彩流社
彩流社 | |
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正式名称 | 株式会社 彩流社 |
種類 | 株式会社 |
出版者記号 | 88202,7791 |
取次コード | 2900 |
法人番号 | 5010001017483 |
設立日 | 1981年1月14日 |
代表者 | 竹内淳夫 |
本社郵便番号 | 〒102-0071 |
本社所在地 |
東京都千代田区富士見2-2-2 東京三和ビル1F |
資本金 | 1345万円 |
従業員数 | 14人 |
外部リンク | http://www.sairyusha.co.jp/ |
https://twitter.com/sairyusha |
彩流社(さいりゅうしゃ)は、日本の出版社。海外文学を中心に人文社会関連、趣味・実用書、ほぼ全てのジャンルを網羅し現在まで千点を超える書籍を刊行する。
概要
特定のジャンル・思想にとらわれることなく、大手版元が出さない(出せない)ような企画を世に問い続け、D.H.ロレンスなどの海外文学から、連合赤軍など左翼関連のほか、新右翼、紀行エッセイ、古墳探訪など日本古代史、軍事史まで、幅広く刊行している。 『マーク・トウェイン コレクション 全20巻』は他に例を見ないマーク・トウェインの全集の邦訳である。 連合赤軍事件の当事者の記録である『あさま山荘1972(上)(下)(続)』、『十六の墓標(上)(下)(続)』は刊行当時、大きな話題をよびベストセラーに。いまも版を重ね、ロングセラーを続けている。 80年前の発禁本であった『エロエロ草紙』(酒井潔)をカラーで復刻させたことも大きな話題となった。
2013年秋より、これまで培ってきたジャンルをよりコンパクトに読者に手に取りやすい“形”にして届けるというコンセプトで、叢書「フィギュール彩(さい)」を刊行開始。 2014年秋からは、大人も読める児童書のコンセプトで、児童書分野にも参入している。 さらに、2014年秋より毎月、『定本荒巻義雄メタSF全集』を刊行中。
所在地
(JR飯田橋駅西口徒歩約4分 メトロB2a出口より5分)
沿革
- 代表者 竹内淳夫
- 創業 1981年
2人半でスタートして現在のスタッフは十数人の小規模出版社である。
主な発行物
【全集・コレクションなど】
- 『マーク・トウェイン コレクション』 全20巻
- 「山形和美全集」全14巻
- 「ジョージ・エリオット全集」全12巻
- 「現代作家ガイド」『ポール・オースター』『スティーヴ・エリクソン』『ウィリアム・ギブスン』『トニ・モリスン』『マーガレット・アトウッド』『カート・ヴォネガット』『トマス・ピンチョン』以下続刊…
- 『定本荒巻義雄メタSF全集』全7巻 (第1巻『柔らかい時計』、第2巻『宇宙25時』、第3巻『白き日旅立てば不死』、第4巻『聖シュテファン寺院の鐘の音は』、第5巻『時の葦舟』、第6巻『神聖代』、第7巻『カストロバルバ/ゴシック』、別巻『骸骨半島 花嫁他』)編集委員:巽孝之、三浦祐嗣
【連合赤軍関連】
【大人も楽しめる児童書シリーズ】
【叢書「フィギュール彩】
- 1『人生の意味とは何か』(テリー・イーグルトン)
- 2『イギリス文化と近代競馬』(山本雅男)
- 3『ジョルジュ・サンドと四人の音楽家 リスト、ベルリオーズ、マイアベーア、ショパン』(坂本千代/加藤由紀)
- 4『MLB人類学』(宇根夏樹)
- 5『ルポ 精神医療につながれる子どもたち』(嶋田和子)
- 6『同性愛の社会史【新版】』(アラン・ブレイ)
- 7『いまなぜ寺山修司か』(菅原定憲)
- 8『本当はエロいシェイクスピア』(小野俊太郎)
- 9『放射能とナショナリズム』(小菅信子)
- 10『天性の小説家 ジャン・ジオノ』(山本省)
- 11『壁の向こうの天使たち ボーダー映画論』(越川芳明)
- 12『大人の落語評論』(稲田和浩)
- 13『ゴジラの精神史』(小野俊太郎)
- 14『幻の近代アイドル史』(笹山敬輔)
- 15『快読『赤毛のアン』』(菱田信彦)
- 16『監督ばか』(内藤誠)
- 17『ビジネスマンの視点で見るMLBとNPB』(豊浦彰太郎)
- 18『忠臣蔵はなぜ人気があるのか』(稲田和浩)
- 19『談志 天才たる由縁』(菅沼定憲)
- 20『吉本隆明 “心”から読み解く思想』(宇田亮一)
【芸能・映画など】
【その他】
- 崔寛益『朝鮮語読本:しっかり学ぶ基本から会話まで』1990年6月
- 沢史生『鬼の日本史:福は内、鬼は外(上・下)』1990年6月・7月
- 豊田正義『告発!「イエローキャブ」:マスコミ公害を撃つ!』1994年3月
- 清川理一郎『諏訪神社 謎の古代史:隠された神々の源流』1995年3月
- D.H.ロレンス『新訳 チャタレー夫人の恋人』永峰勝男訳、1999年11月
- 三上寛『三上寛 怨歌に生きる』 2000年11月
- 沢史生『鬼の大事典:妖怪・王権・性の解読』2001年3月
- ジャック・アタリ『反グローバリズム:新しいユートピアとしての博愛』近藤健彦、瀬藤澄彦共訳、2001年12月
- 中山康樹、後藤雅洋、村井康司『ジャズ構造改革 : 熱血トリオ座談会』2006年2月
- 辻元よしふみ『スーツ=軍服!?:スーツ・ファッションはミリタリー・ファッションの末裔だった!?』2008年3月
- 浅井壮一郎『古代製鉄物語:「葦原中津国」の謎』2008年8月
- J. サミュエル・ウォーカー『原爆投下とトルーマン』林義勝監訳、2008年9月
- ジャック・ロンドン 『ジャック・ロンドン 幻想短編傑作集』有馬容子訳、2008年10月
- 矢幡洋『無差別殺人と妄想性パーソナリティ障害』2008年10月
- 『クラウゼヴィッツと「戦争論」』清水多吉、石津朋之編、2008年10月
- ジョルジェ・アマード『新版 砂の戦士たち』阿部孝次訳、2008年11月
- 『全作品ガイド アイリス・マードックを読む』日本アイリスマードック学会編、2008年12月
- 竜超『消える「新宿二丁目」:異端文化の花園の命脈を断つのは誰だ?』2009年2月
- 中山康樹『かんちがい音楽評論[JAZZ編]』 2012年1月
- 辻元よしふみ『図説 軍服の歴史 5000年』2012年1月
- エーリヒ・マリア・レマルク『生命の火花:ドイツ強制収容所の勇者たち』小倉正宏訳、2012年8月
- モニク・トゥルン『ブック・オブ・ソルト』小林富久子訳、2012年11月
- 山本宗補『戦後はまだ… 刻まれた加害と被害の記憶』2013年7月
- キャサリン・ゴヴィエ『北斎と応為(上・下)』モーゲンスタン陽子訳、2014年6月
- 小倉志郎『元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ』2014年7月
- アリス・マンロー『愛の深まり』栩木玲子訳、2014年11月
関連項目
外部リンク
- 彩流社ホームページ
- 彩流社 (@sairyusha) - X(旧Twitter)