LaLa
LaLa(ララ) | |
---|---|
ジャンル | 漫画雑誌 |
読者対象 | 少女 |
刊行頻度 | 隔月刊 → 月刊 |
発売国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
定価 | 470円(2014年6月号以降) |
出版社 | 白泉社 |
雑誌名コード | 09205 |
刊行期間 | 1976年7月 - |
発行部数 | 79,667部(2020年4月 - 2020年6月日本雑誌協会調べ) |
レーベル | 花とゆめコミックス |
姉妹誌 | LaLa DX、AneLaLa |
ウェブサイト | 白泉社オンライン |
『LaLa』(ララ)は、白泉社の発行する月刊少女漫画雑誌。発売日は毎月24日(発行月の前々月)。
概要
1976年7月に隔月刊誌として創刊された[1][2]。創刊号は山岸凉子の「花の精たち」というイラストが表紙を飾った。創刊当時の誌名は『花とゆめ LaLa』であり価格は260円だった。初代編集長は小長井信昌が務めた。創刊からちょうど1年後の1977年7月に同年9月号をもって月刊化され、誌名も『月刊 LaLa』へと変更された。
現行の姉妹誌には、隔月刊誌『LaLa DX』(1985年創刊時は季刊)がある。両誌の沿革および既に休刊した増刊誌・派生誌に関しては後述の「#関連誌」を参照。
単行本は、白泉社の総合レーベル「花とゆめコミックス」より刊行されている。
新人賞として、毎月開催される「LMSララまんが家スカウトコース」と、4月・8月・12月に開催される「ララまんがグランプリ」を主宰。また、かつては「ララまんがスクール」を主宰していた。白泉社の主宰する四誌合同企画「白泉社アテナ新人大賞」(旧称「アテナ大賞」)にも参加。同賞は1976年から2012年まで開催され、2013年以降は「白泉社少女まんが新人大賞」としてリニューアルされた。受賞作品は開催の翌年2月号に掲載される。
かつては『遙かなる時空の中で』や『金色のコルダ』など、ネオロマンスシリーズのコミカライズ作品が掲載されていた(現在はARIA(講談社)に掲載)。
現在の掲載作品
- 赤髪の白雪姫(あきづき空太)
- アプリボーイズ(屋丸やす子)
- 学園ベビーシッターズ(時計野はり)
- 可愛いたぬきも楽じゃない(河口けい)
- 機械仕掛けのマリー(あきもと明希)
- 君は春に目を醒ます(縞あさと)
- この凶愛は天災です(夢木みつる)
- 末永くよろしくお願いします(池ジュン子)
- 転生悪女の黒歴史(冬夏アキハル)
- 天堂家物語(斎藤けん)←『LaLa DX』
- 夏目友人帳(緑川ゆき)
- 鳩子さんは時々魔法少女(可歌まと)
- マリッジパープル(林みかせ)
- ミミズクと夜の王(鈴木ゆう、原作:紅玉いづき)
- 4ジゲン(にざかな)
- リバース×リバース(天乃忍)
過去の掲載作品
あ行
- あぁ愛しの番長さま(藤方まゆ)
- アイドルDTI(冬夏アキハル)
- あかく咲く声(緑川ゆき)
- アルトの声の少女(篠有紀子)
- 一清&千沙姫シリーズ(柳原望)
- 一万十秒シリーズ(倉多江美)
- インナーカルテット(かわみなみ)
- with!!(斎藤けん)
- うえぽん(いしかわじゅん)
- うそカノ(林みかせ)
- ウラカタ!!(葉鳥ビスコ)
- 英会話スクールウォーズ(マツモトトモ)
- エイリアン通り(成田美名子)
- eensy-weensy モンスター(津田雅美)
- お池にはまってプリンセス(木村晃子)
- 王様ゲーム(水野十子)
- 桜蘭高校ホスト部(葉鳥ビスコ)
- 狼陛下の花嫁(可歌まと)
- オガッツ!(平井摩利)
- OZ(樹なつみ)
- お兄ちゃんと一緒(時計野はり)
- おまけの小林クン(森生まさみ)
- お迎えです。第2シリーズ(田中メカ)
か行
- ガートルードのレシピ(草川為)
- 会長はメイド様!(藤原ヒロ)
- 彼方から(ひかわきょうこ)
- かたつむり前線(藤川佳世)
- 彼氏彼女の事情(津田雅美)
- 輝夜姫(清水玲子)
- 火宵の月(平井摩利)
