日本スポーツマスターズ

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日本スポーツマスターズ(にほんスポーツマスターズ)は、日本のスポーツ競技大会である。

1988年から始まった全国健康福祉祭(ねんりんピック)は60歳以上が対象だが、この大会は、原則35歳以上が対象となる(水泳は30歳以上など、競技による)。大会は生涯学習としてのスポーツの定着(即ち生涯スポーツの定着)と、幼児期-高齢者の幅広い層が、おのおのの能力や志向に応じて、スポーツを楽しむ環境づくりを目指すことを謳っているが、本大会では競技性が高い35歳以上の選手が出場し、いわゆる、シニア版国体とも呼ばれている。その中で、参加者が順位を競いつつもスポーツへ親しみを持ってもらい、スポーツを生涯学習として捉え、その普及・振興と、生きがいある社会形成、健全なる心身の維持と向上に努めることを目指している。

2001年宮崎県で第1回大会が行われた。

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開催競技[編集]

水泳サッカーテニスバレーボールバスケットボール自転車競技ソフトテニス軟式野球ソフトボールバドミントン空手道ボウリングゴルフの計13競技。このうち、自転車競技は2002神奈川大会から、ソフトテニスは2006広島大会、軟式野球は2008高知大会から開催。

過去には陸上競技綱引きも行われていたが、休止している。

開催地[編集]

開催地
1 2001年 宮崎県
2 2002年 神奈川県
3 2003年 和歌山県
4 2004年 福島県
5 2005年 富山県
6 2006年 広島県
7 2007年 滋賀県
8 2008年 高知県
9 2009年 静岡県
10 2010年 三重県
11 2011年 石川県
12 2012年 高知県
13 2013年 福岡県北九州市
14 2014年 埼玉県
15 2015年 石川県
16 2016年 秋田県
17 2017年 兵庫県
18 2018年 札幌市 北海道胆振東部地震のため大会中止
19 2019年 岐阜県
20 2020年 愛媛県 大会中止
21 2021年 岡山県 大会中止
22 2022年 岩手県
23 2023年 福井県
24 2024年 長崎県

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 日本スポーツマスターズ戦略プラン2018-2022”. 日本スポーツ協会. p. 21. 2021年5月23日閲覧。
  2. ^ 谷藤千香「マスターズスポーツの現状と課題」『千葉大学教育学部研究紀要』第60巻、千葉大学教育学部、2012年、365-371頁、NAID 120005939167 

外部リンク[編集]