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*[http://www.p-vine-books.com/ P-Vine Books]
*[http://www.p-vine-books.com/ P-Vine Books]
*[http://www.sogotosho.daimokuroku.com/?index=kokou 創業者・日暮泰文の連載コラム] 
*[http://www.sogotosho.daimokuroku.com/?index=kokou 創業者・日暮泰文の連載コラム] 

==インタビュー記事 ==
*New Master Sounds[http://blog.soundfinder.jp/soundfinder/2010/02/sound-finder-in.html]
*MOUNTAIN MOCHA KILIMANJARO[http://blog.soundfinder.jp/soundfinder/2010/02/interview.html]
*HB[http://blog.soundfinder.jp/soundfinder/2010/04/interview.html]
*COLDFEET[http://blog.soundfinder.jp/soundfinder/2009/10/coldfeet-interv.html]
*DAISHI DANCE[http://blog.soundfinder.jp/soundfinder/2009/09/interview.html]
*Roman Andrén[http://blog.soundfinder.jp/soundfinder/2009/08/interview.html]


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2010年9月3日 (金) 06:40時点における版

株式会社ブルース・インターアクションズ
BLUES INTERACTIONS, INC.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
106-0032
東京都港区六本木3-16-35 イースト六本木ビル4F
設立 1975年12月24日
業種 サービス業
法人番号 8011001069116 ウィキデータを編集
事業内容 CD、DVD等の企画制作、書籍出版
代表者 代表取締役 案納俊昭
資本金 1,000万円
従業員数 58人
主要株主 スペースシャワーネットワーク 100%
外部リンク http://bls-act.co.jp/
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株式会社ブルース・インターアクションズ(BLUES INTERACTIONS, INC.)は東京都に本社を置くレコード会社出版社ブルースソウルをはじめとするブラック・ミュージック系のインディ・レーベルの草分け的存在で、Pヴァイン・レコードfelicityなどのレーベルを有する。

現在は、ワールドロックフォークJ-POPなど幅広い音楽を扱う。CD、DVDのリリースのみならず、書籍、雑誌の出版、海外アーティストの招聘も手がける。

所属アーティストはクレイジーケンバンド大西ユカリと新世界などが知られている。


歴史

1975年、ミニコミ誌だったブルース専門誌「ザ・ブルース」を商業雑誌化すべく、日暮泰文と高地明により東京都世田谷区に設立された。設立当初は、有限会社であった。 翌1976年には、Pヴァイン・レコードを設立した。

1979年、外国アーティストの招聘業務を手がけるようになった[1]。また、Pヴァインはブルース・ソウルだけではなく、ザディコ・ケイジャン・テックス・メックスやカリブ・アフリカ地域の音楽など、より幅広い作品をリリースするようになっていった。1981年には、「ザ・ブルース」を「ブラック・ミュージック・リビュー」へ誌名変更し、ブラック・ミュージック全般対象とした。

1983年には、チェス・レコードとレーベル契約を締結、1990年には、ロサンゼルスの名門ブルースR&Bレーベル、モダン/ケントを買収するなど、独立系のブラック・ミュージック・レーベルの権利取得を積極的に進め、数多くのタイトルを国内盤としてリリースしている。2006年には、ブラックトップ・レコードの原盤の権利も取得している。

1991年、音楽出版事業を目的とする関連会社、ペトロ・ミュージック設立。また、CD販売体制強化のために、Pヴァイン・レコードを分社化した。事業拡大とともに有限会社から株式会社へと変更、事務所を渋谷区富ヶ谷を移転した。

1996年に「Pヴァイン・ノンストップ」、2001年には「サブスタンス」と独自レーベルを設立。後者からはクレイジーケンバンドを排出した。

2003年、京浜運河を臨む東品川エリアに、ペトロ・ミュージックが運営を行う形でレコーディングスタジオ「湾岸音響」設立。

2004年、港区赤坂に事務所を移転。また創業以来、代表取締役職にあった日暮が会長職に退き、高地が代表取締役社長に就任した。

1975年の設立以来創業者の独立資本で運営されていたが、2006年10月、スペースシャワーネットワークと業務・資本提携、同社が株式の49%を取得した[2]

2007年11月には、スペースシャワーネットワークの完全子会社となり、これに伴い創業者の日暮、高地は経営から撤退。また、同時にブルース・インターアクションズ傘下の三社のうちPヴァイン・レコードとサブスタンスは同社と合併し消滅、ペトロ・ミュージックは同社と同列のスペースシャワーネットワークの子会社として存続することとなった[1][3]

音楽レーベル

現行レーベル
  • Pヴァイン・レコード (P-Vine Records)
1976年設立。ブラックミュージックを中心に、現在ではロック、ジャズ、クラブミュージックなど、国内外を問わず多様なジャンルの音楽をリリースしている。2009年3月にP-Vine NonStopおよびP-Vine Specialを統合[4]。一部作品については引き続きBMG JAPANビクターエンタテインメントに販売を委託している。
  • felicity
2002年設立。カジヒデキ日暮愛葉らの作品をリリースしている。
提携レーベル
  • Traffic
2009年10月よりブルース・インターアクションズが製造および販売を行っている[5]
かつて存在したレーベル
ヒット性の高いブラックミュージックを中心とした洋楽ポップスをリリース。2009年3月、P-Vineに統合[4]
旧サブスタンス (SUBSTANCE)。ジャズファンク、クラブジャズなど、ジャズ系の洋楽作品を中心に、ヒップホップ、エレクトロなどのクラブミュージックをリリース。2009年3月、P-Vineに統合[4]
2007年設立[6]クレイジーケンバンド(移籍)やThe Miceteeth(解散)の作品をリリース。
  • ハードキャンディレコーズ (hardcandy Records)(販売:バウンディ)
2007年設立[6]ズータンズらの作品をリリース。2008年3月まで。
  • 力塾ファクトリー(販売:エイベックス・マーケティング)
2007年設立[6]甲斐名都らの作品をリリース。2008年3月まで。

発行雑誌

1973年創刊のブラック・ミュージック専門誌。月刊。
ブルース、ソウル、ゴスペル音楽の専門誌。CD付き。隔月刊。
  • 「クッキーシーン」(COOKIESCENE)
インディー・ロックを中心としたシーンを紹介する。現在休刊中。
  • 「FADER JAPAN」
ニューヨークの「FADER」誌日本版。クラブシーンの音楽、ファッション、カルチャーを紹介。隔月刊。
  • ロック画報 (日本のロック)(2006年9月まで)

出版

  • P-Vine Books
ファッション、旅、音楽を中心としたポップカルチャーの書籍を出版。


関連邦楽アーティスト


関連書籍

  • 日暮泰文『のめりこみ音楽起業 孤高のインディペンデント企業、Pヴァイン創業者のメモワール』同友館、2010年

脚注

外部リンク

インタビュー記事

  • New Master Sounds[1]
  • MOUNTAIN MOCHA KILIMANJARO[2]
  • HB[3]
  • COLDFEET[4]
  • DAISHI DANCE[5]
  • Roman Andrén[6]