富士6時間レース

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富士6時間レース
FIA 世界耐久選手権
開催地 富士スピードウェイ
初開催 2012年
耐久時間 6時間

富士6時間レース(ふじろくじかんレース)とは、FIA 世界耐久選手権(WEC)の1戦として、富士スピードウェイにて行われている耐久レースである。

概要[編集]

新生・FIA 世界耐久選手権(WEC)の1戦として、開催初年度の2012年から日本の富士スピードウェイで6時間レースが開催された。富士での世界選手権は2008年のF1日本GP以来4年ぶり、耐久レースの世界選手権としては1988年のWEC-JAPAN以来24年ぶりの開催となった。日本においてもSWC時代の1992年鈴鹿1000km以来20年ぶりの開催となった。

2013年は、決勝日は朝から悪天候でセーフティカーランでスタート、結局3度の赤旗提示でレースらしいレースが行われないまま16周で成立、優勝は中嶋組のトヨタとなった。

2020年、2021年は、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となった[1]

なお富士6時間レースは1982年のWEC-JAPAN、1990年から97年までN1耐久レースとしても開催されている。

レース結果[編集]

開催年 開催日 開催地 シリーズ名 レース形態 優勝 PP 出走 観衆
# ドライバー - 周回数 / 車種 # ドライバー - タイム / 車種
2012年 10月14日 富士 WEC 6時間 7 233周 / トヨタ・TS030 HYBRID 7 日本の旗 中嶋一貴
1分27秒499 / トヨタ・TS030 HYBRID
27 32,000
2013年 10月20日 富士 WEC 6時間 7 16周 / トヨタ・TS030 HYBRID 1 1分26秒577 / アウディ・R18e-tronクアトロ 29 23,700
2014年 10月12日 富士 WEC 6時間 8 236周 / トヨタ・TS040 HYBRID 8
  • イギリスの旗 アンソニー・デビッドソン
  • スイスの旗 セバスチャン・ブエミ
1分26秒886 / トヨタ・TS040 HYBRID
27 32,000
2015年 10月11日 富士 WEC 6時間 17 216周 / ポルシェ・919ハイブリッド 18 1分22秒763 / ポルシェ・919ハイブリッド 31 32,000
2016年 10月16日 富士 WEC 6時間 6 244周 / トヨタ・TS050 HYBRID 8 1分35秒160 / アウディ・R18 32 32,700
2017年 10月15日 富士 WEC 6時間 8 113周 / トヨタ・TS050 HYBRID 2 1分23秒570 / ポルシェ・919ハイブリッド 26 32,000
2018年 10月14日 富士 WEC 6時間 7 230周 / トヨタ・TS050 HYBRID 8
1分23秒648 / トヨタ・TS050 HYBRID
34 32,000
2019年 10月6日 富士 WEC 6時間 8
232周 / トヨタ・TS050 HYBRID
8
1分25秒013 / トヨタ・TS050 HYBRID
30 27,500
2022年 9月11日 富士 WEC 6時間 8
232周 / トヨタ・GR010 HYBRID
7 1分29秒234 / トヨタ・GR010 HYBRID 36 24,500[2]
2023年 9月10日 富士 WEC 6時間 7 229周 / トヨタ・GR010 HYBRID 7 1分27秒794 / トヨタ・GR010 HYBRID 36 33,600

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]