高柳光希

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たかやなぎ こうき
高柳 光希
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 静岡県浜松市
生年月日 (1998-06-17) 1998年6月17日(25歳)
身長 177cm
最終学歴 立命館大学情報理工学部
勤務局 TBSテレビ
部署 総合編成本部 アナウンスセンター[1]
活動期間 2021年 -
ジャンル スポーツ
公式サイト 高柳光希
担当番組・活動
備考
「活動期間」はTBSテレビアナウンサーとしての期間だが、2024年1月からの4ヶ月間は、事業投資戦略局事業投資戦略部での研修に伴って活動を休止している。血液型はO型。

高柳 光希(たかやなぎ こうき、1998年平成10年〉6月17日[2] - )は、TBSテレビアナウンサー[3]

来歴[編集]

静岡県浜松市の出身[2]で、浜松開誠館高校から立命館大学の情報理工学部へ進学[4]。大学で学士(工学)学位を取得した[注 1]後に、2021年4月1日付で、アナウンサーとしてTBSテレビに入社した。同期入社のアナウンサーは、小沢光葵佐々木舞音

入社後は、テレビで情報系の番組(『THE TIME'』『ひるおび』)や定時ニュースを主に担当しているほか、小沢・佐々木と共にスポーツアナウンサーとしても活動。入社2年目に当たる2022年度には、2022年の7月改編から月曜日の午後 - 夕方帯にTBSラジオで「ニュースデスク」、2023年の1月から『Nスタ』(土曜以外の曜日の夕方にテレビで放送される報道・情報番組)で金曜日の「ニュースプレゼンター」に抜擢されている。

なお、2024年には1月の第1週にニューイヤー駅伝テレビ中継での実況や定時ニュースを担当していたが、翌週(8日)からアナウンス業務を4ヶ月間休止。「個人的に学びたいことがある」との理由からTBSテレビの「社内留学制度」を活用したことに伴って、事業投資戦略局内の事業投資戦略部[注 2][5]で研修などに臨んでいた[6]。「社内留学」を4月26日(金曜日)で満了したことに伴って、翌週から『Nスタ』の木・金曜分などでアナウンス業務を再開する予定。

人物[編集]

身長177cm。足のサイズは26.5cm[動画 1]血液型はO型。

スポーツ歴は、水泳体操ソフトボール野球陸上競技

立命館大学への在学中には、陸上競技部に所属。棒高跳びで4m80cmという自己最高記録を残した[2][7]。2023年7月7日(金曜日)の『Nスタ』では、同期の部員(女子部の部長)だった田中佑美(日本トップクラスの女子100メートルハードル走選手)[注 3]を「ゲキ推しさん」(ニュースプレゼンターとして16時台に進行しているコーナー)で取り上げるとともに、TBSテレビのアナウンサーになってから初めて田中を取材した映像が放送された。

TBSテレビへの入社後から短距離走に取り組み始めたところ、100m走で最速11秒17のタイムを記録している。また、日本陸上競技連盟からB級の審判員に認定[2]。さらに、50mの距離を逆立ちで歩くことや、バク宙などを特技に挙げている[3]

好きなテレビ番組は『SASUKE[3]。TBSテレビへの入社が内定した時期から、アナウンサーとして実況するのではなく、「選手」として出場することを熱望していた。現に、正式入社後の2021年から、以下のように参加している。

  • 2021年には、年末の第39回大会開催に向けたタレントオーディションに参加。ステージごとの分析とエリアごとの攻略法をまとめたリポートを提出するなど、ステージの完全制覇に向けて強い意欲を示した[7]ところ、入社1年目にして合格に至った[注 4]。TBSの現役アナウンサーからの出場は、入社時の先輩だった国山ハセン2022年12月31日付で退社)が在職中に第32回大会(2016年)へ出場して以来5年振りだが、オーディション経由での参加は初めて[8]。72番のゼッケンを付けて臨んだ本番では。スタート台で名前を紹介された際にバク宙を披露したものの、1stステージの第2エリア・ローリングヒルの下り部分でリタイアを余儀なくされた[動画 2]
  • 2022年の第40回記念大会には、3923番のゼッケンを付けて出場。しかし、1stステージ[注 5]の最終エリア・2連そり立つ壁の2枚目の頂上に手を掛けられずタイムアップ。ちなみに、『Nスタ』金曜日のニュースプレゼンター就任初日(2023年1月6日)には、このエピソードを自己紹介(16時台前半の「第0部」で放送)に盛り込んでいる。
  • 2023年の第41回大会では、49番のゼッケンを付けて出場。しかし、1stステージ[注 6]の新エリア・ツインダイヤの1個目から2個目への飛び移りに失敗して落水する形でリタイア。

出演番組[編集]

2024年には、前述した「社内留学」に伴って、担当番組への出演を1月の第2週から4月末まで見合わせている[6]

現在[編集]

テレビ[編集]

