京橋グランシャトービル
京橋グランシャトービル(きょうばしぐらんしゃとーびる)は、大阪市都島区にある総合レジャービルである。その奇抜な外観と深夜を中心に放映される特異なCMによって関西一円に知られる。林商事株式会社が運営している。
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[編集] ビルおよびフロア構成
西洋の古城を模した外壁が黄色に塗られたビルである。グランシャトーとはフランス語の「大きな城」を意味し、公募で名付けられている。
- 華城飯店(中華料理)
- サウナグランシャトー(サウナ)
- カラオケうたっちゃえ(カラオケ)
- ナイトクラブ香蘭(キャバレー)
- ゲームポイントシャトーEX(ゲームセンター)
- パチンコグランシャトー(1F・パチンコ)
- シャトー会館(地下1F・パチンコ)
香蘭は現在では数少なくなった70年代スタイルのキャバレーである。また「ゲームポイントシャトーEX」ではしばしばロケテストが行われる。
[編集] 歴史
1971年(昭和46年)オープン。台湾出身の実業家である林宗恩が建設した。
現地にはかつて京阪京橋駅があり、現在のグランシャトービルの北にある道路が線路敷だった(1969年に京橋駅-野江駅間の高架化に合わせ移転)。
[編集] テレビCM
当ビルの名を高めたのは、開業以来、深夜帯を中心に放映されている同社のテレビCMである。
「♪京橋は…」で始まり、店の前でもエンドレスで流されている大阪弁のCMソングは、聴く者に極めて強烈な印象を与え続けている。「オレたちひょうきん族」で明石家さんまらがネタにしたため、近畿一円に留まらず全国的に著名になった。
作曲者はキダ・タロー、或いはキャバレー香蘭専属バンドのバンマスなど諸説あるが、キダ本人は明確に認めておらず、朝日新聞大阪版などは「作曲者不詳」としている。
グランシャトーの名を高めたのは、1980年代末頃まで放映されていた、佐藤B作似の素人中年男性がグランシャトービルで楽しむものである。1971年に撮影されたものとされるが、その後20年ほどにわたって撮り直しなく放映され続けたことから、街の雰囲気や人々の服装などが放映末期には非常に時代遅れとなっていった。しかし、それがかえって、視聴者の心をつかむこととなった。また、その男性と同社従業員と思われる女性が共演する等身大宇宙人物などが制作されていた。
ローカルタレントのリリアンが経営していた北新地のニューハーフクラブ「マダム・リリアン」を林社長が訪れ、意気投合したのを契機に、1990年代以降はリリアンがイメージキャラクターを務めるようになり、
- 浦島太郎編
- シマウマ編(サウナ)
- カラオケ編(リリアン出演なし)
- カップル編
- インド人 → 中国人編(シャトー飯店)
- 花魁篇(シャトー飯店)
- ちんどん屋編
などの被り物バージョンが矢継ぎ早に制作された。
これらの中で異様さにおいて際立つのが、15秒/30秒バージョンが併存する浦島太郎編である。15秒バージョンは30秒バージョンを単に倍速で早送りしただけというチープさで、類例を見ない。
現在は梨田昌孝が出演している映画予告風のバージョン(大阪近鉄バファローズ監督退任後、北海道日本ハムファイターズ監督就任までの間に制作されたものであるが、日本ハム監督在任中も放映された)も存在し、もちろんCMの最後にはお約束のようにリリアンが登場する。
神戸の独立UHF局・サンテレビでは、土曜深夜0:55に同社提供の「あすのお天気」が放映されている(1988年までは、開業間もない1971年頃のフィルム映像に、手書き風テロップが重ねられていた)。現在放映中の映像は、1989年にビデオで撮影し直した物である。
[編集] ラジオCM
- 過去にラジオ関西で毎日21時50分台のローカルニュース時に、「チャームホステス募集中」のフレーズが印象的なキャバレー香蘭のラジオCMが、1日1度だけ放送されていた。
- また、ラジオ大阪、MBSラジオでも平日昼間に上記とは違うパターンのラジオCMを放送している。