A album

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A album
KinKi Kidsスタジオ・アルバム
リリース 1997年7月21日
ジャンル J-POP
時間 42分38秒
レーベル ジャニーズ・エンタテイメント
プロデュース 藤島メリー泰子
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1997年度年間20位(オリコン)
ゴールド等認定
KinKi Kids 年表
A album
(1997年)
B album
(1998年)
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A album』(エー・アルバム)は、KinKi Kidsデビューアルバム1997年7月21日発売。発売元はジャニーズ・エンタテイメント

解説[編集]

デビューシングル硝子の少年」との同時発売。これまでCDデビューには至っていなかったが、ライブなどで披露された楽曲、テレビ番組タイアップがつき、商品化が待望されていた楽曲が多かったこともあり、発売前から大変話題になった。本作はそんなCDデビュー前から完成していた楽曲を中心に収録し、一切シングル曲無しのアルバムになっている。もちろん同発の「硝子の少年」も未収録であるが、既発曲についてもスタジオレコーディングを行い新たに製作したものが多い。本人達も発売当時「デビュー前のキンキキッズのベストアルバム的な内容になった。」と語った。

また、本作はオリコンチャートの集計から不利な月曜日発売(※通例では水曜日発売が一般的)である。同発である「硝子の少年」との複数購入が多くなるのでは、という販売予想に基づき、初回プレスは本作とシングルがセットになった仕様で発売された。本作の初回盤は卓上カレンダー付き。このセット販売の発案者は、小杉理宇造。初回プレス数は100万枚製作され完売している。また前述のように集計期間が極端に短かったため、オリコンでは初回盤のセールスしか集計していなかったためか、シングルとアルバムが全く同じ売り上げと言う珍記録を作っている。結果的にはシングル・アルバムともにミリオンセラーを達成し、オリコン集計で史上2組目(DEENこのまま君だけを奪い去りたいDEEN)以来となるデビューシングル・アルバムどちらもミリオンセラー達成という記録を打ち立てる。ジャニーズ事務所所属歌手のオリジナルアルバムでは、2010年にが「僕の見ている風景」を発売するまでは最も高く売り上げていた。

本作収録曲は、まだKinKi Kidsがジャニーズ事務所の自社レーベル・ジャニーズ・エンタテイメントに所属、デビューする前の楽曲が多数収録されているため、楽曲によって版権の持ち会社が異なっている。作品化によって版権は全てジャニーズに渡ったため、他のレコード会社に権利がある楽曲も、ジャニーズ (JOHNNY COMPANY)との併記になっている。カバー曲である「たよりにしてまっせ」のみ、原曲の権利がある作詞・曲者の表記のみになっている。

タイトルは今後シリーズとなっていくローマ字の最初の文字「A」。このAには複数の意味があり、album(アルバム)、access(アクセス)、all in one(全部入り)、appulause(拍手)、appreciate(感謝)を表す。また、アルファベットで一番初めの文字が「A」であり、「一番初めで、一番を目指す」という意味と、関西弁で「いい」ことを「ええ」ということから、「ええアルバム」というのもかけている。

作詞・作曲は相田毅と谷本新のコンビが多い。アルバム収録にあたって製作された新曲で顕著である。

収録曲[編集]

  1. Rocks
    (作詞:相田毅 作曲:谷本新 編曲:棚橋信仁 コーラスアレンジ:松下誠)
    このアルバムのために書き下ろされた新曲。デビュー直前に堂本剛がMUSIC STATIONに出演し、この曲をソロで披露した。
  2. Kissからはじまるミステリー
    (作詞:松本隆 作曲・編曲:山下達郎)
    デビューシングル「硝子の少年」と同じく、作詞を松本隆、作編曲は山下達郎が担当した豪華な顔合わせの作品。堂本剛より主演の日本テレビドラマ金田一少年の事件簿 第2シーズン』(1996年)主題歌。ドラマ放送時からボーカルが改めてレコーディングされているほか、アレンジも変更されている。後に「硝子の少年」と同様に山下達郎によるセルフカヴァーバージョンが公開されているが、商品化されていない。2005年のアルバム『SONORITE』には新たに製作しなおしたセルフカヴァーバージョンが収められている(余談であるが、作曲・編曲を担当した山下によると、提供したマスターの曲をそのまま使われたと語っており、山下自身が歌うつもりであったとも語っている)。
  3. Tell me
    (作詞:相田毅 作曲:羽場仁志 編曲:岩田雅之)
    このアルバムのために書き下ろされた新曲。
  4. 僕は思う
    (作詞:相田毅 作曲:谷本新 編曲:船山基紀)
    堂本光一ソロ曲。初主演ドラマ日本テレビ系『銀狼怪奇ファイル』(1996年)エンディングテーマ。約2年越しでのCD化となった。ボーカルは改めてレコーディングされている。
  5. せつない恋に気づいて
    (作詞:MIZUE & HIDE 作曲:寺田一郎 編曲:岩田雅之)
    デビュー前にTVやコンサートで披露されていた曲。披露当初はポップな楽曲であったが、後にピアノ伴奏によるバラードに大幅にアレンジ変更された。タイアップは無し。
  6. DISTANCE
    (作詞:山本英美 作曲:MARK DAVIS 編曲:CHOKKAKU コーラスアレンジ:岩田雅之)
    CDデビュー前から頻繁に披露された。堂本光一主演フジテレビ系スペシャルドラマ「艶姿!ナニワの光三郎七変化」主題歌。
  7. ひとりじゃない
    (作詞:森浩美 作曲:MARK DAVIS 編曲:船山基紀)
    堂本剛ソロ曲。こちらはソロ曲として、先に堂本剛自らが主演を務めた『金田一少年の事件簿 第1シーズン』(1995年)の主題歌になっていた。タイアップでのオンエアから約2年越しでのCD化である。ボーカルは改めてレコーディングされているが、DVD(もしくはVHS)「金田一少年の事件簿 学園七不思議殺人事件」に1995年当時の音源がSPECIAL PRESENTSとしてフルコーラスで収録されている。
    「金田一少年の事件簿」の原作版「人喰い研究所(ラボ)殺人事件」では、主人公の金田一一が同曲をカラオケで歌うシーンが収められている。
  8. あの娘はSo Fine
    (作詞:相田毅 作曲:谷本新 編曲:CHOKKAKU コーラスアレンジ:西司)
    このアルバムのために書き下ろされた新曲。現在でもコンサートでは歌われることが多い曲。
  9. FRIENDS
    (作詞:森浩美 作曲:羽場仁志 編曲:船山基紀)
    2人の主演ドラマ、TBS系ドラマ「若葉のころ」(1996年)主題歌。96年時点で歌詞がすべて完成しており、テレビやコンサートでは2番のサビも披露された。
  10. たよりにしてまっせ
    (作詞:吉田みなを / 村雨まさを 作曲:服部良一 編曲:岩田雅之)
    KinKi Kids名義では唯一となるカバー曲。1956年笠置シヅ子の楽曲を、テンポ良くヒップホップ調にアレンジしたものである。CDデビュー前に出演したテレビ番組や行われたコンサートで最も歌われていた曲だったが、当初本人達は「他の曲とアレンジが違い、アルバム全体のバランスが崩れる」という理由で収録するのをためらったが、「今まで応援してくれたファンが、1番思い入れのある曲だし、その感謝の意味もこめて」ということで、収録されることとなった。ボーカルは改めてレコーディングされている。

出版者 1,3,5,6,8:ジャニーズ出版、2,4,7:日本テレビ音楽株式会社&ジャニーズ出版、9:日音&ジャニーズ出版 、10:吉田みなを&村雨まさを