ABCチャンピオンシップゴルフトーナメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
Golf pictogram.svgマイナビABCチャンピオンシップ
ゴルフトーナメント
Nuvola apps kolf.svg トーナメント情報
開催地 兵庫県
創設 1971年
(ミキ・ゴールドカップ・日米ゴルフ対抗戦として。1988年からツアー公認の個人競技に変更。2008年から現大会名に変更)
開催コース ABCゴルフ倶楽部
基準打数 Par71(2013年から。2012年まではPar72で施行)
ヤーデージ 7130Yards(2014年)
ツアー 日本ゴルフツアー機構
競技方法 ストロークプレー
賞金総額 1億5000万円(2014年)
開催月 10月もしくは11月
Nuvola apps kolf.svg 最高記録
最少打数 263 日本の旗 小田龍一2014年
※Par71移行後[1]
通算スコア -23 日本の旗 片山晋呉(2003年)[2]
Nuvola apps kolf.svg 最新優勝者
日本の旗 小田龍一(2014年)
テンプレートを表示

マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメントは、朝日放送(ABC)主催、朝日新聞社日刊スポーツ新聞社後援、日本ゴルフツアー機構公認の男子プロゴルフトーナメントであり、朝日放送の子会社が出資・運営する兵庫県加東市永福のABCゴルフ倶楽部を舞台に毎年10月下旬もしくは11月上旬に行われている。2014年現在、賞金総額1億5000万円、優勝賞金3000万円。

大会の歴史[編集]

1971年に『日米ゴルフ対抗戦』としてスタートし、(1971年は三基商事1982年1983年ゴールドウイン1984年内田洋行が特別協賛となった。)日本とアメリカのツアープロがストロークプレーによる団体戦と個人戦で優勝を争った。これは朝日放送創立20周年記念企画として、ライダーカップというアメリカとヨーロッパのツアー対抗戦の仕組みを参考として企画したもので、日本とアメリカの一流プレーヤーの技の競演が売り物だった。

1988年からはフィリップモリスが特別協賛となり、『ラークカップゴルフ』に改称され、国内外のツアープロを集結したビッグトーナメントとして一新。『ダンロップフェニックストーナメント』と並び賞金総額1億8000万円・優勝賞金3600万円(その後賞金総額2億円・優勝賞金4000万円に増額された)の国内最高賞金大会となった。

1994年からは『フィリップモリス・チャンピオンシップ・ゴルフトーナメント』に改称されたが、2002年にフィリップモリスが特別協賛から撤退した。2003年からは『ABCチャンピオンシップゴルフトーナメント』に改称された(賞金総額も1億2000万円に減額)が、2008年からは毎日コミュニケーションズ(2011年マイナビへ社名変更)が特別協賛となり、『マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント』に改称された。

歴代優勝者[編集]

