北斗の拳 (対戦型格闘ゲーム)
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『北斗の拳』(ほくとのけん)は、2005年12月6日に稼動開始したセガ(開発当初はサミー)のアーケードゲーム。ジャンルは2D対戦型格闘ゲーム。開発は『GUILTY GEARシリーズ』で知られるアークシステムワークス。使用基板は「ATOMISWAVE」。開発当初はサミーが販売する予定だったため、その名残として、純正の筐体がイーグレットIII(タイトー)であり、インストカードなどの付属アクセサリ類もイーグレットIIIでの使用を前提に設計されている。
2007年3月29日にプレイステーション2への移植版が『北斗の拳 〜審判の双蒼星 拳豪列伝〜』のタイトルで発売された。2008年2月28日には廉価版を発売。
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[編集] 概要
漫画『北斗の拳』を原作としており、キャラクターはアニメ版の『1』に登場している人物のみである。
登場キャラクターの数は10人で、近年の対戦型格闘ゲームとしては少ない部類に入る。ゲーム独自のストーリー展開は無く(原作を意識したキャラクター同士の掛け合いはある)ラスボスは全員共通でラオウ(キャラクター名は「拳王」)で、エンディングも全員共通でラオウの最期の場面である。
稼動から間もなくして、連続技に組み込める一撃必殺技によって破格の即死度を持つことや、全10キャラクター中でも2位以下を突き放す強さを持つトキの存在などが明らかになり、対戦ツールとしては完成度不足として敬遠された。しかし一部のプレイヤーによって攻略が進行し、実用的な様々な連続技が開発され、最終的にはバグを利用した永久コンボが全キャラクターで発見された。多彩なキャラクター性能や「ブースト」などの豊富なシステムによって相手に攻めていくゲームである。
対戦型格闘ゲームの大会「闘劇'06」の競技タイトルに選ばれた。翌年は種目から外されるも、「闘劇'08」のシングル戦でエントリーが決まった。
[編集] システム
操作体系は1レバー+5ボタン(攻撃ボタン4+ブーストボタン1、攻撃ボタンはパンチ・キックそれぞれに弱・強がある)で、システムも同社の『GUILTY GEARシリーズ』と類似性がある。
- ジャンプ
- 空中に移動する動作。レイのみ3回可能で、他のキャラクターは2回可能である。
- 空中ダッシュ
- ジャンプした後に前後どちらかに移動できる。
- 挑発
- 相手を挑発する動作。使用すると相手のオーラゲージとブーストゲージが1本増加する。レバーを入れるかボタンを押してキャンセルできる。ジャギのみ特殊な動作が加わり、持っている銃を捨てる。これにより銃を使う技が使えなくなるが、銃が捨ててある位置でのみ出せる技がある。
- ダッシュ
- 前方に走る。ハート様にはない。
- バックステップ
- 後ろに飛び退く。飛び退きの動作中は無敵。ラオウにはないが、代わりに軸を移動する避け動作をとる。
- 投げ
- 通常投げ。マミヤにはない。
- ブースト
- 特殊ボタンに割り当てられたもので、高速で前方に移動する。技をキャンセルできるため、通常は繋がらない技も連続攻撃にできる。3本まで溜められるブーストゲージを消費する。ハート様は使用できないためブーストゲージも存在しないが、バニシングストライクで相手をはじき飛ばしたときなど、特定の状況ではブースト同様に高速で前進する。
- 究極奥義
- いわゆる超必殺技。2本まで溜められるオーラゲージを1本(技によっては2本)消費する。技によっては相手の北斗七星ゲージ(後述)を削るものもある。
- 北斗七星ゲージ
- このゲームは体力ゲージの他に北斗七星ゲージというものが存在する。これは七つのランプから成るものであり、特定の行動(特定の究極奥義や後述するバニシングストライク等)を取ることで相手の北斗七星ゲージを削ることが出来る。全てなくなった場合ランプの点灯は全て消え、代わりにその脇に死兆星が輝く。この状態で特定のコマンドを入力すると、一撃必殺奥義を使用することが出来る。また、ラウンドをまたぐと星が1つずつ回復する。
