野球アメリカ合衆国代表

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野球アメリカ合衆国代表
国または地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
協会 アメリカ野球協会
オリンピック
出場回数 正式競技:4回
 1992199620002008
公開競技:2回
 1984、1988回 (初出場は正式競技:1992 バルセロナ
公開競技:1984 ロサンゼルス)
最高成績 金メダル(2000)

野球アメリカ合衆国代表(やきゅうアメリカがっしゅうこくだいひょう)は、アメリカ合衆国における野球ナショナルチームである。

かつては大学生中心でチーム編成をしていた。国際大会においてプロ選手の参加が解禁されてからは、マイナーリーグ独立リーグの選手中心で編成されている。ワールド・ベースボール・クラシックが開催してからは、MLBでプレーするメジャーリーガーが参加している。

概説

夏季オリンピックで1回、IBAFワールドカップで4回、IBAFインターコンチネンタルカップで2回の優勝を誇る。

プロ選手の参加が初めて認められた2000年シドニーオリンピックでは、元ロサンゼルス・ドジャース監督のトミー・ラソーダが指揮を執り、金メダルを獲得した。しかし、2004年アテネオリンピックは大陸予選で敗退し、本大会出場はならなかった。

2006年に初めて開催されたワールド・ベースボール・クラシックではメジャーリーガーによるドリームチームが初めて実現し、優勝候補の大本命と目されていた。しかし、2次リーグの日本戦では誤審問題で物議を醸した上、韓国メキシコに連敗を喫して敗退した。

2008年に開催された北京オリンピックは3位で通過。準決勝でキューバに敗れるも3位決定戦で日本に勝ち銅メダルを獲得した。

2009年第2回WBCでは準決勝で日本に敗れ、4位となった。

2013年第3回WBCでは2次ラウンドでドミニカ共和国プエルトリコに敗れ、2次ラウンド敗退となった。

2015年 7月は、2015年パンアメリカン競技大会における野球競技に男女で出場した。男子は、決勝戦で、カナダに敗れ2位となった[1]。女子は、優勝を果たした。

8月から9月にかけては、2015 WBSC U-18ワールドカップに出場予定である。

11月には、2015 WBSCプレミア12に出場し、決勝で韓国に敗れ準優勝だった。

国際大会

ワールド・ベースボール・クラシック

オリンピック

  • 1992年 - 4位
  • 1996年 - 3位
  • 2000年 - 優勝
  • 2004年 - 予選敗退
  • 2008年 - 3位

ワールドカップ

  • 1938年 - 準優勝
  • 1939年 - 3位
  • 1940年 - 準優勝
  • 1969年 - 準優勝
  • 1970年 - 準優勝
  • 1972年 - 準優勝
  • 1973年 - 優勝
  • 1974年 - 優勝
  • 1978年 - 準優勝
  • 1982年 - 3位
  • 1984年 - 3位
  • 1988年 - 準優勝
  • 2001年 - 準優勝
  • 2007年 - 優勝
  • 2009年 - 優勝

インターコンチネンタルカップ

  • 1973年 - 3位
  • 1975年 - 優勝
  • 1977年 - 準優勝
  • 1979年 - 3位
  • 1981年 - 優勝
  • 1983年 - 準優勝
  • 1987年 - 準優勝
  • 1993年 - 準優勝

WBSCプレミア12

  • 2015年 - 準優勝

歴代監督

歴代代表選手

※詳細は以下の項目

脚注

  1. ^ Costly errors sink U.S., Canada wins Pan Am baseball gold in wild final Toronto2015 Pan Am/Parapan Am (英語) (2015年7月19日) 2015年7月21日閲覧

関連項目

外部リンク