星のカービィ プププヒーロー
星のカービィ プププヒーロー | |||
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ジャンル | ギャグ漫画 | ||
漫画:星のカービィ プププヒーロー | |||
作者 | あおきけい みかまる | ||
出版社 | メディアワークス | ||
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掲載誌 | デンゲキニンテンドーDS デンゲキニンテンドー for KIDS | ||
発表号 | 2008年1月号 - 2013年5月号 | ||
巻数 | 既刊2巻(2022年7月現在) | ||
話数 | 53話 | ||
漫画:星のカービィ ウルトラスーパープププヒーロー | |||
作者 | あおきけい みかまる | ||
出版社 | アスキー・メディアワークス | ||
掲載誌 | デンゲキバズーカ!! | ||
発表号 | 2014年12月号 - 2016年4月号 | ||
話数 | 17話 | ||
テンプレート - ノート |
『星のカービィ プププヒーロー』(ほしのカービィ プププヒーロー)はあおきけいとみかまるによる日本のギャグ漫画作品。
概要
『デンゲキニンテンドーDS』(メディアワークス)2008年1月号で連載を開始し、後継誌の『デンゲキニンテンドー for KIDS』2013年5月号まで連載していたが、掲載誌の休刊に伴い連載が終了した。同誌連載漫画の中では人気を博した方であり、同誌連載漫画のほとんどは単行本化されない中、同誌の2013年4月号・5月号の別冊付録としてこれまでの掲載話をまとめた本が上・下巻作成された。
その後、同社から2014年10月21日に創刊された『デンゲキバズーカ!!』の中で『星のカービィ ウルトラスーパープププヒーロー』(ほしのカービィ ウルトラスーパープププヒーロー)と改題して連載が再開することになった。しかし、同誌が2016年4月号をもって休刊したため、突如として連載が終了した。こちらは付録コミックなどは作成されなかった。
ゲーム『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』『毛糸のカービィ』『星のカービィ Wii』を基にしたストーリーが展開されるが、カービィの語尾や、デデデ城の形状、ワドルドゥが隊長という設定など、アニメ版星のカービィに準じている部分も多い。『ウルトラスーパープププヒーロー』においても主要メンバーの構成は変更がなく、連載期間中に発売されたゲーム『タッチ!カービィ スーパーレインボー』を基にしたストーリーが展開された。末期には『星のカービィ トリプルデラックス』を基にした展開が始まろうとしていたが[1]、前述の通り、掲載紙の休刊により続きが描かれないまま終わってしまっている。
前述の通り、単行本は別冊付録として存在したのみで読める機会の限られている作品だったため、連載終了の翌年にファンによって復刊ドットコムのリクエスト投票ページが作られた[2]。その働き掛けもあり、連載終了から9年経過した2022年7月、KADOKAWAより正式な単行本化が発刊された[3]。付録コミックが作成されなかった『ウルトラスーパープププヒーロー』についても、売れ行きによっては単行本化される可能性があることを作者のあおきは示唆している[4]。
登場人物
メインキャラクター
- カービィ
- 本作の主人公。得意技はコピー能力。基本的に悪事は許さない勇敢な性格だが、結構マヌケで、自分の指名手配書を見て自分を捕まえようとデデデ城に向かった事も。普段はチリーの家に居候している。
- 一人称は「ぼく」で、語尾に「○○ポヨ」をつける。また、独自の造語を使う事が多い(例:「ごちめまして(ごちそうさま+初めまして)」「いただいま(いただきます+ただいま)」など)。
- デデデ大王
- プププランドの我侭な自称大王。悪知恵は抜きん出ており、飢え死にしないため、部下のワドルドゥにプププランド中の食べ物を盗ませ、自分の城を食べ物の城に改造しようと企んだり、クラッコに食べ物を黒焦げにするように命令したり、鶏がらスープを食べるためにダイナベイビーを誘拐した際、カービィに誘拐した犯人となすりつけるなど(ポピーブロスJr.曰く「いつものアホの大王様とは違う」)。自分の悪事を阻止するカービィやチリーと対立している。また、人気のあるメタナイトにも嫉妬感を抱いている。
