関蝉丸神社
関蝉丸神社 | |
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関蝉丸神社 下社 | |
所在地 | 滋賀県大津市逢坂一丁目15-6(下社) |
位置 |
上社 北緯34度59分47.3秒 東経135度51分25.1秒 / 北緯34.996472度 東経135.856972度 |
主祭神 |
猿田彦命(上社) 豊玉姫命(下社) |
社格等 | 国史見在社、旧郷社 |
創建 | 伝弘仁13年(822年) |
本殿の様式 | 一間社流造(上下社とも) |
別名 | 関明神 |
例祭 | 5月24日 |
関蝉丸神社(せきせみまるじんじゃ)は、滋賀県大津市にある神社。社格は旧郷社。上社(旧称関大明神蝉丸宮)と下社(旧称関清水大明神蝉丸宮)からなり、また当神社の分社となっている蝉丸神社と3社を併せて蝉丸神社と総称することもある。
祭神
歴史
社伝によれば、弘仁13年(822年)に小野岑守が旅人を守る神である猿田彦命と豊玉姫命を逢坂山の山上(上社)と麓(下社)に祀ったのに始まるという。貞観17年(876年)に従五位下を授かった近江国「坂神」がこれに相当する国史見在社と見られている[1]。平安時代中期の琵琶法師で歌人として知られた蝉丸が逢坂山に住んでいたことから、その死去後に彼も上社と下社に祀られるようになった。天禄2年(971年)には円融天皇から下された綸旨により、以後歌舞音曲の神としても信仰されるようになった。2015年から「芸能の祖神を蘇らせる」をスローガンに、毎年5月、関蝉丸芸能祭が開催され、能や雅楽、ジャズまで、幅広いジャンルの催し物が演じられている。[2]
文化財
- 重要文化財(国指定)
- 石燈籠(時雨燈籠)(下社)[3]
交通
なお、下社境内を京津線の路線が横切っているため、参道には踏み切りがある。同様に境内地に踏み切りがあり参道を鉄道が横切る寺社には他に、
- 遍照院 - (神奈川県横浜市神奈川区/京急本線)
- 石引神社 - (岐阜県大垣市 - 西濃鉄道市橋線
- 下原八幡神社 - (岐阜県下呂市/JR高山本線)
- 坂田神明宮 - (滋賀県米原市/JR北陸本線)
- 澤田八幡神社 - (大阪府藤井寺市/近鉄南大阪線)
- 陶山神社 - (佐賀県西松浦郡有田町/JR佐世保線)
などが挙げられる(括弧内は所在地と路線名)。
脚注
外部リンク
- 関蝉丸神社 ホームページ
- 関蝉丸神社(滋賀県神社庁)
- 関蝉丸神社|歴史事典(大津市歴史博物館)