- 一撃必殺奥義
- 相手の北斗七星ゲージが空になり死兆星が点灯してる時にのみ使用可能。ケンシロウの北斗百裂拳、トキの北斗有情破顔拳などそれぞれの最大奥義を繰り出し、相手に攻撃する。ヒットした場合はそのラウンドのそれまでのゲーム内容に関わらず、即ラウンド勝利となる。このゲームの特長とも言うべきシステム。ほとんどがコンボから組み込むことが出来、またコンボ途中で相手の星を削る行動を織り込むことも可能なため、星が2つあってもコンボが決まってしまえば即負けてしまう、などということがとてもよく起こる。発動時、BGMが「愛を取り戻せ」のノンボーカルアレンジになる。
- 掴み投げ
- しゃがんでいる相手には決まらないが、決まれば星を1個削れる特殊な投げ。失敗モーションがある。トキとマミヤにはない。ハート様に限り、しゃがんでいる相手も投げられる。
- グレイヴシュート
- 相手を上空に浮かせる攻撃。その後レバー上方向による特殊なジャンプで連続攻撃できる。そのジャンプ中に必殺技を入れると星を1個削る。ハート様にはない。一部キャラクターの技にもこれと同様の性質が備わっているものがある(レイの「南斗虎破龍」やサウザーの近距離立ち強パンチなど。ハート様もタメしゃがみ強パンチや弱「アースクラッシュ」で代用できる)。ジャギのグレイヴシュートは下段ガードできない。
- バニシングストライク
- 相手を前方に吹っ飛ばす攻撃。攻撃が決まったときはレバー進行方向で自動的にブーストでき、追撃のチャンスが生まれる。この際のブーストは通常よりブーストゲージの消費が少ない。星を1個削る。ボタン押しっぱなしで溜めることが可能で、最大まで溜めるとガード不能攻撃になる。
- ヘヴィーストライク
- ガード不能攻撃。地上で攻撃が決まったときはよろけが発生し、星を1個削る。
- アジリティーディフェンス
- 相手の技を引きつけてのガード。ガード硬直時間の軽減などの恩恵に与れる。
- オーラガード
- ゲージを使って発動するガード。必殺技による体力の削りダメージが無くなる、空中で地上技をガードできる、などの効果がある。ただし、オーラガードをもってしてもガードできない攻撃も存在する。
- ガードキャンセル
- ガード中にオーラゲージを使用して硬直をキャンセルし攻撃できる。ユダとハート様は一部の必殺技でも可能で、通常のガードキャンセルよりオーラゲージの消費が少ない。
- よろけキャンセル
- ヘヴィーストライクを食らったときなどに発生するよろけ(行動不能な状態)を解消する。オーラゲージを消費する。
- 特殊起き上がり
- 起き上がりの速さを調節できる。地面に落下した際にレバーを上方向に入力すると早く起き上がり、下に入力すると遅く起き上がる。
- 世紀末体力ゲージ
- ダメージを受けても地上にいる場合は、回復可能な分は徐々に体力が回復する。
- ガードゲージ
- 特定のキャラクターの組み合わせによっては「ガードゲージ」が表示される。通常ガードを行うごとにゲージが減少し、空になるとガードクラッシュが発生し一定時間無防備になってしまう。また、ジャギの下段ガードはガードゲージが表示されないものの全ての相手に対しガードクラッシュが発生する。
[編集] 登場キャラクター
キャラクターの声優はケンシロウとレイを除きTVアニメ版と同じ。
- ケンシロウ [Kenshiro]
- 声 - 河本邦弘
- 北斗四兄弟の末弟にして、一子相伝の暗殺拳「北斗神拳」の正当伝承者。諸事情のため声優はアニメ版で声を演じた神谷明ではない。飛び道具や対空技などが揃っており、2D対戦型格闘ゲームにおけるスタンダードなキャラクターに仕上がってはいるが、コンボのバリエーションも多く、奥深いキャラクターである。勝利演出にはリン(声 - 倖月美和)とバット(声 - 恒松あゆみ)が登場するパターンがある。
- 究極奥義:天破活殺
- 7ヒットする闘気のビームを放つ。原作でサウザーに使った技。
