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永井篤志

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永井 篤志
名前
カタカナ ナガイ アツシ
ラテン文字 NAGAI Atsushi
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1974-12-23) 1974年12月23日(49歳)
出身地 鹿児島県
身長 177cm
体重 63kg
選手情報
ポジション MF
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1995-1998
1998
2000-2006
2007-2010
2011
福岡ブルックス/アビスパ福岡
サンフレッチェ広島
モンテディオ山形
ベガルタ仙台
FC琉球
54 (9)
0 (0)
251 (8)
40 (2)
8 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2013年7月2日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

永井 篤志(ながい あつし、1974年12月23日 - )は、鹿児島県出身の元サッカー選手(MF)。

JFLFC琉球のMF永井秀樹は実兄。

来歴

1992年、国見高校3年次に全国高等学校サッカー選手権大会優勝、攻撃的なMFとして活躍した。

その後、駒澤大学に入学したが中退。1995年、静岡県藤枝市から福岡市に移転したJFL福岡ブルックス(現アビスパ福岡)へ入団。攻撃的なMFとして同年にリーグ優勝を果たしJリーグ昇格に貢献。JFL新人王およびベストイレブンを獲得した。しかし、チーム名が「アビスパ福岡」に改められた1996年以降、右膝の怪我で満足に活躍できなくなった。

1998年10月、サンフレッチェ広島期限付き移籍。しかし、移籍直後の横浜フリューゲルス消滅発表に伴い、広島のJ1残留が決定。それにより、来期に向けて若手を中心とした出場経験の少ない選手を起用する方針が採られ、そこで台頭した選手が天皇杯でも起用されたため、その結果、永井には出場機会が全く与えられなかった。同年末、福岡、広島双方から契約を更新されず退団。その後、Jリーグ復帰を目指しアルバイトで生計を立てながら母校・国見高校で練習を積んだ。

約1年半の「浪人」生活を経て、2000年6月、モンテディオ山形に入団。ボランチとしてレギュラーの座を獲得。「山形の心臓」と称されるほどの活躍を見せ、2006年まで在籍。

2007年、ベガルタ仙台へ移籍。ここでも千葉直樹とのダブルボランチの一角としてレギュラーを掴み取る。仙台では主に守備的な中盤でプレー、独特の間合いのドリブルで突破し、単調になった時間帯にアクセントを付けるプレーを見せたが、2010年シーズン終了を以って戦力外となった。

2011年、兄秀樹が所属するFC琉球へ移籍。同年限りで退団し、現役を引退。

2013年現在はキッズスクールの指導者として活動している[1]

所属クラブ

ユース経歴
プロ経歴

個人成績

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
1995 福岡B 23 旧JFL 29 7 - 3 1 32 8
1996 福岡 - J 9 2 0 0 0 0 9 2
1997 11 16 0 3 0 0 0 19 0
1998 15 0 0 0 0 - 0 0
広島 29 0 0 0 0 0 0 0 0
2000 山形 J2 15 1 0 0 1 0 16 1
2001 8 37 0 1 0 3 0 41 0
2002 39 0 - 1 0 40 0
2003 42 1 - 2 0 44 1
2004 38 2 - 2 0 40 2
2005 38 3 - 0 0 38 3
2006 42 1 - 2 0 44 1
2007 仙台 24 40 2 - 0 0 40 2
2008 8 37 0 - 2 0 39 0
2009 40 0 - 1 0 41 0
2010 J1 10 0 2 0 0 0 12 0
2011 琉球 36 JFL 9 0 - 1 0 10 0
通算 日本 J1 35 2 5 0 0 0 40 2
日本 J2 368 10 1 0 14 0 383 10
日本 JFL 9 0 - 1 0 10 0
日本 旧JFL 29 7 - 3 1 32 8
総通算 441 19 6 0 18 1 465 20
  • Jリーグ初出場 - 1996年3月16日
  • Jリーグ初得点 - 1996年4月6日

エピソード

  • 2007年7月21日のモンテディオ山形vsベガルタ仙台戦(NDスタ)で0-1でベガルタが敗色濃厚だった後半42分に同点となるヘディングシュートが決まり、古巣にきつい失点を与え、引き分けに持ち込んだ。自身2度目のヘディングシュートだった。この時、ホームのモンテディオ山形サポーターは一瞬静まりかえった。

関連項目

脚注

  1. ^ [1]

外部リンク