西武園ゆうえんち駅
遊園地西駅 | |
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駅舎(2003年4月6日) | |
ゆうえんちにし Yūenchi-nishi | |
◄西武遊園地 (0.3 km) (2.5 km) 西武球場前► | |
所在地 | 埼玉県所沢市山口2939 |
所属事業者 | 西武鉄道 |
所属路線 | ■山口線 |
キロ程 | 0.3 km(西武遊園地起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
781人/日 -2010年- |
開業年月日 | 1985年(昭和60年)4月25日 |
遊園地西駅(ゆうえんちにしえき)は、埼玉県所沢市山口2939にある西武鉄道山口線「レオライナー」の駅。
概要
西武園ゆうえんちの敷地内に立地する、単式ホーム1面1線を有する地上駅で、山口線における唯一の途中駅である。ホームには柵が設置されており、車両側の乗降扉の部分のみ空間が設けられている。トイレはホーム上には設置されておらず、改札口の外側、自動券売機に隣接して設置されている[1]。
西武園ゆうえんちの最寄駅としては主に西武遊園地駅が利用されるが、西武遊園地駅改札と西武園ゆうえんち中央口は階段を介しての徒歩連絡であることから、西武鉄道ならびに西武園ゆうえんちにおいてはベビーカー・車椅子利用客に対して、段差を経ることなく入園が可能である当駅の利用を推奨している[2]。
冒頭で述べた通り、当駅は埼玉県所沢市山口に存在するが、同地は埼玉県と東京都との県境南端に位置し、当駅は埼玉県における最南端の駅である。
のりば
■山口線 「レオライナー」 |
西武球場前(西武ドーム)方面 |
西武遊園地方面 |
駅周辺
当駅は駅名が表す通り西武園ゆうえんち西口に隣接しており、ホームの西武球場前寄りに位置する改札口から徒歩0分で到達する。当駅の東西には西武園ゆうえんちの遊具(アトラクション)が存在し、ホーム上からも確認することができる。また、西武系列の中国割烹旅館「掬水亭」の最寄り駅ともなっている[3]。
歴史
1985年(昭和60年)4月に実施された、山口線の新交通システム転換に伴って開業した駅である。当駅の西方にはかつて軽便規格の「おとぎ電車」であった当時の山口線の起点駅であった遊園地前駅が存在し、当駅は遊園地前駅の代替として位置付けられた。もっとも、当駅の開業日は山口線の新交通システム転換・運行再開日と同日とされており、駅としての経歴は継承されていない。
年表
利用状況
2010年度における1日平均の乗降人数は781人で、西武鉄道全92駅中87位である[4]。過去数年にわたって微減傾向を示していたが、近年西武園ゆうえんち周辺の活性化が行われており、若干であるものの2009年度以降は増加に転じている。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
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2004年度 | 847人 |
2005年度 | 842人 |
2006年度 | 801人 |
2007年度 | 749人 |
2008年度 | 744人 |
2009年度 | 763人 |
2010年度 | 781人 |
路線バス
- 「遊園地西駅」バス停
- 市内循環バス「ところバス」 南路線吾妻循環コース
- 所沢駅東口行(西武園駅・吾妻公民館経由、もしくは下山口駅入口・西所沢駅入口経由の2系統)
- 「西武園ゆうえんち」バス停
隣の駅
脚注
- ^ 西武鉄道 遊園地西駅 - 西武鉄道公式Web 2012-03-02閲覧
- ^ 遊園地:トップページ - 西武園ゆうえんち公式 2012-03-02閲覧
- ^ アクセス - 中国割烹旅館 掬水亭公式 2012-03-02閲覧
- ^ 駅別乗降人数 2010(平成22)年度 1日平均 - 西武鉄道公式Web 2012-03-02閲覧
参考文献
- 『鉄道ピクトリアル』 鉄道図書刊行会
- 益井茂夫 「西武鉄道 線路・駅の移り変わり」 1992年5月(通巻560)号 pp.136 - 149
- 小松丘 「西武鉄道の『廃』をさぐる」 2002年4月(通巻716)号 pp.147 - 159
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 神保原駅 - 東日本旅客鉄道(JR東日本)高崎線に属する、埼玉県最北端の駅。
- 三郷駅 - JR東日本武蔵野線に属する、埼玉県最東端の駅。
- 三峰口駅 - 秩父鉄道秩父本線に属する、埼玉県最西端の駅。