ミキ・ゴールドカップ・日米ゴルフ対抗戦
開催回 開催期間 優勝者名 スコア 開催コース
第1回 1971年11月5日 - 7日 日本の旗 尾崎将司
アメリカ合衆国の旗 ビリー・キャスパー
-8 PLカントリークラブ
ABCカップ・日米ゴルフ対抗戦
開催回 開催期間 優勝者名 スコア 開催コース
第2回 1972年11月3日 - 5日 アメリカ合衆国の旗 トミー・アーロン -4 池田カントリークラブ
第3回 1973年11月23日 - 25日 アメリカ合衆国の旗 アル・ガイバーガー +2 橋本カントリークラブ
第4回 1974年11月29日 - 12月1日 日本の旗 杉原輝雄 -7
第5回 1975年11月21日 - 24日 日本の旗 中村通 -15 茨木国際ゴルフ倶楽部
第6回 1976年12月2日 - 5日 アメリカ合衆国の旗 トム・ワトソン -11 播磨カントリークラブ
第7回 1977年11月10日 - 13日 日本の旗 青木功 -8
第8回 1978年11月9日 - 12日 -15
第9回 1979年11月8日 - 11日 アメリカ合衆国の旗 トム・パーツァー -12 スポーツ振興カントリー倶楽部
第10回 1980年11月6日 - 9日 アメリカ合衆国の旗 ジェリー・ペイト -12
第11回 1981年11月5日 - 8日 アメリカ合衆国の旗 ボビー・クランペット -17
ゴールドウインカップ・日米ゴルフ対抗戦
開催回 開催期間 優勝者名 スコア 開催コース
第12回 1982年11月4日 - 7日 アメリカ合衆国の旗 ボブ・ギルダー
アメリカ合衆国の旗 カルビン・ピート
-10 総武カントリークラブ総武コース
第13回 1983年11月10日 - 13日 日本の旗 中嶋常幸 -3 太平洋クラブ六甲コース
内田洋行カップ・日米ゴルフ対抗戦
開催回 開催期間 優勝者名 スコア 開催コース
第14回 1984年11月1日 - 4日 アメリカ合衆国の旗 トム・ワトソン -7 総武カントリークラブ総武コース
ABCカップ・日米ゴルフ対抗戦
開催回 開催期間 優勝者名 スコア 開催コース
第15回 1985年10月31日 - 11月3日 日本の旗 尾崎健夫
アメリカ合衆国の旗 コーリー・ペイビン
-12 スポーツ振興カントリー倶楽部
第16回 1986年10月30日 - 11月2日 アメリカ合衆国の旗 カーティス・ストレンジ -17
第17回 1987年10月29日 - 11月1日 アメリカ合衆国の旗 アンディ・ビーン -19
ラークカップゴルフ
開催回 開催期間 優勝者名 スコア 開催コース
第18回 1988年10月27日 - 30日 日本の旗 高橋勝成 -11 ABCゴルフ倶楽部
第19回 1989年10月26日 - 29日 オーストラリアの旗 ブライアン・ジョーンズ -8
第20回 1990年10月25日 - 28日 日本の旗 川岸良兼 -11
第21回 1991年10月31日 - 11月3日 日本の旗 横島由一 -8
第22回 1992年10月29日 - 11月1日 日本の旗 尾崎直道 -9
第23回 1993年10月28日 - 31日 日本の旗 飯合肇 -5
フィリップモリス・チャンピオンシップ・ゴルフトーナメント
開催回 開催期間 優勝者名 スコア 開催コース
第24回 1994年10月27日 - 30日 カナダの旗 ブライアン・ワッツ -12 ABCゴルフ倶楽部
第25回 1995年10月26日 - 29日 日本の旗 田中秀道 -10
第26回 1996年10月24日 - 27日 日本の旗 尾崎直道 -10
第27回 1997年10月30日 - 11月2日 カナダの旗 ブライアン・ワッツ -8
第28回 1998年10月29日 - 11月1日 日本の旗 尾崎将司 -13
第29回 1999年10月28日 - 31日 日本の旗 川岸良兼 -18
第30回 2000年10月26日 - 29日 日本の旗 谷口徹 -12
第31回 2001年10月25日 - 28日 日本の旗 伊沢利光 -16
第32回 2002年10月31日 - 11月3日 オーストラリアの旗 ブレンダン・ジョーンズ -19
ABCチャンピオンシップゴルフトーナメント
開催回 開催期間 優勝者名 スコア 開催コース
第33回 2003年10月30日 - 11月2日 日本の旗 片山晋呉 -23[2] ABCゴルフ倶楽部
第34回 2004年10月28日 - 31日 日本の旗 井上信 -15
第35回 2005年10月27日 - 30日 日本の旗 片山晋呉 -14
第36回 2006年10月26日 - 29日 -17
第37回 2007年10月25日 - 28日 フィリピンの旗 フランキー・ミノザ -14
マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント
開催回 開催期間 優勝者名 スコア 開催コース
第38回 2008年10月30日 - 11月2日 日本の旗 石川遼 -9 ABCゴルフ倶楽部
第39回 2009年10月29日 - 11月1日 日本の旗 鈴木亨 -14
第40回 2010年10月28日 - 31日 韓国の旗 金庚泰 -13
第41回 2011年10月27日 - 30日 日本の旗 河野晃一郎 -15
第42回 2012年10月25日 - 28日 アメリカ合衆国の旗 ハン・リー -17
第43回 2013年10月31日 - 11月3日 日本の旗 池田勇太 -15
第44回 2014年10月30日 - 11月2日 日本の旗 小田龍一[3] -21

テレビ放送[編集]