- 究極奥義:無想転生
- 発動するとブーストゲージの右上に闘気が表示され、攻撃がヒットする直前に相手側にレバーを入れると相手の攻撃を受け流して裏に回る。7回まで使用可能だが、究極奥義、一撃必殺奥義、ヘヴィーストライクは受け止められない。
- 究極奥義:北斗残悔拳
- 相手に向かい逆さになりジャンプし、原作通り相手のこめかみあたりを両手の親指で突く。ヒットするとカウントが表示され3秒(ゲーム内に表示されるタイマーは3秒であるが、そのタイマーが0になるには実際は20秒かかる)経つと強制的にKOになる。
- 一撃必殺奥義:北斗百裂拳
- ハイキックを繰り出し、当たるとケンシロウが筋肉で服を破り捨て「拳の連打→蹴りの連打」という流れの演出に移行。必ずヒット数が100になる。演出こそ違うが、原作でZEED(アニメではカーネルやウイグル獄長も)を倒した技。
- ラオウ [Raoh]
- 声 - 内海賢二
- 北斗四兄弟の長兄で、ケンシロウの義兄。移動速度が遅い上「拳王は決して退かぬ!」という性格上、バックステップを使用できない(歩いて下がったり、後方への空中ダッシュは可能)。攻撃力の高さと多彩なコンボでその欠点を補う、初~中級者向けのキャラクター。デフォルトのカラーは漫画版のもので、アニメ版のものも別カラーで存在する。
- 釵
- 釵で相手と自分の足を串刺しにする。ここから屈み弱パンチがつながり、さらにまた釵へと繋げることが可能なため理論上ゲージ消費無しでの永久コンボとなる。ただし高精度の目押しが必要な上非常に複雑なコンボを状況によって使い分けなければならない。
- 究極奥義:無想転生
- ケンシロウと同じく、相手の攻撃を受け流して裏に回る技。
- 究極奥義:天将奔烈
- 前方へ踏み込みつつ、両手から闘気を放出する飛び道具技。
- 究極奥義:秘孔新血愁
- 上に向かいマントを投げ、相手にヒットするとマントが被さって秘孔を突く。原作でレイに使用した技である。トキの北斗砕破拳と同じく空中ではオーラガードも不能な技。
- 一撃必殺奥義:北斗滅天把
- 闘気を発した後、背後にクレーターができる程の拳で相手を殴る。原作のラオウ編ラストで、ケンシロウと打ち合った全霊の拳。
- 拳王[Kenoh]
- CPU戦の最終ステージに登場する、ボス仕様のラオウ。見た目的には通常のラオウと同じだが、戦闘開始前のイントロに闘気(オーラ)が出ている演出が追加、技の一部が強化され、必殺技である北斗剛掌波が究極奥義として使用可能になっている。またある条件が満たされていると、体力と北斗七星ゲージを全回復し、タイムも元に戻る。それに加え、回復演出中は攻撃が当てられず、終了時には数秒間の無敵時間がある。最終ラウンドを迎えると、アニメのオープニング主題歌である「愛をとりもどせ!!」が流れる。
- アーケード版ではプレイヤーキャラクターとして使えないが、プレイステーション2版ではヒストリーモードをコンプリートすると使えるようになる。
- 究極奥義:北斗剛掌破
- 攻撃範囲が大きくなり、威力も上がった北斗剛掌破の強化技。地上、空中の両方の位置で使用可能。
- トキ [Toki]
- 声 - 土師孝也
- 北斗四兄弟の次兄で、ケンシロウの義兄。原作では病により継承者争いから脱落した人物だが、このゲームでは攻撃力・気絶値が低い反面、格闘ゲーム史においても他に類を見ないほど高性能の移動技「北斗夢想流舞」を基点とした驚異的な攻めが可能なために最強キャラクターとなっている。「闘劇'06」決勝大会において全参加者中44%がトキを使用しており、優勝キャラクターでもある。「闘劇'08」でも37%が使用し、準優勝キャラクターだった。
- 北斗夢想流舞
- 目にも留まらぬ速度で移動する技。入力内容により10方向へ移動可能。トキがたびたび使用する原作の柔拳の動きである。
- 究極奥義:北斗砕覇拳
- 相手に強力なアッパーを喰らわせる。原作では刹活孔を突いた直後ラオウに放った技。空中ガード不可。
- 究極奥義:北斗有情断迅拳
- 相手に向かって突進し、直続攻撃を決める。原作でサウザー配下の部隊を一瞬にして全滅させた技。
