山陽フレンズ
フレンズショップ(Friends Shop)とは、かつて山陽電気鉄道の主要駅構内にあった小型売店である。
駅売店
かつては山陽電鉄の主要駅の多くに設置されていたが、業務の合理化及びコンビニ業態への転換を進めたことにより、2020年2月29日の山陽姫路駅を最後にすべて閉店することとなった。
- 閉店した店舗
東から順に記載。閉店日の記載はいずれも店頭の掲示による。
- 西代駅 - 閉店日不明
- 須磨浦公園駅 - 閉店日不明
- この店舗のみ、運営会社(下記参照)が山陽フレンズではなく須磨浦公園株式会社である。
- 滝の茶屋駅 - 2017年8月閉店。末期は平日朝の2時間のみの営業だった。
- 山陽明石駅 - 改札内、コンコースの2店舗を擁していたが、改札内は2018年までに、コンコースは2019年9月30日閉店。コンコース店舗には後にマネケンが入った。
- 西新町駅 - 閉店日不明。旧橋上駅改札横の店舗跡には「ドレミファショップ」の看板が最後まで掲げられていた。
- 東二見駅 - 2019年10月25日閉店。
- 高砂駅 - 閉店日不明
- 白浜の宮駅 - 2008年開業。2016年の駅前開発工事に伴い閉店。
- 飾磨駅 - 2017年2月28日閉店。末期は平日朝の2時間のみの営業だった。
- 山陽網干駅 - 2009年11月30日閉店。
- 山陽姫路駅 - 2020年2月29日閉店。改札横の店舗がフレンズショップとしては最後まで残っていた。後に宝くじ売場に転換。
ローソン+フレンズ
大手コンビニエンスストアの「ローソン」と山陽電鉄沿線においてコンビニエンスストアを展開することで合意し、事実上フランチャイズ化による包括業務提携を締結する。[1]
第1号店舗として「ローソン+フレンズ山陽垂水東店」が2014年11月13日に営業を開始、「ローソン+フレンズ山陽板宿駅店」が2014年12月中旬に営業を開始し、これらの店舗を皮切りに山陽電鉄沿線での店舗展開を進める。
ローソン+フレンズの所在駅を東から順に記載。
- 板宿駅(地上、地下の二店舗)
- 山陽垂水駅(西口)
- 山陽明石駅
- 駅東方のビル1Fにて、明石駅前店として2017年4月20日に開業。24時間営業。
- 西新町駅
- 駅高架工事の完了後、山陽西新町店として2017年11月21日に開業。
- 山陽バス小束山6バス停
- 2017年1月21日に学園南店として、第二神明道路北線学園南インターチェンジ付近に開業。24時間営業。
- 閉店した店舗
- 山陽垂水駅(東口)
- 2014年11月13日より山陽垂水東店として営業開始。2020年2月29日閉店。
山陽フレンズ
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒653-0843 兵庫県神戸市長田区御屋敷通三丁目1番1号 |
設立 | 1977年(昭和52年)6月 |
法人番号 | 4140001016151 |
事業内容 |
駅売店業 宝くじ販売業 定期券受託販売業 コンビニエンスストア業 |
代表者 | 代表取締役社長 森本 一弘 |
資本金 | 5000万円 |
売上高 | 14億3700万円(2016年度) |
純利益 |
3198万7000円 (2022年02月28日時点)[2] |
総資産 |
7億1640万9000円 (2022年02月28日時点)[2] |
従業員数 | 約220名 |
主要株主 | 山陽電気鉄道株式会社(100%) |
外部リンク | http://sanyo-frends.co.jp/index.php |
フレンズショップの運営は、山陽電気鉄道が全額出資する子会社「株式会社山陽フレンズ」が行っている。本店、本社事務所は親会社である山陽電気鉄道本社と同位置にある(2020年12月6日までは本社事務所は藤江駅構内にあった)。
山陽フレンズはフレンズショップの運営のほか、主要駅における定期券受託販売・宝くじ販売等の業務も行っている。
脚注
- ^ 山陽電車駅構内に駅型コンビニエンスストアが誕生(ローソン公式ニュースリリース)
- ^ a b 株式会社山陽フレンズ 第45期決算公告
関連項目
- 駅ナカ
- キヨスク - JRグループ各社の駅構内売店のブランド名。
- asnas - 阪急電鉄・阪神電車の駅構内売店のブランド名。
- K PLAT・Pocketplat - かつての近鉄の駅構内売店・ミニコンビニのブランド名。現在はファミリーマートに転換。
- アンスリー - 京阪電車・南海電車の駅構内売店のブランド名。
- TOKS - 東急電鉄の駅構内売店のブランド名。
- TOMONY - 西武鉄道の駅構内売店のブランド名。