静岡刑務所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Paiyu1233 (会話 | 投稿記録) による 2022年5月7日 (土) 03:19個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎著名な受刑者)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

静岡刑務所
所在地 日本の旗 日本 静岡県静岡市葵区東千代田三丁目1番1号
現況 運用中
許容人数 1,125名
開設 1870年
管理運営 法務省東京矯正管区
管轄 法務大臣
根拠法令 刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律
テンプレートを表示

静岡刑務所(しずおかけいむしょ)は、法務省矯正局東京矯正管区に属する刑務所

下部機関として浜松拘置支所沼津拘置支所の2ヶ所の支所を持つ。通称「静刑(しずけい)」。

所在地

収容分類級

  • A級

刑期8年以下の初犯者を収容する男子刑務所である。

収容定員

  • (定員数)1125人 2019年1月現在 884人

沿革

記述の無い主な沿革はこちらを参考にしてください。[1]

組織

所長の下に4部を持つ4部制施設。

  • 総務部(庶務課、会計課、用度課)
  • 処遇部(処遇部門、企画部門)
  • 分類教育部(教育部門、分類部門)
  • 医務部(保健課、医務課)

外観・設備

  • 木工工場・金属工場・印刷工場・洋裁工場・その他の各種作業所が設置されている。

特記事項

  • 1947年9月6日、収容者の仮出所をめぐり看守の失言があり、43人がガラスを割るなどの騒ぎを起こした。また同月10日午前3時、騒ぎの首謀者ら9人が看守から奪った鍵を使い脱獄した[3]
  • 刑務作業の特色として、木工作業において地場産業でもあるドレッサーや駿河タンスなどを生産していることがあげられる。
  • 西川史子が高齢受刑者の取材で訪れた事がある。この模様は2008年6月1日放送サンデージャポン(TBS)の「今週のJAPOイチ」コーナーで紹介された。
  • 2021年4月、男性刑務官が新型コロナウイルスに感染し、大規模クラスターが発生する。

著名な受刑者

脚注

  1. ^ 公式ホームページ 施設の沿革 2021年12月12日閲覧
  2. ^ 「浜松で三囚人脱走」『朝日新聞』昭和23年1月29日
  3. ^ 「静岡刑務所から囚人集団脱走」『朝日新聞』昭和22年9月11日.2面
  4. ^ “野球、海を渡る-ニッポン人脈記”. 朝日新聞. (2006年1月23日). http://www.asahi.com/jinmyakuki/TKY200601230194.html 2020年7月21日閲覧。 

外部リンク

座標: 北緯35度0分14.4秒 東経138度24分10.2秒 / 北緯35.004000度 東経138.402833度 / 35.004000; 138.402833