寺前駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。ミモザ・カルーソー (会話 | 投稿記録) による 2022年11月10日 (木) 06:53個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (スタイル修正(「のりば」に関する備考を見直し、脚注欄のソースを修正など))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

寺前駅
駅舎
てらまえ
Teramae
新野 (1.9 km)
(6.3 km) 長谷
地図
兵庫県神崎郡神河町鍛冶字八重向142-2[1]
北緯35度3分54.34秒 東経134度44分34.5秒 / 北緯35.0650944度 東経134.742917度 / 35.0650944; 134.742917座標: 北緯35度3分54.34秒 東経134度44分34.5秒 / 北緯35.0650944度 東経134.742917度 / 35.0650944; 134.742917
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 J 播但線
キロ程 29.6 km(姫路起点)
電報略号 テラ
駅構造 地上駅[1]
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
413人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1894年明治27年)7月26日[1][2]
備考 直営駅[1]
みどりの窓口
テンプレートを表示
左から1・2番のりば、跨線橋、3番のりば
当駅が電化と非電化の境界のため列車の乗り換えが必要となる

寺前駅(てらまええき)は、兵庫県神崎郡神河町鍛冶字八重向にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)播但線[1]。神河町の代表駅である[1]

ICOCAは姫路駅 - 当駅間の各駅で利用可能であり、2021年春に当駅以北の生野駅 (兵庫県)竹田駅 (兵庫県)和田山駅でも利用可能となった。

歴史

駅構造

単式・島式の複合型2面3線のホームを持つ、交換・待避・折返し設備を備えた地上駅で、その他にも列車留置用の側線が設けられている[1]。駅舎は単式の1番のりば側にあり、島式の2・3番のりばへは跨線橋で連絡している[1]。2010年に新駅舎が仮開業した[1]。その後、のりば番号が変更になり、現在は駅舎側の単式ホームが3番のりば、島式が2番のりば、1番のりばの順に変更になっている。

当駅は電化・非電化の境界駅となっている[1]。普通列車はすべて当駅で乗換えとなり、和田山方面は運転本数が少なくなる[1]。特急「はまかぜ」の全列車が停車する。1998年3月13日までは普通列車の半数が当駅で折り返していた。

直営駅(福崎駅の被管理駅)。みどりの窓口が設置されている。駅舎に隣接する「カーミンの観光案内所」内にもトイレはある。自動改札機はなく、代わりにICカード専用簡易改札機が設置されている。

かつては播但線の運行を担っていた福崎鉄道部が置かれていた。現在は組織変更により駅管理業務は福崎駅に移管され、乗務員部門のみが豊岡列車区寺前派出として残されている。

列車の夜間停泊も行われる。

のりば

のりば 路線 方向 行先 備考
1・2・3 J 播但線 下り 和田山方面 特急「はまかぜ」は両方向とも
3番のりばから発車
上り 福崎姫路方面
  • 3線とも方向の区別なく使われている。全ての特急列車は駅舎側となっている3番のりばに停車する。普通列車は主として島式の2・1番のりばに停車し、相互の乗換の便を図っている。なお、1番のりばは和田山行き気動車の停車を前提としてかホームの高さが低くなっているが、実際は1番のりばに姫路方面行きが停車することも多い。
  • 日中時間帯に運行される普通列車は上りが1時間に1本、下りが2時間に1本となっている。

利用状況

「兵庫県統計書[6]」によると、2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員413人である。

近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員
2000年 829
2001年 779
2002年 707
2003年 662
2004年 633
2005年 582
2006年 557
2007年 516
2008年 514
2009年 489
2010年 473
2011年 455
2012年 439
2013年 452
2014年 432
2015年 418
2016年 413

駅周辺

バス路線

その他

  • 播但線電化区間は始発が早く最終が遅い。2016年3月26日改正では5時1分発(土曜・休日は9分発)が始発、0時50分着が最終である。

ギャラリー

隣の駅

西日本旅客鉄道
J 播但線
普通(当駅で乗り換え)
新野駅 - 寺前駅 - 長谷駅

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、159頁。ISBN 9784343006028 
  2. ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、247頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ “JR寺前駅に爆破予告電話 利用者1000に影響”. 毎日新聞 (毎日新聞社): p. 21(兵庫版). (1996年6月18日) 
  4. ^ “神河町観光交流センター ―カーミンの観光案内所― 4月17日オープン!”. 広報かみかわ (神河町役場): p. 10. (2010年5月1日). http://www.town.kamikawa.hyogo.jp/cmsfiles/contents/0000000/151/1005kouhou_No54.pdf 2019年1月27日閲覧。 
  5. ^ "平成28年春ダイヤ改正について" (PDF) (Press release). 西日本旅客鉄道. 18 December 2015. 2016年3月26日閲覧
  6. ^ 兵庫県統計書

関連項目

外部リンク