平野陽三

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平野 陽三
宇宙旅行者
宇宙滞在期間 11日19時間34分
ミッション ソユーズMS-20

平野 陽三(ひらの ようぞう、1985年 - )は、日本実業家。同じく実業家の前澤友作のマネージャー兼プロデューサーを務める。ロシアの宇宙船ソユーズMS-20により、2021年12月に前澤友作とともに宇宙飛行を実施した[1]

来歴

愛媛県今治市出身[2]京都府立大学で住環境・生活デザインを学ぶ[要出典]。2007年にZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイに入社し、2021年現在は前澤友作のマネージャー兼dearMoonプロジェクト等でプロデューサーを務める[2]

アメリカ合衆国スペース・アドベンチャーズによる宇宙旅行プランに参加し、2021年5月にソユーズMS-20への搭乗と国際宇宙ステーション (ISS)への滞在予定が発表された[2]。同年9月19日から前澤とともにロシアの宇宙飛行士訓練施設に入所して訓練を受けた後、11月に実施された宇宙飛行への最終試験を経て、予定通り12月8日にソユーズMS-20での打ち上げに成功した[1]。ソユーズMS-20は国際宇宙ステーションとドッキングした後、日本時間の12月9日午前1時11分から平野ら搭乗員がステーションに移動した[3]。訓練中にはメディカルチェックで親知らずなど5本の歯を抜いている[4]

平野の搭乗目的は、宇宙滞在中の前澤の映像記録とされている[5]。平野のバックアップクルーとして、前澤の関連会社に勤務する小木曽詢も同じ宇宙飛行士の訓練を受けた[4]

12月20日(日本時間12時13分)、カザフスタンのジェスカスガン市の南東148kmにソユーズMS-20で着陸し、帰還した[6]

脚注

  1. ^ a b “前澤友作、ついに宇宙へ!同行マネージャーの日記でわかった「打ち上げまでの3カ月」”. FLASH. (2021年12月8日). https://smart-flash.jp/sociopolitics/165600 2021年12月8日閲覧。 
  2. ^ a b c “前澤友作氏と平野陽三氏、国際宇宙ステーションへ宇宙旅行 - 今年末打ち上げ”. マイナビニュースTech. (2021年5月14日). https://news.mynavi.jp/techplus/article/20210514-1888396/ 2021年7月25日閲覧。 
  3. ^ “動画:前澤友作氏らISSに到着”. AFP通信. (2021年12月9日). https://www.afpbb.com/articles/-/3379927 2021年12月9日閲覧。 
  4. ^ a b “「第3の男」が体験した宇宙への道 一会社員に芽生えた思い”. 毎日新聞. (2021年12月18日). https://mainichi.jp/articles/20211217/k00/00m/030/289000c 2022年1月16日閲覧。 
  5. ^ “前澤友作氏が民間人宇宙飛行士として日本人初のISSヘ。12月8日打ち上げのソユーズ宇宙船搭乗に向け訓練”. トラベルWatch. (2021年5月14日). https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1324468.html 2021年7月25日閲覧。 
  6. ^ “前澤友作氏、無事地球に帰還 約3時間24分の飛行を経て”. 中日新聞. (2021年12月20日). https://www.chunichi.co.jp/amp/article/387191 2021年12月20日閲覧。 

外部リンク