氷川竜介

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氷川 竜介
(ひかわ りゅうすけ)
Ryusuke Hikawa cropped Hideaki Anno and Ryusuke Hikawa 20141030 4.jpg
ペンネーム 中谷 達也(なかたに たつや)
ロト
誕生 1958年
日本の旗 兵庫県姫路市
職業 フリーライター編集者
アニメーション研究家
言語 日本語
教育 工学士東京工業大学
最終学歴 東京工業大学工学部卒業
主題 評論、論説
代表作 『20年目のザンボット3』(1997年
『フィルムとしてのガンダム』(2002年
処女作 ライターとしては
月刊OUT』での執筆(1977年
公式サイト 氷川竜介のホームページ
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氷川 竜介(ひかわ りゅうすけ、1958年 - )は、日本フリーライター編集者アニメーション研究家。別名義に中谷達也ロト明治大学大学院国際日本学研究科客員教授

概要[編集]

兵庫県姫路市出身のフリーライター編集者アニメーション研究家である。東京工業大学工学部電気電子工学科卒業。別名義として「中谷達也」を用いることもある。また、パソコン通信においてはハンドルネームとして「ロト」を用いており、その名議を用いた著作もある。アニメーション、および、特撮分野をメインに、技術的見地からの分析を得意とする。代表的な著作としては、単著として『20年目のザンボット3』、『フィルムとしてのガンダム』などが知られている[1]

来歴[編集]

生い立ち[編集]

1975年の高校在学中に、竹内博主導により結成された特撮研究団体「怪獣倶楽部」に参加する。メンバーには中島紳介安井ひさし原口智生徳木吉春聖咲奇西脇博光金田益美開田裕治池田憲章などがいた。

1977年の大学在学中に、『宇宙戦艦ヤマト』ファンクラブ「ヤマト・アソシエイション」会長を務めた事がきっかけで、当時のアニメブームを受けて創刊されたばかりのアニメ雑誌の制作スタッフにアルバイトとして参加する。業界は草創期であり、プロフェッショナルの専業ライターがおらず、ファンが職業として活動するのに格好の舞台となっていた。みのり書房発行の「月刊OUT」『宇宙戦艦ヤマト』特集号の執筆を手始めに、特撮作品のムック本ではライターとカメラマンを兼任し、一方でキングレコードにも在籍して『機動戦士ガンダム』など、日本サンライズ(現・サンライズ)作品のサウンドトラック等の構成を行う。他にもアニメ雑誌「アニメック」に中谷達也名義での執筆、講談社発行の『機動戦士ガンダム』関連の出版物の編集等を行う。

会社員時代[編集]

大学卒業後は電気系メーカーに就職し、会社員生活を送る一方で、商用パソコン通信ニフティサーブでアニメジャンルのフォーラムに参加する。ここで「ロト」なるハンドルネームでの書き込みの内容の濃さに注目が集まり、一目置かれる存在となる。これが作家の岡田斗司夫の目に止まり、岡田が講師を務めていた東京大学で講演が実施されるなど、活動を再開するきっかけとなった。その後、1997年に富野由悠季監督のテレビアニメ『無敵超人ザンボット3』にスポットをあてた初の著書『20年目のザンボット3』氷川竜介名義でに刊行して、本格的に業界に復帰した。

専業ライターとして[編集]

2014年10月30日第27回東京国際映画祭の「庵野秀明の世界」にて庵野秀明(左)と

2001年にはメーカーを退職し、専業ライターとして、雑誌、ムック本、レーザーディスクDVDなどの解説書の編集や執筆、単行本を出版するなどして活躍の場を拡げている。2004年から不定期放映されているトーク番組『BSアニメ夜話』ではアニメ制作向けの技術解説を務めている。初登場時には金田伊功作画への思いを語り、最も繰り返し観たOP作品が『銀河旋風ブライガー』だと話している。ラジオ分野にも進出し、2007年9月7日超!A&G+開局以降、『アニメ文化通信』『超!A&G+ナビ』『アニスキ!』などで、「論説委員」としてアニメ作品の解説を担当している。

2014年には明治大学大学院国際日本学研究科の客員教授に就任した[2]。また、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の審査委員主査や[3]東京アニメアワードフェスティバルの実行委員[4]、吉祥寺アニメーション映画祭の審査員など[5]、さまざまな役職も務めている。

著作[編集]

単著[編集]

共著[編集]

編纂[編集]

監修、解説、寄稿、等[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 「主な著書・論文」『氷川 竜介 | 明治大学明治大学
  2. ^ 「氷川竜介」『氷川 竜介 | 明治大学明治大学
  3. ^ 氷川竜介「映像表現のさらなる進化と発展を求めて」『氷川 竜介 | 審査講評 | アニメーション部門 | 第16回 2012年 | 文化庁メディア芸術祭 歴代受賞作品文化庁
  4. ^ 「TAAF2014実行委員」『TAAF2014実行委員 | 東京アニメアワードフェスティバル2015』東京アニメアワードフェスティバル実行委員会。
  5. ^ 「審査員紹介」『吉祥寺アニメーション映画祭』吉祥寺ウエルカムキャンペーン委員会。

外部リンク[編集]