  • 1974年まではABC・TBS系列にて放送。腸捻転解消によるネットチェンジに伴い、1975年からはABC・NET→ANB→EX系列にて放送。
  • 初日・2日目(予選ラウンド)はABCローカル、3日目・最終日(決勝ラウンド)はABCをキーステーションとしたテレビ朝日系列フルネット局向け全国中継。かつては予選ラウンドは生中継、決勝ラウンドは夕方録画中継だったが、2005年頃から予選ラウンドが深夜録画となり、2007年に限っては3日目も深夜録画となった[4]。2010年以降の決勝ラウンドでは、リアルタイム字幕放送を実施。また2008年・2009年には、ワンセグ独立放送(ABCローカル)で予選ラウンドの生中継も行った。
  • sky・A sports+では、「全部見せます!ゴルフシリーズ」にて4日間完全生中継。この内予選ラウンドの中継は、2007年までは地上波中継のスタッフにて制作されていたが、2008年以降は独自制作となった。なお、2008年のワンセグ独立放送での中継は、スカイ・Aとのサイマル放送であった。また、決勝ラウンドの地上波制作分も時差放送。
  • 1993年大会の最終日では日本シリーズの中継が長引いたため、野球中継終了後の16時55分から30分間放送し、その日の深夜に85分間の短縮版として改めて放送された。
  • 大会2日目が10月最終金曜日と重なった場合は、当大会をローカルで深夜録画放送するABCに配慮して、通常最終金曜日深夜に放送される「朝まで生テレビ!」が、1週前倒しで放送される事がある。

2011年の出来事[編集]

2011年は、新しい試みや中継史上初の事態が発生するなど、様々な出来事が起こった。

  • この年から、同じ週に開催される女子の「樋口久子森永製菓ウイダーレディス(現・樋口久子森永レディス)」も、テレビ朝日系列が中継[5]する事になった為、同一週開催の男女の大会を、同じチャンネルで両方放送するという、近年では珍しいケースとなる[6][7]。この大会の2週前に開催される「富士通レディース」の中継では、それを前面に押し出した番宣スポットが放送された。
  • その初年度となった同年は、当大会が6ホールにも及ぶプレーオフにもつれ込んだ為、6ホール目のティーショットが終わった段階で時間切れとなり、大会史上初めて優勝者を伝えられないまま中継終了となった。その為、この後に放送された「樋口久子森永製菓ウイダーレディス」の中継中に、プレーオフの結果を伝える措置を取った[8]
    • なお、この年のプレーオフの模様は、当日放送されなかった部分や後日談なども交えた、『マイナビスペシャル 笑顔の軌跡 プレーオフを制した挑戦者』と題した特別番組として、同年12月30日にABCローカルで放送された。この番組内では、優勝した河野が出演したマイナビの特別CMも放映された。
  • また同年は、大会開催週の深夜・早朝の時間帯に、「マイナビABCチャンピオンシップの軌跡」と題したフィラー番組[9]が、ABCローカルで放映された。
  • 同年から制作局・朝日放送の野球解説者に就任した矢野燿大(元阪神タイガース中日ドラゴンズ捕手)が、スカイA・sports+のレギュラー番組『金谷多一郎・矢野燿大の考えるゴルフ』で共演する金谷多一郎とともに、中継で石川遼のラウンドリポーターを務めた。
    • ABCラジオでは同年12月31日に、矢野・金谷にメイン実況の岩本を加えた特別番組「ゴルフスペシャル『笑顔が呼んだ奇跡』マイナビABC チャンピオンシップ 激闘のプレーオフ」を放送した。

歴代実況(決勝ラウンド実況)[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 2012年までPar72で施行された時の最少ストロークは片山晋呉の265。
  2. ^ a b 【記録・国内男子】ツアー最多アンダーパー記録(72ホール) - ゴルフダイジェスト・オンライン(2014年10月12日現在) ※2014年10月13日閲覧
  3. ^ 小田龍一が5年ぶりV!最終日は攻めて「62」 - ゴルフダイジェスト・オンライン(2014年11月2日)
  4. ^ 当大会に限らずテレビ朝日系の男子ゴルフ中継は、2007年は最終日以外は深夜録画であったが、2008年は夕方録画に戻っている。
  5. ^ 「樋口久子IDC大塚家具レディス」として行われていた2010年までは、テレビ東京系列が中継していた。
  6. ^ 過去の例では、男女同時開催だった時代の「東海クラシック」(東海テレビ制作・フジテレビ系列で中継)がある。
  7. ^ さらに、その前はTBS系列で「伊藤園レディスゴルフトーナメント」(1994年よりテレビ朝日に移行)・「マルマンオープン」(1994年を持って廃止)がある。
  8. ^ 字幕による速報と、プレーオフ・6ホール目の2打目以降のダイジェスト映像を、中継の間に挿入する形をとった。なお、スカイ・Aの録画中継(当日朝放送された「全部見せます!ゴルフシリーズ」と、地上波中継のディレイ版)では、地上波では放送されなかった箇所を編集して実況・および優勝インタビューを挿入した。
  9. ^ 2008年以降の大会の最終日ダイジェストとスーパーショット集(計20分)。これを放送開始時刻まで繰り返し放送した。

外部リンク[編集]