- また、卑怯な手口を平気で実行し、雪合戦で「雪玉に石を入れてはいけない」というルールを無視して雪玉にロッキーを入れてチリーにぶつけた事に激昂したミスター・フロスティに指摘されたが「プププランドの国王だからワシのルールだ!」と罪悪感の無い返答し、部下たちに「セコイ手では右に出るものなし!」と呆れさせた。一人称は「ワシ」。
- ワドルディ
- デデデ大王の兵士で、ワドルドゥの部下。普通のワドルディの他に槍を持ったヤリワドルディも登場している。
- メタナイト
- デデデ大王に雇われた仮面の騎士。騎士道精神あふれる冷静沈着な性格でカービィのボケにも全く動じないが、実直故に天然ボケな一面も見せる。
- ワドルディ達からは「1頭身の輝ける星」と大変慕われており、デデデが家出する遠因を作ったことも。
- チリー
- プププランドの住人の雪だるま。カービィのヘルパーで、いつもカービィに食べ物を強請られるが、絶妙なコンビネーションを繰り広げる。一度カービィの大喰らいに耐え兼ね、追い出した事がある。キャピィやブロントバート、スカーフィとは友人関係で、リーダー格。ミスター・フロスティとはライバル関係で、昔は雪合戦でミスター・フロスティに勝っている。性格や行動はアニメ版に登場するフームに準じている点が多い。一人称は「おれ」。
- ワドルドゥ
- デデデ大王の部下で、ワドルディの隊長。デデデ大王の我侭には手を焼いているが、基本的に忠実。
- ポピーブロスJr.
- デデデ大王の部下。ワドルドゥ同様、デデデ大王の我侭に手を焼いているが、基本的に忠実でワドルドゥたちを指揮し、デデデ大王の悪巧みにとことん付き合う。アニメ版に登場するドクター・エスカルゴンに準じている点が多い。
書誌情報
- あおきけい&みかまる『星のカービィ プププヒーロー』KADOKAWA、既刊2巻(2022年7月28日現在)
- 「ごちめまして!! ボク カービィ!!編」2022年7月27日発売[5]、ISBN 978-4-04-914438-3
- 「特訓!! ワドルディ!!編」2022年7月27日発売[6]、ISBN 978-4-04-914439-0
- 「プププランド最大の事件!!編」2022年12月14日発売予定[7]、ISBN 978-4-04-914566-3
付録コミック
- 上巻は「デンゲキニンテンドー for KIDS」2013年4月号の付録。2009年1月号〜2011年2月号までの話が収録。
- 下巻は「デンゲキニンテンドー for KIDS」2013年5月号の付録。2011年3月号〜2013年5月号までの話が収録。ただし、2011年12月号掲載話のみ収録なし[注 1]。
脚注
注釈
- ^ 上記の「プププランド最大の事件!!編」の単行本には収録されている
出典
- ^ あおきけい&みかまる [@kei_mika] (2022年2月19日). "タランザ初登場の「星のカービィ ウルトラスーパープププヒーロー」掲載。デンゲキバズーカ!!4月号は2月20日発売。". X(旧Twitter)より2022年8月12日閲覧。 |date=の値と|number=から計算された日付が2日以上異なります(解説)
- ^ “『星のカービィ プププヒーロー(あおきけい&みかまる)』 投票ページ”. 復刊ドットコム. 2022年7月29日閲覧。
- ^ “連載ギャグ漫画「星のカービィ プププヒーロー」,“特訓!! ワドルディ!! 編”と“ごちめまして!! ボク カービィ!! 編”の復刻販売を開始”. 4Gamer.net. (2022年6月8日) 2022年7月29日閲覧。
- ^ あおきけい&みかまる [@kei_mika] (2022年6月3日). "今回発売のプププヒーロー第1巻、第2巻の売れ行きが今後の続刊発売、またウルトラスーパープププヒーロー復刊実現に大きな影響を及ぼすと思います。". X(旧Twitter)より2022年8月12日閲覧。
- ^ “「星のカービィ プププヒーロー ごちめまして!! ボク カービィ!!編」 あおきけい&みかまる[児童書]”. KADOKAWA. 2022年7月30日閲覧。
- ^ “「星のカービィ プププヒーロー 特訓!! ワドルディ!!編」 あおきけい&みかまる[児童書]”. KADOKAWA. 2022年7月30日閲覧。
- ^ “【KADOKAWA公式ショップ】星のカービィ プププヒーロー プププランド最大の事件!!編: 本”. カドカワストア. KADOKAWA. 2022年10月17日閲覧。