ジェファーソン郡 (ケンタッキー州)
ケンタッキー州ジェファーソン郡 | ||
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設立 | 1780年 | |
郡名の由来 | トーマス・ジェファーソン、第3代アメリカ合衆国大統領(在任1801年-1809年) | |
郡庁所在地 | ルイビル | |
面積 - 総面積 - 陸 - 水 |
1,032 km2 (398.58 mi2) 997 km2 (385.09 mi2) 35 km2 (13.49 mi2), 3.38% | |
推計人口 - (2010年) - 密度 |
741,096人 722人/km2 (1,871人/mi2) | |
標準時 | 東部: UTC-5/-4 | |
ウェブサイト | www |
ジェファーソン郡(ジェファーソンぐん、英: Jefferson County)は、アメリカ合衆国ケンタッキー州の北部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は741,096人であり、2000年の693,604人から6.8%増加した[1]。ケンタッキー州では最も人口が多い郡であり、第2位のファイエット郡の2倍以上である。郡庁所在地はルイビル市(人口597,337人[1])であり、ルイビル市とジェファーソン郡が統合されてルイビル・メトロと呼ばれている。
ジェファーソン郡はインディアナ州にも跨るルイビル・ジェファーソン郡大都市圏に属している。またルイビル・エリザベスタウン・スコッツバーグ広域都市圏にも属している。これら都市圏の中でも人口最大の郡である。
歴史
ジェファーソン郡は1780年に組織化され、当時バージニア州に属していたケンタッキー郡から創出された最初の3郡の1つだった。他の2郡はファイエット郡とリンカーン郡である。郡名は当時バージニア州知事であり、後にアメリカ合衆国大統領になったトーマス・ジェファーソンに因んで名付けられた。
現在のジェファーソン郡内でインディアンによる最後の大きな襲撃は1789年7月17日に起きたチェノウェス虐殺だった。
2003年、ジェファーソン郡政府は郡庁所在地であるルイビル市政府と合併し、「ルイビル・ジェファーソン郡メトロ政府」あるいは単純に「ルイビル・メトロ」と呼ぶ新しい政体を作った。この新しい政府は「ジェファーソン郡」という名前を外すのが一般的であり、ジェファーソン郡庁舎を「メトロ・ホール」に改名することまで行ってきた。
この合併以前、地方政府の長はジェファーソン郡長だった。この地位は現在も存在しているが、ほとんど権力は無い。現職はケン・ハーンドンである。地方政府は実質的にルイビル・メトロ市長グレッグ・フィッシャーが取り仕切っている。
地理
アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は398.58平方マイル (1,032.3 km2)であり、このうち陸地385.09平方マイル (997.4 km2)、水域は13.49平方マイル (34.9 km2)で水域率は3.38%である[2]。オハイオ川が北側郡境であり、同時にインディアナ州との州境になっている。
郡内最高地点はサウスパークヒルであり、標高は902フィート (275 m)、郡南部にある。最低地点はオハイオ川に沿った標高383フィート (117 m) の地点であり、ウェストポイントのすぐ北にある。
隣接する郡
- ブリット郡 - 南
- シェルビー郡 - 東
- オールダム郡 - 北東
- スペンサー郡 - 南東
- ハーディン郡 - 南西
- クラーク郡 (インディアナ州) - 北、オハイオ川の対岸
- ハリソン郡 (インディアナ州) - 西、オハイオ川の対岸
- フロイド郡 (インディアナ州) - 北西、オハイオ川の対岸
人口動態
人口推移 | |||
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年 | 人口 | %± | |
1790 | 4,765 | — | |
1800 | 8,754 | 83.7% | |
1810 | 13,399 | 53.1% | |
1820 | 20,768 | 55.0% | |
1830 | 23,979 | 15.5% | |
1840 | 36,346 | 51.6% | |
1850 | 59,831 | 64.6% | |
1860 | 89,404 | 49.4% | |
1870 | 118,953 | 33.1% | |
1880 | 146,010 | 22.7% | |
1890 | 188,598 | 29.2% | |
1900 | 232,549 | 23.3% | |
1910 | 262,920 | 13.1% | |
1920 | 286,369 | 8.9% | |
1930 | 355,350 | 24.1% | |
1940 | 385,392 | 8.5% | |
1950 | 484,615 | 25.7% | |
1960 | 610,947 | 26.1% | |
1970 | 695,055 | 13.8% | |
1980 | 685,004 | −1.4% | |
1990 | 664,937 | −2.9% | |
2000 | 693,604 | 4.3% | |
2010 | 741,096 | 6.8% | |
2011(推計) | 752,866 | 1.6% |
基礎データ
人種別人口構成
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年齢別人口構成
世帯と家族(対世帯数)
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収入収入と家計 |
都市と町
注: 2003年1月6日にルイビル・メトロが設立されて以降、下記リストの市民は新しい拡大メトロの住人にもなった。しかし法人化された都市はどれも解体されてはいない。郡政府が町に対して行っていたサービスはルイビル・メトロに引き継がれた。しかし元のルイビル市は事実上、新しい市郡政府を吸収した形になっている。
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- † 元は国勢調査指定地域だったが、2003年にルイビル・メトロ市内の地区になった
脚注
- ^ a b American FactFinder. U.S. Census Bureau. 2011年2月4日. 2011年4月5日閲覧.
- ^ “Census 2010 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2011年11月5日閲覧。