- 究極奥義:秘孔・刹活孔(自分)
- 自分に秘孔を突くとゲージが表示され、消えるまで北斗砕覇拳の威力がアップし、必殺技「天翔百裂拳」「北斗翔輪脚」「北斗破流掌」「北斗酔舞撃」のヒット時に星を1個奪えるようになる。ただし使用している間、自分の体力が回復しなくなる。
- 究極奥義:秘孔・刹活孔(相手)
- 攻撃範囲は小さいがヒットすると相手の星を2個奪い、一定時間体力を回復できなくする。発生が非常に早く、無敵時間がある上に終了後の隙がほとんどない。
- 一撃必殺奥義:北斗有情破顔拳
- 原作でトキの初登場シーンにおいて、拳王配下の敵を闘気によって秘孔を突いて倒した技。原作と違って鎖に繋がれてはいないが、原作再現で技を繰り出す時には座ってあぐらをかく。発生は遅いものの、一瞬で画面端まで届くビームのような長い当たり判定と長い判定の持続でダウン追い討ちでもしっかりヒットする。
- ジャギ [Jagi]
- 声 - 戸谷公次
- 北斗四兄弟の三兄で、ケンシロウの義兄。原作中の台詞がそのまま技名になっている「俺の名前を言ってみろ」は実際に「名前をクイズ形式で答えさせる」という、作中のシーンを再現したユニークな究極奥義。また、シンに対してのみ使用できる究極奥義「今は悪魔が微笑む時代なんだ」がある。稼働初期からほぼずっと最弱キャラクターの座に居座る本作不動の弱キャラクターであり、使用人口の少ないキャラクターの一人である。なお、稼動開始からほどなくして担当声優の戸谷が逝去したため、本作は戸谷がジャギを担当した最後の作品となった。
- 究極奥義:今は悪魔が微笑む時代なんだ
- 相手キャラクターがシンの場合のみ使用可能な専用技。コマンドが成立すると星を1個奪い、シン側のブーストゲージとオーラゲージを減少させていく。
- 究極奥義:俺の名を言ってみろ
- ゲージを2本使用する掴み技。コマンドが成立すると3択クイズが始まる。名前を間違えた場合は攻撃をし、コマンドを入力しての追加攻撃が可能。ただし追加攻撃は銃を使う(原作で大男をショック死させたシーンの再現)ため、挑発により銃を捨てていると追加入力は出来ない。追加攻撃はもう一度3択クイズが出て、再び間違えるとその場で気絶状態になる。いずれも正解を選ぶとその場で終了する。
- 究極奥義:まだまだ読みが甘いわ
- ポリタンクを取り出して片手で大きく振りかぶり、前方に大量のガソリンをばら撒く。必殺技の「ガソリン」と区別して「超ガソリン」と呼ばれている。ガソリン自体に当たり判定がある他、相手に当たればヒット・ガード問わず相手にガソリンが付着し、命中しなかった分は一定時間地面に付着して残る。相手に付着したガソリンは必殺技の「マッチ」や「ショットガン」で着火可能。地面に付着したガソリンは通常の必殺技の「ガソリン」で撒いた物と同様に「マッチ」や燃えている状態のキャラクターの接触で点火可能。
- 究極奥義:北斗羅漢撃
- 相手に向かって突きを乱舞しながら突進する。原作でケンシロウに放ったがかすりもせず、軽くあしらわれた技。カウンターヒットさせれば星を2個奪う。発生が非常に早くジャギの切り返しの要だが、動作終了時にバテ動作があり大きな隙が生じる。追加入力で攻撃ボタンを押すと原作通り含み針を発射し、これによりバテ動作の隙を軽減することができる。含み針はボタンによって上中下の3方向に発射できる。
- 一撃必殺奥義:フフ…この時を待っていたのだ
- 燃料タンクに飛び乗り、燃料を撒き散らして火をつける。地面から左右に炎上してくる炎がヒットすると一撃必殺が発動。なお、発動前にガソリンを撒いておけばそこに火柱が立つ。
- シン [Shin]
- 声 - 古川登志夫
- 南斗六聖拳の一つ「南斗弧鷲拳」の伝承者で、ケンシロウの宿敵。稼動初期はコマンド投げや小足から星を奪いつつ一撃必殺奥義まで繋げるコンボが注目を浴び、最強キャラクターとして扱われた。全キャラクターの研究が進んだ現在では、相対的に地位が下がっていき下位キャラクターとして扱われるようになる。
- 究極奥義:お前の拳では死なん!
