埼玉県立南稜高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Cewbot (会話 | 投稿記録) による 2022年10月6日 (木) 23:58個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (Bot作業依頼: 学校インフォボックステンプレート統合に伴う変更 (Template:Infobox 日本の学校) - log)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

埼玉県立南稜高等学校
地図北緯35度49分28秒 東経139度38分55秒 / 北緯35.82454度 東経139.6485度 / 35.82454; 139.6485座標: 北緯35度49分28秒 東経139度38分55秒 / 北緯35.82454度 東経139.6485度 / 35.82454; 139.6485
国公私立の別 公立学校
設置者 埼玉県の旗 埼玉県
設立年月日 1980年4月1日
創立記念日 6月1日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科外国語科
学期 3学期
学校コード D111210001066 ウィキデータを編集
高校コード 11231D
所在地 335-0031
埼玉県戸田市美女木4-23-4
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示

埼玉県立南稜高等学校(さいたまけんりつ なんりょう こうとうがっこう)は、埼玉県戸田市美女木にある公立高等学校。また、2005年2007年に、文部科学省よりスーパーイングリッシュハイスクール(SELHi)に指定された。

概要[1]

生徒数は男子:女子が1:2で、女子生徒が多い。女子のみの学級が1クラス作られているほどである。女子生徒が多い理由として、制服が可愛いなどが主な理由である。

学校名に蕨・戸田の名称が入っていないのは、南の稜線を意味する言葉をあて、蕨市戸田市のどちらにも属さない高等学校であることにするためになったものである。

開学時期から、埼玉県の姉妹州であるオーストラリアクィーンズランド州から英語講師を招いたり、地元ロータリークラブや学校PTAとの協力により、留学生のホームステイなどを行ってきた。これらの活動により、新たな専門制後期中等教育コースが認められるようになったことから、外国語コース(現:外国語科、主要授業科目:英語)の新設が認められることになった。

校章は、オリーブをかたどったものとなっている。これは、学校が設置されることになった用地(当時所有:戸田市土地公社、東京外環自動車道を建設するための最初の用地の一つ)にオリーブの木が生えていたことによる。この縁によって、香川県立小豆島高等学校との間で姉妹校となっており、両校ともに修学旅行時には交流会が開かれる。小豆島高等学校からはオリーブの木が贈呈され、現在も順調に生育している。しかし、近年では、交流会の開催が行われていない。

身だしなみ指導が4月、5月、6月、9月、10月、11月、1月、2月、3月に行われる。


沿革

  • 1979年(昭和54年)- 開校準備室を埼玉県立戸田高等学校(現:埼玉県立戸田翔陽高等学校)内に設置
  • 1980年(昭和55年)- 埼玉県立南稜高等学校開校。普通科、定員270名、6クラス
  • 1981年(昭和56年) - 校舎・体育館落成。普通科、定員450名、10クラス
  • 1982年(昭和57年) - LL教室施設完成。クラブハウス、食堂等が入る施設が落成。
  • 1983年(昭和58年) - 屋外プール落成。現在の施設と同じになる。
  • 1989年(平成元年)- 普通科・外国語コース(2クラス)を設置
  • 1996年(平成8年)- 普通科・外国語コースを外国語科(1クラス)に学科転換
  • 2005年(平成17年)- 文部科学省のスーパーイングリッシュハイスクール(SELHi)に指定。

進路指導[2]

  • 大学、短大、専門学校等への進学、そして就職のすべての進路選択者を、開校以来毎年必ず輩出してきた。すべての進路に対応していることが本校の特色である。
  • 近年の傾向として、短大、専門学校への進学が減少し、4年制の大学への進学が増え、平成28年度には約62%になり、短大、専門学校もあわせた現役進学者が9割に達している。また、就職の求人は毎年500件ほど来ているものの、就職を選択したものは毎年10人未満とかなり少ない。

学校行事

  • 基本的に、5月に体育祭、11月にロードレース大会、12月に球技大会が行われる。[3]
    ロードレースは道満グリーンパーク彩湖周回道路で行われ、男子が15km、女子が10kmを走る。
  • 9月に文化祭(オリーブフェスティバル)が行われる

部活動[4]

体育館に柔道場はあるものの、武道系は剣道部のみで柔道部などは存在しない。また、生徒は1年生の夏休みまではいずれかの部に所属することが義務付けられている。

運動部 

  • 男子サッカー部
  • 女子サッカー部
  • ボート部(男女)
  • 野球部
  • 男子テニス部
  • 女子テニス部
  • ソフトテニス部
  • バドミントン部(男女)
  • 男子バスケットボール
  • 女子バスケットボール部
  • 男子バレーボール部[5]
  • 女子バレーボール部
  • 水泳部(男女)
  • 陸上競技部(男女)
  • 卓球部(男女)
  • 剣道部(男女)
  • ソフトボール

文化部・特別部 

その他

教育目標

  • 知性を高め、豊かな情操を培い、たくましい体力と気力を養い、21世紀と国際社会を、自信と誇りをもって生きる若人を育成する。

姉妹校

教育プログラム

  • 初期の卒業生は、林間学校で「国立青年の家」(静岡県御殿場市)へ、臨海学校で静岡県戸田村(現:静岡県沼津市)へ出かけた。
  • 外国語学科は、専門性後期中等教育プログラムとして新設されたもので、主要授業科目を英語に絞って行うコースのこと。最大の目的は、TOEFLなどを受験し進学などに生かすこと。

著名な卒業生

交通

関連項目

脚注

  1. ^ 学校概要 - 埼玉県立南稜高等学校”. nanryo-h.spec.ed.jp. 2021年12月12日閲覧。
  2. ^ 進路指導 - 埼玉県立南稜高等学校”. nanryo-h.spec.ed.jp. 2021年12月12日閲覧。
  3. ^ 学校生活 - 埼玉県立南稜高等学校”. nanryo-h.spec.ed.jp. 2021年12月12日閲覧。
  4. ^ 部活動 - 埼玉県立南稜高等学校”. nanryo-h.spec.ed.jp. 2021年12月12日閲覧。
  5. ^ 令和3年4月現在休部中。

外部リンク