京都東インターチェンジ
京都東インターチェンジ | |
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京都東インターチェンジ(入口料金所) | |
所属路線 | E1 名神高速道路 |
IC番号 | 32 |
料金所番号 | 01-212 |
本線標識の表記 | 京都東 湖西道路 山科 |
起点からの距離 | 477.9 km(東京IC起点) |
(9.3 km) 京都南JCT► | |
接続する一般道 |
国道1号 京都府道143号四ノ宮四ツ塚線(三条通) |
供用開始日 | 1963年7月16日 |
通行台数 | 34,619台/日(2006年度) |
所在地 |
〒607-8116 京都府京都市山科区小山鎮守町34-1 |
京都東インターチェンジ(きょうとひがしインターチェンジ)は、京都市山科区にある、名神高速道路のインターチェンジである。なお、西大津バイパス(琵琶湖西縦貫道路を形成する)の藤尾南ランプに直結している。
概要
京都市と大津市の境界付近に存在する[1]。名神高速の京阪神方面から大津市の一部地域[2]や高島市[3]へアクセスするのに有効な玄関口となっている。
このインターチェンジの開業によって、山科地域が交通の要衝として発展した[4]。また株式会社SUBARUによれば、開業日、当ICから乗り入れた第一号車はスバル360だったという[5]。
設計の変遷
初期の計画では国道1号の「京都バイパス」の東側終点として計画されており、国道1号との接続も大津市追分に設けられる予定であった[1]。大津市域にも大きく跨る設計であったため「大津インターチェンジ」として建設が進められていた[1]。その後、当初の予定であった「京都バイパス」が名神高速道路に編入され、新しく五条バイパスが建設されることとなったため国道1号との接続は京都市内にも設けられる計画となった[6]。そして、接続時の線形の問題から京都市側のみに出入口が設けられる計画に変更され、また実際とは異なるトランペット型のインターチェンジが計画された[7]。しかし、出入口が京都だけに向けられたことに対して大津市の地元から反対の声があったこと、またトランペット型のインターチェンジでは山を大きく切り崩さなければならず工費の都合から困難とされ、日本道路公団は抜本的に計画を見直すこととなった[8]。この計画変更によって、大津サービスエリアにインターチェンジを併設されることになり、形状もY型インターチェンジに変更された[9]。
また、国道1号との接続部はロータリー交差点にすることが検討されたが、交通需要の予測が改訂されたことにより交通処理の方法が見直され、立体交差を用いた交通処理が行われることになった[10]。
道路
- E1 名神高速道路(32番)
接続道路
料金所
- ブース数:9
入口
- ブース数:4
- ETC専用:1
- ETC•一般:2
- 一般:1
出口
- ブース数:5
- ETC専用:3
- 一般:2
周辺
隣
脚注
出典
- ^ a b c 名神高速道路建設誌編さん委員会 (1967-04-25). 名神高速道路建設誌各論. 日本道路公団. p. 271
- ^ “大津市へのアクセス”. びわ湖大津観光協会. 2017年10月22日閲覧。
- ^ “アクセスマップ”. びわ湖高島観光協会. 2017年10月22日閲覧。
- ^ “山科区のプロフィール変遷”. 山科区役所地域力推進室総務・防災担当. 2017年10月22日閲覧。
- ^ スバコミコラムVol.58 名神高速 京都東ICからの乗り入れ第1号車はスバル360だった 株式会社SUBARU(2020年7月14日)
- ^ 名神高速道路建設誌編さん委員会 (1967-04-25). 名神高速道路建設誌各論. 日本道路公団. pp. 271-272
- ^ 名神高速道路建設誌編さん委員会 (1967-04-25). 名神高速道路建設誌各論. 日本道路公団. pp. 272-274
- ^ 名神高速道路建設誌編さん委員会 (1967-04-25). 名神高速道路建設誌各論. 日本道路公団. p. 274
- ^ 名神高速道路建設誌編さん委員会 (1967-04-25). 名神高速道路建設誌各論. 日本道路公団. pp. 274-276
- ^ 名神高速道路建設誌編さん委員会 (1967-04-25). 名神高速道路建設誌各論. 日本道路公団. p. 275