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2020年2月15日 (土) 05:10時点における版

豊浦駅
駅舎(2008年10月)
とようら
Toyoura
H43 大岸 (8.4 km)
(5.4 km) 洞爺 H41
地図
所在地 北海道虻田郡豊浦町字旭町
北緯42度34分48.99秒 東経140度42分55.34秒 / 北緯42.5802750度 東経140.7153722度 / 42.5802750; 140.7153722 (豊浦駅)
駅番号 H42
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 室蘭本線
キロ程 36.1 km(長万部起点)
電報略号 ヨラ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
開業年月日 1928年昭和3年)9月10日
備考 簡易委託駅
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豊浦駅(とようらえき)は、北海道虻田郡豊浦町字旭町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線である。駅番号H42電報略号ヨラ。かつては急行「ちとせ」が発着していた。豊浦町の代表駅で中心にも近い。

歴史

1976年の豊浦駅と周囲約1km範囲。右下が東室蘭方面。島式ホーム2面4線。駅舎横長万部側の貨物ホームへ2本の引込み線を有している。駅裏副本線、駅舎横貨物ホームにそれぞれ貨車が留置されている。駅裏側の島式ホームは、複線化した折に増設されたため、幅が狭い。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

所在町名より。旧駅名「弁辺(旧字体で「辨邊」とも表記)」も改称以前の町名に由来する[1][4]

駅構造

単式ホーム島式ホーム複合型の2面3線を有する地上駅。駅舎側から1、2、3番線で、1、2番線が島式ホームとなっている。互いのホーム及び駅舎は跨線橋で連絡している。1番線が長万部方面、3番線が東室蘭室蘭方面、2番線は当駅折り返しの列車、又は列車の待避に使われる。3番線の単式ホームもかつては島式であったが、外側の線は1983年(昭和58年)時点で側線扱いで[5]、のち1993年(平成5年)時点で既に長万部方の転轍機及び線路が途中まで撤去され完全な側線となっていた[6]。ほかに1番線側に長万部方から分岐した側線を1本有していた。

洞爺駅管理の簡易委託駅となっている。駅内の喫茶店にて総販券(室蘭方面:洞爺駅、伊達紋別駅、東室蘭駅。長万部方面:小幌駅)を発売している。営業時間は平日の8:30~17:00で、土日祝日は休みである。駅舎は線路の西側(海側、東室蘭・岩見沢方面に向かって右側)に位置し、開業当初の駅舎は改築され円形状カーテンウォールの外壁を有する個性的で近代的な[2]駅舎となっている。地区の集会所との合築となっており、1階には手造りパンも販売する喫茶軽食堂が入居している[2]。また駅舎内にトイレを有する。この駅舎はホームに接していないため、島式ホームが2本並んでいるように見える[5]。跨線橋兼東西自由通路は駅の東室蘭・岩見沢方に位置する。西側の駅舎、1・2番線ホーム、3番線ホーム、駅東側を繋げる。駅東側から直接(駅舎経由せず)ホームへ行ける。

なお、長万部行の列車の一部に、後ろの車両を切り離す列車がある。切り離した車両は東室蘭駅方面に折り返す形の運行となっている。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1 室蘭本線 上り 長万部方面
2 下り 東室蘭・室蘭方面 待避線・当駅折り返し
3

利用状況

  • 1981年度の1日乗降客数は90人[5]
  • 1992年度の1日乗降客数は516人[6]

駅周辺

国道からやや離れているため、駅周辺は閑散としている。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
室蘭本線
大岸駅 (H43) - *豊泉駅 - 豊浦駅 (H42) - 洞爺駅 (H41)
*打消線は廃駅

脚注

  1. ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、65頁。ASIN B000J9RBUY 
  2. ^ a b c 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)140ページより。
  3. ^ “JR北海道 7駅のホーム延伸”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2004年4月12日) 
  4. ^ アイヌ語地名リスト ツキサ~トヨコ P81-90P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年11月24日閲覧。
  5. ^ a b c 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)74ページより。
  6. ^ a b 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)82-83ページより。

関連項目

外部リンク