • ピーター・アイヴァーセン(Peter Iversen) - Fairlight & Audiofile Programming
  • ジョン・リード - Management
  • スティーヴ・ブラウン - Co-ordination
  • ハーブ・リッツ(Herb Rits) - Photography
  • Wherefore Art - Design