  • ひるおび
    • JNN NEWS』キャスター
      • 水曜日13時台:2021年10月13日 - 2023年9月27日
        • 当初は小沢との隔週交代、2022年4月6日からは毎週担当。金曜日にも13時台を担当することがあった。
      • 月・火曜日11時台:2023年10月2日 -
    • 月曜日午前枠のプレゼンター(2022年7月4日 - 2023年9月25日)
  • TBS NEWS(2022年4月 - )
  • Nスタ(平日版のニュースプレゼンター)
    • 金曜日担当:2023年1月6日 -
      • 起用時点での年齢は24歳6ヶ月で、(総合司会を含めた)この時点における平日版の現職キャスター陣では最年少。
    • 木曜日担当:2023年3月30日 -
      • 木・金曜日とも、TBSテレビと一部のネット局で17時台に放送される「歩いて発見!すたすた中継」(担当曜日の増加と同時に始まったコーナー)において、関東地方(TBSの放送対象地域)の中継先から出演する場合がある。この場合には、JNN全国ニュースなどのスタジオパートに登場しない。ちなみに、2023年アジア競技大会開幕前日の9月22日(金曜日)には、大会のPRを兼ねて、開催地の杭州市内から「すたすた中継」向けにリポートを担当。
  • ラヴィット!(9時台の『JNN NEWS』キャスター)
    • 水曜日担当:2023年4月5日 - 2023年9月27日
    • 月曜日担当:2023年10月2日 - 2023年12月
    • 木曜日担当:2023年10月5日 - 2023年12月
      • 2023年8月以降は、本編の企画にも、以下のように随時出演している。
        • 2023年8月18日(金曜日):「夏SASUKE2023 in赤坂サカス」(赤坂サカス内の広場で当時開催していたイベント)のコースを利用した「ラヴィット!SASUKE王決定戦」に参加。
        • 2023年8月29日(火曜日):レギュラーアナウンサーの田村真子(アシスタント)・佐々木(本来は木曜日のロケ企画や『JNN NEWS』の金曜分に出演)および、本編の企画へ頻繁に登場している赤荻歩南波雅俊両アナウンサーと揃って、本編のオープニングパートに登場。「きょうはなんのひ?」(谷口智則が描き下ろした番組オリジナルの絵本)の群読を、スタジオ(『Nスタ』と共用しているTBS放送センター内のNスタジオ)からの生放送で披露した。
  • 中居正広の金曜日のスマイルたちへ(不定期)
    • 2023年5月から、料理関連のロケ企画で進行を担当。

ラジオ[編集]

過去[編集]

テレビ[編集]

  • お笑いの日2021(2021年10月2日) - 新人アナウンサーとしてのお披露目を兼ねて、小沢・佐々木と揃って出演。
  • TBS秋の新番組プレゼン祭(2021年10月3日)
  • THE TIME'(木曜日進行キャスター、2021年10月7日 - 2022年9月29日)
    • 後続番組の『THE TIME,』にも、冒頭の30分間(5:20 - 5:50)のみ出演していた。
  • 報道特集(スポーツキャスター、2021年10月9日 - 2023年3月25日)
  • ゴゴスマ -GO GO!Smile!-(水曜日ニュースキャスター、CBCテレビ制作、2021年10月13日 - 2023年9月27日)
    • 当時担当していた『ひるおび』13時台のニュースに続いての出演で、当初は小沢との隔週交代、2022年4月6日からは毎週担当。
  • S☆1
    • 土曜版ニュースキャスター(2022年4月2日 - 2023年3月25日) - 『報道特集』に続いて出演
    • 日曜版メインキャスター代理(2022年7月31日)- メインキャスター・石井大裕の夏季休暇に伴う担当
  • SASUKE
    • 第39回大会(2021年12月28日)・第40回記念大会(2022年12月27日) - 「選手」として登場

ラジオ[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 立命館大学学位規程第3条。
  2. ^ 先輩アナウンサーの出水麻衣も、アナウンス業務と並行しながら2023年から在籍。
  3. ^ 放送の翌月(2023年8月)に開催の世界陸上ブダペスト大会で、この種目に日本代表選手の1人として出場。
  4. ^ 同期入社の小沢もタレントオーディションに参加していたが、高柳と揃っての合格には至らなかった。
  5. ^ 杉山真也熊崎風斗近藤夏子に見届けられながらの挑戦で、競技の実況を南波雅俊(いずれも先輩アナウンサー)が担当。
  6. ^ 杉山・近藤のほか、同期の2人(同大会からリポーターを担当している佐々木、高柳の挑戦を見届けるために応援に駆け付けた小沢)にも見守られながらの挑戦で、競技の実況は熊崎が担当。
  7. ^ この大会では、同期入社の小沢も世界陸上中継の実況に初めて参加。男子やり投げ予選の中継(「Paraviコーナー」でも動画のライブ配信を実施)で実況を任されていたが、高柳と違ってブダペストへ派遣されている。

動画[編集]

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]