BURN (THE YELLOW MONKEYの曲)

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BURN
THE YELLOW MONKEYシングル
初出アルバム『PUNCH DRUNKARD
B面 「LOVE LOVE SHOW (English Version)」
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル ファンハウス
プロデュース 吉井和哉
ゴールドディスク
プラチナ (日本レコード協会 1997年8月)
チャート最高順位
  • 週間2位(オリコン
  • 1997年8月度月間3位(オリコン)
  • 1997年度年間36位(オリコン)
THE YELLOW MONKEY シングル 年表
LOVE LOVE SHOW
1997年
BURN
1997年
球根
(1998年)
ミュージックビデオ
BURN - YouTube
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BURN」(バーン)は1997年7月24日に発売されたTHE YELLOW MONKEY13枚目のシングル。発売元はファンハウス

解説[編集]

  • 11thシングル「楽園」以来となるドラマタイアップとなった。累計売上は66万枚(オリコン調べ)[* 1]を売り上げ、シングルでは自身最大の売上を記録した。オリコンでは、1997年8月度月間3位、1997年度年間36位となり、いずれも自身最高位を記録している。吉井は、「『BURN』は、デビューしてからのTHE YELLOW MONKEYの頂点」と語っている[3]
  • シングルのジャケットとアーティスト写真はオフィシャルフォトグラファー有賀幹夫の提案により、浜岡砂丘で撮影された[4]
  • 「BURN」リリースから2日後の7月26日、第1回「フジロックフェスティバル」に出演し、8曲目に本曲を披露した。
  • 2010年に結成20周年記念企画の一環で発売されたユニクロとのコラボレーションTシャツには、「Burn」の文字がデザインされたものがバリエーションに存在する。

制作背景[編集]

  • 吉井曰く、「東北とラテンを融合させる楽曲をイメージして、傷付きながらも、前に進んでいく女性をイメージして作った」という[4]。サビの「思い出」の部分が「思いディ」と歌われているが、意図的なものである[5]。また、このサビのメロディーは、吉井が夫婦喧嘩の際に思いついたものである[5]
  • ドラマ制作陣より「夏の番組のため、『冬の町』という歌詞を変更してほしい」という要望があったが、吉井は「夏だけの歌にしてしまうと、冬に演奏できなくなる。いつでも演奏できる楽曲にしたい」と反対し、制作陣を納得させた[6]

収録曲[編集]

全曲 作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY

  1. Play BURN
    (作詞:吉井和哉)
    TBS系ドラマ「職員室」主題歌。2009年7月からパチンコ『CR忍術決戦 月影』に使用された。2013年に行われたファン投票で10位を獲得し、『イエモン-FAN'S BEST SELECTION-』に収録された。
  2. Play LOVE LOVE SHOW (English Version)
    (作詞:吉井和哉 & 鮎貝健
    12thシングル『LOVE LOVE SHOW』の英語バージョン。元の歌詞を英語にしたものではなく、一部日本語で歌っている箇所もある。歌詞に「U2」が登場する。また、このシングルにのみ日本語訳が載っている。
  3. Play BURN (Instrumental)

ミュージックビデオ[編集]

ミュージックビデオは山形の田舎で撮影された。ラストにはメンバーの幼少時代の写真が使用されている。打ち合わせ段階では「『帰ってきたウルトラマン』が夕陽にたそがれてる雰囲気」という自由なプレゼンであり、メンバーが笑いながら賛成したことにより、そのまま撮影された[7]。監督を務めた高橋栄樹は、「これをメジャーでやっていいんだ? という印象を受けた」「あれだけの規模でメジャーでやれるのは、日本の音楽シーンでも希有である」と語っている[7]。『帰ってきたウルトラマン』のモチーフは、再結成後の初シングル「砂の塔」(2016年)のティザー映像でも採用された。

収録作品[編集]

#1. BURN

#2. LOVE LOVE SHOW (English Version)

  • SICKS』(1997年8月8日)※英国盤ボーナストラック
  • 『MOTHER OF ALL THE BEST』初回盤(2004年12月8日)

カバー[編集]

#1. BURN

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 累計売上を90万枚とする資料もある[1][2]

出典注[編集]

  1. ^ 『THE YELLOW MONKEY/BURN』(ロッキング・オン)、2000年、389頁。ISBN 4-947599-85-5
  2. ^ 『COMPLETE BURN』(ロッキング・オン
  3. ^ 「BURN」吉井和哉・その後の2万字インタビュー
  4. ^ a b 「吉井和哉 オフィシャルモバイルサイト」
  5. ^ a b 『吉井和哉自伝 失われた愛を求めて』(ロッキング・オン
  6. ^ 『15YEARS』(ぴあ
  7. ^ a b 森朋之 (2013年7月31日), 徹底座談会で明かされる真実とそれぞれの1曲 (5/7), ナタリー, https://natalie.mu/music/pp/theyellowmonkey03/page/5 

外部リンク[編集]