在阪民放ラジオ局京都中継局
座標: 北緯34度58分57秒 東経135度47分14秒 / 北緯34.98250度 東経135.78722度 在阪民放ラジオ局京都中継局(ざいはんみんぽうらじおきょくきょうとちゅうけいきょく)は、京都府京都市東山区にあるラジオ中継局である。
概要
在阪民放AMラジオ局であるMBSラジオ・朝日放送ラジオ(ABCラジオ)・大阪放送(ラジオ大阪・OBC)が、中継局を置いており京都市内周辺に電波を発射している。京都方面への難聴対策のため初の中継局として1997年4月1日に3社共同で運用を開始した[1]。
佐伯ラジオ中継局設置時に大分放送とNHK大分放送局で共同開発した、3波共用3重給電の技術を使用している。
※京都放送(KBS京都)ラジオについては京都放送久御山ラジオ送信所および比叡山、在阪AM局ワイドFM送信所に関しては生駒山テレビ・FM送信所を参照。
送信施設の概要
中継局は京都市東山区今熊野総山町に設置されている。なお、中継局が設置される前は旧国鉄の京都無線中継局があった。
周波数 | 放送局名 | 空中線電力 | 放送対象 地域 |
放送区域 内世帯数 |
備考 |
---|---|---|---|---|---|
1008kHz[2] | 朝日放送ラジオ (ABCラジオ) |
300W[2][3][4] | 京都府 | 約-万世帯 | 周波数は大阪本局と同じ OBCのみAMステレオ放送実施。 |
1179kHz[3] | MBSラジオ | ||||
1314kHz[4] | 大阪放送 (OBC、ラジオ大阪) |
- 2010年2月28日まではMBSが、同年3月14日まではABCがともにAMステレオ放送を実施していた(親局の放送終了とともに廃止)[5]。
- 各社とも開始時から局名告知[6]では京都中継局の所在・出力のアナウンスは行われていなかったが、2014年8月よりABCが、ワイドFMを開始した2016年3月からはMBS、OBCもアナウンスするようになった。
- ABCは2018年4月1日に認定放送持株会社・朝日放送グループホールディングスへの移行に伴い、旧・朝日放送株式会社から朝日放送ラジオ株式会社へ分社化された。
脚注
- ^ ラジオ大阪開局60周年|ラジオ大阪の歩み - 2017年11月29日閲覧
- ^ a b 無線局免許状等情報 朝日放送株式会社 - 2017年11月29日閲覧
- ^ a b 無線局免許状等情報 株式会社毎日放送 - 2017年11月29日閲覧
- ^ a b 無線局免許状等情報 大阪放送株式会社 - 2017年11月29日閲覧
- ^ OBCを含め当中継局設置時よりAMステレオを実施していた。
- ^ 1日の基点=放送曜日上の切り替えの時間に放送する開始アナウンスや月曜日朝のオープニング・日曜深夜のクロージング。