- 自分の死兆星が点灯している場合に使用可能。自殺技で、発動すると相手と反対方向に歩いていき、指を指した後シンが飛び降りるカットインが現れる。次のラウンドでは北斗七星ゲージが全て回復する(FATAL KO扱いのため)。発動後かなりの間無敵状態にはならないので、歩いている最中に攻撃されると発動失敗になる。原作でケンシロウに敗北後にとった行動の再現。
- 究極奥義:南斗雷震掌
- 斜め上に衝撃波を出す技。
- 究極奥義:南斗千首龍撃
- 相手の目の前まで前進し手刀を繰り出す技。
- 一撃必殺奥義:南斗翔鷲屠脚
- 真上に飛びながら蹴り上げる。これ自体ではKOにならず、その後兵士達が出現して相手を抑え、原作でケンシロウの胸に7つの傷をつけたシーンを再現する。
- レイ [Rei]
- 声 - 千葉一伸
- 南斗六聖拳の一つ「南斗水鳥拳」の伝承者。塩沢兼人の代役として千葉一伸が起用された。デフォルトのカラーはアニメ版のものだが、漫画版のものも別カラーで用意されている。トキ以外のキャラクターの内では抜きん出た強さを誇るキャラクターの一人である。ユダやマミヤに対してのみ、一撃必殺奥義でKOすると特殊な演出が入る。
- 究極奥義:空舞燕離斬
- 空中で真横に前進し、ヒットすると相手をロックして攻撃を繰り出す。
- 究極奥義:南斗凄気網波
- 無数の真空波で相手を切り裂く技。
- 究極奥義:断己相殺拳
- 無数の真空波を発射する必殺技「飛燕流舞」の溜め技版。
- 一撃必殺奥義:飛翔白麗
- 原作でレイが最後に使用し、ユダを倒した技。この技をユダに当てると、原作通りの演出がその後に入りKOとなる。マミヤをこの技で倒すと(全く違うシーンだが)原作通り服を全て切り裂いてしまう。
- ユダ [Juda]
- 声 - 島田敏
- 南斗六聖拳の一つ「南斗紅鶴拳」の伝承者。必殺技は部下であるコマク(声 - 千葉繁)やダガール(声 - 屋良有作)を呼び出して攻撃させるものがほとんどで、専用のゲージを消費する。トキともある程度まともに戦えるなど非常に性能の高いキャラクターなのだが、部下のゲージが無い状態では通常投げすらできない等クセが強く、非常に扱いが難しい。
- 究極奥義:ダム決壊
- コマクがダイナマイトを投げた後、ダムが破壊されてユダの後ろ側から水流が流れてくる。その演出中にユダの部下が岩に被さりながら突進してくる。
- 究極奥義:南斗鷹爪破斬
- ユダが指を前に出した後、上から下に指を振り落とし衝撃波を相手に当てる。
- 一撃必殺奥義:血粧嘴
- 原作ではレイの「飛翔白麗」によって日の目を見ることのなかった技。飛び道具を放って相手の防御を封じ、突撃する技となっている。
- サウザー [Thouther]
- 声 - 銀河万丈
- 南斗六聖拳のひとつ「南斗鳳凰拳」の伝承者。ケンシロウの「北斗残悔拳」の3カウントによる一撃KOが通用しないという特殊能力を持つが、他の北斗神拳の技は効果がある。豊富な飛び道具を盾に息をも吐かせぬ怒濤の攻めが可能だが、防御力はマミヤ並みに低く設定されている。
- 究極奥義:彷翔十字鳳
- 地上と空中の2種類がある。地上では逆立ちの状態で相手を蹴り上げ、空中に飛んで斜め方向に突進する。空中では蹴り上げず、そのまま斜めに突進する。
- 究極奥義:聖帝十字稜
- 発動すると相手の頭上に石碑を降らせ、地上にいる相手にヒットさせると矢が放たれ潰される演出が入る。追加入力するとサウザーが槍を投げ、さらにもう1個星を奪う(ただしオーラゲージも追加で1本消費する)。
- 究極奥義:鳳凰呼闘塊天
- 発動するとブーストゲージの上にゲージが出現し、ゲージが消えるまでサウザーの移動・攻撃の各種動作がスピードアップする他、コンボ補正が特殊なものになる。
- 一撃必殺奥義:天翔十字鳳
- バク転のようにして蹴りを放ちつつ後ろに飛び上がり、聖帝十字陵に乗り、鳳凰を象った闘気を相手にぶつける、原作とは少々違う技になっている。
- ハート様 [Mr. Heart]
- 声 - 飯塚昭三
- 拳法殺しの肉体を持つシンの部下。「様」までがキャラクター名として扱われており、ゲーム中においても呼称は「ハート様」「Mr. Heart」である。ダッシュとブーストが不可能で機動力は最低クラスだが、原作のイメージ通りの当身技が使える他、一部の技にスーパーアーマーが付いており、攻撃力と防御性能は申し分ない。また、究極奥義「いてえよ〜!!」で常にダッシュ状態になり、使用中限定の技が使える。アーケード版ではケンシロウの「北斗百裂拳」でKOされるとあの断末魔を叫ぶが、プレイステーション2版ではセリフが変更されている。
- 究極奥義:ハートのA
- 掴み技。相手を掴むと空中に投げ、落ちてきたところを頭突きをする。
- 究極奥義:拳法殺し
- 発動するとハート様の部下が無数の棍棒をハート様目掛けて投げつけ、それを相手に向かって跳ね返す。数秒後に残った棍棒が上から降ってくる。
- 究極奥義:いてえよ〜!!