- 機械じかけのマリー(あきもと明希)
- キス(マツモトトモ)
- 君のコトなど絶対に(田中メカ)
- 今日もみんな元気です(猫山宮緒)
- 金色のコルダ(呉由姫、原案:ルビー・パーティー)
- 銀の勇者(渡辺祥智)
- グレイテストな私達(わかつきめぐみ)
- 黒のもんもん組(猫十字社)
- 幻影奇譚(いなだ詩穂)
- ご近所の博物誌(わかつきめぐみ)
- 小山荘のきらわれ者(なかじ有紀)
さ行
- 斎王寺兄弟に困らされるのも悪くない(晴海ひつじ)
- CIPHER(成田美名子)
- 櫻の園(吉田秋生)
- 砂漠のハレム(夢木みつる)
- ZIG☆ZAG(なかじ有紀)
- 執事と主は結ばれません(角野ユウ)
- シニカル・ヒステリー・アワー(玖保キリコ)
- シャンペン・シャワー(かわみなみ)
- 獣王星(樹なつみ)
- 知らない国の物語(川瀬夏菜)
- スイートバニラビーンズ(八神星子)
- ストロベリ-・エッセイ(篠有紀子)
- セーラー服にお願い!(田中メカ)
- 千年の雪(葉鳥ビスコ)
- So What?(わかつきめぐみ)
た行
- 黄昏シティグラフィティ(星崎真紀)
- ダンキラ!!! アドレナリンバースト(樫八重子、原作:コナミデジタルエンタテインメント)
- ちょっと江戸まで(津田雅美)
- Z-ツェット-(青池保子)
- 月の子(清水玲子)
- 月は東に日は西に(わかつきめぐみ)
- っポイ!(やまざき貴子)
- デーモン聖典(樹なつみ)
- 天然パールピンク(田中メカ)
- 朱鷺色三角(樹なつみ)
- 図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編(弓きいろ、原作:有川浩)
- 隣のDOUBLE(なかじ有紀)
- 隣はSCRAMBLE(なかじ有紀)
- とらわれの身の上(樋野まつり)
- トロピカル半次郎(高口里純)
な行
は行
- ハイスクール・オーラバスター(杜真琴、原作:若木未生)
- 伯爵と呼ばれた男(高口里純)
- バジル氏の優雅な生活(坂田靖子)
- 遙かなる時空の中で(水野十子)
- 八葉さんが行く!(カネチクヂュンコ)
- 美女が野獣(マツモトトモ)
- ハッスルで行こう(なかじ有紀)
- パッション・パレード(樹なつみ)
- 花咲ける青少年(樹なつみ)
- ハルマゲドンシリーズ(山田ミネコ)
- ヴァンパイア騎士(樋野まつり)
- ビーナスは片思い(なかじ有紀)
- B.B.Joker(にざかな)
- ピエロ(赤座ひではる)
- 日出処の天子(山岸凉子)
- 姫君は騎士団長(屋丸やす子)
- ビューティー ハニー(マツモトトモ)
- funfun工房(渡辺祥智)
- フェアリー・マスター(橘裕)
- 不協和音ラプソディ(わかつきめぐみ)
- BRAN-NEW(なかじ有紀)
- フレッシュグリーンの季節(篠有紀子)
- ペンギン革命(筑波さくら)
- ほいきた!りんご組(江咲桃恵)
- ぼくらはみんな高血圧! オコジョさん(宇野亜由美)
ま行
- 魔術使いシド&リドシリーズ(木々)
- まり子闘争(かわみなみ)
- 摩利と新吾(木原敏江)
- マリはハッピーエンドでお願いします(晴海ひつじ)
- みかん絵日記(安孫子三和)
- 水玉ハニーボーイ(池ジュン子)
- みき&ユーティ(成田美名子)
- 目隠しの国(筑波さくら)
- めるぷり メルヘン☆プリンス(樋野まつり)
- もしかしてヴァンプ(橘裕)
や行
- 八雲立つ(樹なつみ)
- ユキは地獄に堕ちるのか (藤原ヒロ)
- 嫁姑教室(柏屋キクゾー)
ら行
- らぶ・ちょっぷ!(森生まさみ)
- ラブラブミッチー(高野まさこ)
- 龍の花わずらい(草川為)
- 劉備徳子は静かに暮らしたい(仲野えみこ)
- 菩提樹寮のアリア─金色のコルダシリーズ─(呉由姫、原案:ルビー・パーティー)
- ルーとソロモン(三原順)
わ行
発行部数
- 1978年6月:公称30万部[3]
- 1979年7月:公称30万部[4]
- 1980年7月:公称30万部[5]
- 1981年9月:公称30万部[6]
