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マーチ・881

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マーチ・881は、マーチ1988年のF1世界選手権用に開発されたフォーミュラ1カー。設計者はエイドリアン・ニューウェイ

概要

第5戦カナダGPでのマーチ・881(ドライバーはイヴァン・カペリ)

昨年からレイトンハウスとジョイントする形でF1に復帰したマーチの新型マシン。これまで搭載していたフォードDFZからこの年から参入したジャッド製エンジンを搭載。ドライバーは前年に引き続きイヴァン・カペリと、この年でデビューを果たしたマウリシオ・グージェルミンを起用した。

ターボと比べるとパワーと信頼性は劣るが、ニューウェイが開発した空力面との相性が良く、予選・決勝でも上位に食い込む速さを見せ、第14戦ポルトガルGPではカペリが2位表彰台を獲得し、続く第15戦日本GPでもカペリが当時最強だったマクラーレンホンダアラン・プロストをかわし、すぐに抜かれるもののNAユーザーで唯一ラップリーダーを記録し、結果的にコンストラクターズ6位とNA勢ではベネトンに次く好成績を残した。

スペック

シャーシ

エンジン

記録

  • コンストラクターズランキング6位
  • ドライバーズランキング13位:マウリシオ・グージェルミン(予選最高位5位2回 決勝最高位4位1回)
  • ドライバーズランキング7位:イヴァン・カペリ(予選最高位3位1回 決勝最高位2位1回)