- 発動すると背景に「いてえよ〜!!」の文字が出現して専用のゲージが現れ、ゲージが無くなるまで専用の必殺技が使用可能になる。この間は常に走り状態になりガード不能になるが、全ての行動にスーパーアーマーが付く。
- 一撃必殺奥義:超いてえよ〜!!
- 掴み技。失敗すると転んでしまう。後方からシンが羽を飛ばし、ハート様に血を見せ、スペード(声 - 米田直嗣)、クラブ、ダイヤ(声 - 西本理一)のKINGのメンバーたちのカットインが入った後、相手に思い切り張り手をする。
- マミヤ [Mamiya]
- 声 - 藤田淑子
- 村を守るために戦う女戦士。強パンチや一部の必殺技で専用のゲージ(それぞれ別)を消費する(特定の必殺技で回復が可能)。本作での唯一の女性キャラクターであり、レイの一撃必殺奥義でKOされる原作の再現で服を切り刻まれるというサービスシーンも。
- 究極奥義:バイク
- 発動すると、マミヤがバイクに乗って登場。突進、ウィリー、ジャンプが使える。バイクを相手に当て続けると徐々にバイクが点滅していき、数秒後に爆発してしまう。この爆発は相手にも自分にも当たるが、爆発前にバイクを相手に投げつければ、自分へのダメージは回避できる。
- 究極奥義:バインドトリック
- ヨーヨーを前方に投げる。ヒットすると相手を縛りつけて上空に打ち上げ、自動的にジャンプで追いかける。
- 一撃必殺奥義:さようなら…
- 瓶が出現し、それをボウガンで射つと瓶が割れ、中に入っているカプセルが飛び散る。飛び散ったカプセルが相手に当たると一撃必殺成立となるが、ボウガンの残弾が残っている状態でないとそもそも瓶が割れないため一撃が成功しない。相手に関わらずKOが成立すると原作でレイが最後を迎えたシーンの再現で家が燃えるシーンが始まり、かつ相手がレイならばそのシーン中に空にレイの顔のカットインが入る。
[編集] プレイステーション2版移植について
セガの開発陣によると、家庭用移植の予定はなかったが、アーケードユーザーや原作ファンの要望により家庭用移植が決まったとしている。セガの公式では「全く違和感なくプレイできる」と表記されているが、移植ミスや変更などが発見されている。
- ユダ
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- 究極奥義「ダム決壊」、必殺技の「スタンプ・ザ・UD」発動時にコマクが登場する位置がAC版では目の前だが、一歩前にずれている。
- 空中の特殊技の発生位置の変更。
- イントロ(対戦前のキャラクター同士の会話シーン)のユダの音声が再生されず、移植ミスのためダガールのみが一瞬だけ喋り終了する。しかし、ユダ一人で会話するイントロは問題なく再生される。
- コマクとダガールの音声がAC版と比べ、比較的遅くなっている。そのため、ダガールの突進では声が遅く最後まで再生されずに途中で途切れる。
- サウザー
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- 究極奥義「鳳凰呼闘塊天」発動後に表示されるゲージの消費量が多く変更されている。そのため、一定の技を使用すると4秒ほどで終了してしまう。
- ハート様
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- ケンシロウの一撃必殺奥義によるK.O時のセリフの変更。
- その他
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- 一撃必殺奥義発動後に流れるBGMがまれに音飛びが起こる。
- 音声がAC版と比べて音がこもっている。
- ヘリポート(ジャギステージ)、聖帝十字陵(サウザーステージ)のBGMの一部を変更。
- レイの南斗撃星嚇舞を利用したバグ、シンのグレイブシュートと南斗千手斬を利用した無敵付加バグが起こらないよう修正。
- キャラクターのエフェクトスプライトのピンク色の背景色の透明化が正しく処理できなくなった場合に起こるバグ。
上記の点の他にグレイブシュートを利用した空中で地上の技が使用できるバグや、ベクトル反転バグは通常家庭用版、後に出た廉価版でも、これらの問題は修正されていない。
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
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