- 1982年12月:公称400,000部[7]
- 1984年4月:公称450,000部[8]
- 1985年3月:公称450,000部[9]
- 1986年3月:公称350,000部[10]
- 1987年3月:公称350,000部[11]
- 1988年3月:公称350,000部[12]
- 1989年2月:公称380,000部[13]
- 1990年2月:公称380,000部[14]
- 1991年2月:公称380,000部[15]
- 1991年4月 - 1992年3月:公称380,000部[16]
- 1992年4月 - 1993年3月:公称380,000部[17]
- 1993年4月 - 1994年3月:公称380,000部[18]
- 1996年1月 - 12月:推定21万部[19]
- 1997年1月 - 12月:推定20万部[20]
- 1998年1月 - 12月:推定22万部[21]
- 1999年1月 - 12月:推定23万部[22]
- 2000年1月 - 12月:推定20万部[23]
- 2003年9月1日 - 2004年8月31日:166,750部[24]
- 2004年9月1日 - 2005年8月31日:173,583部[24]
- 2005年9月1日 - 2006年8月31日:171,750部[24]
- 2006年9月1日 - 2007年8月31日:170,833部[24]
- 2007年10月1日 - 2008年9月30日:173,750部[24]
- 2008年10月1日 - 2009年9月30日:178,667部[24]
- 2009年10月1日 - 2010年9月30日:169,542部[24]
- 2010年10月1日 - 2011年9月30日:160,250部[24]
- 2011年10月1日 - 2012年9月30日:155,950部[24]
- 2012年10月1日 - 2013年9月30日:144,609部[24]
- 2013年10月1日 - 2014年9月30日:137,934部[24]
- 2014年10月1日 - 2015年9月30日:130,359部[24]
- 2015年10月1日 - 2016年9月30日:126,500部[24]
- 2016年10月1日 - 2017年9月30日:120,675部[24]
- 2017年10月1日 - 2018年9月30日:106,250部[24]
- 2018年10月1日 - 2019年9月30日:101,250部[24]
この節の加筆が望まれています。 |
関連誌
1985年より、従来の別冊・増刊など各誌の再編が始まり、一方では姉妹誌の季刊『LaLa DELUXE』(のち『LaLa DX』)が創刊した。
他方、それまでの『LaLa大増刊』を引き継いで同1985年夏に登場した『LaLaスペシャルWendy』は、翌1986年夏に『LaLaスペシャルCindy』に改題し、1987年には短編特集の増刊『Short Stories』も登場するなど、約2年間にわたって題号や発行周期に混乱が見られたが、1988年に季刊の『LaLa Club』(『LaLa SPRING Club』など)に一本化して1990年まで刊行した。1991年には『LaLa'』に再改題して計3回刊行したのを最後に、季刊増刊誌は一時消滅した。
のち『Lunatic LaLa』(1994年-1996年、年2回刊)、『LaLaスペシャル』(2004年-2010年、初期は年刊・後期は不定期刊)などが登場している。
- 年代別関連誌
- My LaLa(1984年 - 1985年:不定期刊)[30]
- LaLaスペシャルWendy(1985年 - 1986年:不定期刊)[31] →後継誌(誌名変更)『LaLaスペシャルCindy』
- LaLaスペシャルCindy(1986年 - 1988年:季刊)[32]
- AneLaLa(2013年 - 2014年:季刊、2015年 - 2017:隔月刊)[33]:季刊時代は1月・4月・7月・10月発行の前月5日発売。隔月刊時代は偶数月発行の前月5日発売。→WEB版へ
