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M59 (天体)

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M59
 
星座おとめ座
観測データ
種別楕円銀河
赤経 (RA, α) 12h 42.0m (J2000.0)
赤緯 (Dec, δ) +11°39' (j2000.0)
距離 5500万 光年
視等級 9.8
視直径 5x3
物理的性質
直径 _ 光年
(B-V)_
絶対等級 _
特性 _
その他の名称

NGC 4621

M59(NGC4621)はおとめ座楕円銀河である。

1779年当時ドレスデンにいたコーラーがM60と共に、発見した。同年、シャルル・メシエM58, M60と一緒に発見している。メシエは「M58に先行し、εと平行する。いちはこれから決定した。双方とも微かである」と記している。1864年ジョン・ハーシェルは、「明るく、かなり大きい。ほとんど広がりがなく、中央が急に明るくなっている」と記している。

口径5cmの望遠鏡でようやく見える。マラスは口径10cmの望遠鏡で「M32に似ている」と記している。口径8cm程度の望遠鏡の中倍率でM59はM60と共に見えてくる。口径30cmの望遠鏡では、周囲にNGC4647, NGC4637, NGC4638と多数の銀河が見えて、おとめ座銀河団の中であることをうかがわせる。

1939年超新星が出現した。