湘南音祭

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湘南音祭(しょうなんおとまつり)は、毎年6月または7月に神奈川県藤沢市江の島湘南港特設野外ステージにて開催されていた、野外ロック・フェスティバルである。

企画したのはロックバンド山嵐

概要[編集]

地元湘南出身アーティスト山嵐の「地元湘南を盛り上げたい」「海や緑が多く残る湘南から自然の大切さを訴えたい」という強烈な想いを起点とし、賛同するアーティストやファンによって支えられている音楽フェスティバル。

2005年にプロジェクトがスタートしてから、湘南・江の島での開催を実現すべく、『Vol.0』『Vol.0.5』『Vol.0.9』と少しずつ歩みを進める。

その実績と湘南開催にかける熱い想いが地元関係者、地元住民の方々にも伝わり、2007年には企画当初からの悲願であった湘南・江の島にて『湘南音祭 Vol.1』開催が実現。2008年、2009年は江の島での2日間開催を実現した。

2010年には、『湘南音祭』の主宰者山嵐と、毎年レギュラー出演するほど親交の深いDragon AshKjRIZEJESSEが熱くマイクを回し、初期衝動に立ち返ったようにお互いの言葉をぶつけ合う最強のミクスチャーソング『fellowship ~湘南音祭のテーマ』が完成。各着うたサイトやiTunesで配信されている他、山嵐のアルバム「YAMABIKO」に収録されている。

2011年の東日本大震災以降は、開催会場が海岸に面しているということもあり湘南・江の島での開催を見合わせているが、2013年の『横浜BLITZ THE FINAL』のMC内で、主宰者の山嵐メンバー自身から江の島開催を目指す発言もあった。

このイベントはロックバンドが主宰する野外ロック・フェスティバルの先駆けとして数々のアーティストからも支持されている。

また、フェスを通じて環境問題にも興味を向けて欲しいという考えから、『湘南音祭ビーチクリーン』と題して江の島でビーチクリーンを実施。山嵐のメンバーも清掃に参加をする他、アコースティックライブを行っている。

2013年の『湘南音祭 横浜BLITZ THE FINAL』をもって、8年の歴史に幕を下ろした。

歴史[編集]

湘南音祭Vol.0[編集]

会場:横浜BLITZ

出演アーティスト[編集]

2005年5月28日(土)

湘南音祭Vol.0.5[編集]

会場:川崎CLUB CITTA'

出演アーティスト[編集]

2005年12月22日(木)

湘南音祭Vol.0.9[編集]

会場:横浜八景島シーパラダイスマリーナヤード 特設野外ステージ

出演アーティスト[編集]

2006年7月9日(日)

湘南音祭Vol.1[編集]

出演アーティスト[編集]

2007年6月30日(土) 江の島・湘南港・特設野外ステージ 2007年7月3日(土) 横浜・新港埠頭・特設野外ステージ

湘南音祭Vol.2[編集]

会場:江の島・湘南港・特設野外ステージ

出演アーティスト[編集]

2008年6月28日(土) 2008年6月29日(日)

湘南音祭Vol.3[編集]

会場:江の島・湘南港・特設野外ステージ

出演アーティスト[編集]

2009年7月4日(土) 2009年7月5日(日)

湘南音祭Vol.4[編集]

会場:江の島・湘南港・特設野外ステージ

出演アーティスト[編集]

2010年7月3日(土)

湘南音祭Vol.4.5[編集]

会場:横浜BLITZ

出演アーティスト[編集]

2012年10月27日(土)

湘南音祭 横浜BLITZ THE FINAL[編集]

会場:横浜BLITZ

出演アーティスト[編集]

2013年9月14日(土)

外部リンク[編集]