参考文献
脚注
- ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|Lala(白泉社)1976 ※同資料では「1巻1号(昭和51年9月)」と記載。
- ^ 楽天ブックス LaLa(ララ)2014年09月号[雑誌]- 白泉社(2014年12月29日時点のアーカイブ)※7月24日発売の同年9月号表紙にて「LaLa 38th ANNIVERSARY!」と記載。
- ^ メディアリサーチセンター『雑誌新聞総かたろぐ 1979年版』参照。
- ^ メディアリサーチセンター『雑誌新聞総かたろぐ 1980年版』参照。
- ^ メディアリサーチセンター『雑誌新聞総かたろぐ 1981年版』参照。
- ^ メディアリサーチセンター『雑誌新聞総かたろぐ 1982年版』参照。
- ^ メディアリサーチセンター『雑誌新聞総かたろぐ 1983年版』参照。
- ^ メディアリサーチセンター『雑誌新聞総かたろぐ 1984年版』参照。
- ^ メディアリサーチセンター『雑誌新聞総かたろぐ 1985年版』参照。
- ^ メディアリサーチセンター『雑誌新聞総かたろぐ 1986年版』参照。
- ^ メディアリサーチセンター『雑誌新聞総かたろぐ 1987年版』参照。
- ^ メディアリサーチセンター『雑誌新聞総かたろぐ 1988年版』参照。
- ^ メディアリサーチセンター『雑誌新聞総かたろぐ 1989年版』参照。
- ^ メディアリサーチセンター『雑誌新聞総かたろぐ 1990年版』参照。
- ^ メディアリサーチセンター『雑誌新聞総かたろぐ 1991年版』参照。
- ^ メディアリサーチセンター『雑誌新聞総かたろぐ 1992年版』参照。
- ^ メディアリサーチセンター『雑誌新聞総かたろぐ 1993年版』参照。
- ^ メディアリサーチセンター『雑誌新聞総かたろぐ 1994年版』参照。
- ^ 『1997年版 出版指標年報』全国出版協会推定発行部数
- ^ 『1998年版 出版指標年報』全国出版協会推定発行部数
- ^ 『1999年版 出版指標年報』全国出版協会推定発行部数
- ^ 『2000年版 出版指標年報』全国出版協会推定発行部数
- ^ 『2011年版 出版指標年報』全国出版協会推定発行部数
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 日本雑誌協会マガジンデータによる1号当たり平均部数。
- ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|ララ・デラックス : ララ特別編集(白泉社)1983 ※同資料では「1983年8月」の初号のみ記載。
- ^ a b 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|Lala DX(白泉社)1985 ※同資料では「1985年no.1」からの記載。
- ^ a b NDL-OPAC - 所蔵詳細 - 請求記号:Z32-744 ※同資料では「1985年no.1」からの記載。
- ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|別冊Lala : 別冊ララ(白泉社)1983
- ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|別冊Lala(白泉社)1984
- ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|My lala (白泉社)1984
- ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|Wendy Lalaスペシャル(白泉社)1985
- ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|Cindy Lalaスペシャル(白泉社)1986
- ^ AneLaLa:白泉社のマンガ誌が休刊 “お姉さん版”「LaLa」